経済学

科目基礎情報

学校 沼津工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 経済学
科目番号 2018-281 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 電子制御工学科 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 『マンキュー入門経済学』[第2版](東洋経済新報社、2014年)
担当教員 佐藤 崇徳,平田 陽一郎,大橋 正則

到達目標

・経済学の基本的な考え方を理解し、経済学の用語やモデルを適切に用いることができる。
・私たちが生活している社会と経済との関わりについて、ほかの受講生と協力して調べ、その成果をグループで発表することができる。
・受講生による発表を相互に聴講することを通して社会と経済との関わりについて考察し、小レポートをまとめることができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1□経済学の基本的な考え方を理解し、経済学の用語やモデルを適切に用いて経済事象を説明することができる。□経済学の基本的な考え方を理解し、経済学の用語やモデルを適切に用いることができる。□経済学の基本的な考え方を理解し、経済学の用語やモデルを適切に用いることができない。
評価項目2□私たちが生活している社会と経済との関わりについて、ほかの受講生と協力して十分に調べ、その成果を分かりやすく興味を惹くよう構成して、グループで発表することができる。□私たちが生活している社会と経済との関わりについて、ほかの受講生と協力して調べ、その成果をグループで発表することができる。□私たちが生活している社会と経済との関わりについて、ほかの受講生と協力して調べ、その成果をグループで発表することができない。
評価項目3□受講生による発表を相互に聴講することを通して社会と経済との関わりについて考察し、しっかりした内容・分量の小レポートをまとめることができる。□受講生による発表を相互に聴講することを通して社会と経済との関わりについて考察し、小レポートをまとめることができる。□受講生による発表を相互に聴講することを通して社会と経済との関わりについて考察し、小レポートをまとめることができない。

学科の到達目標項目との関係

【本校学習・教育目標(本科のみ)】 1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
本講義では、私たちが生活している社会を経済学的視点から分析する方法を学ぶ。
授業の進め方・方法:
授業期間の前半は、経済学の基本的な考え方(とくにミクロ経済学)について講義を行う。受講生は事前に教科書の該当部分を読んで予習してくることが求められる。
授業期間の後半は、社会と経済との関わりについて受講生がグループ単位で調べて発表をおこない、それを相互に聴講して小レポートを執筆する学習活動を取り入れる。
注意点:
1.試験や課題レポート等はJABEE 、大学評価・学位授与機構、文部科学省の教育実施検査に使用することがあります。
2.授業参観される教員は当該授業が行われる少なくとも1週間前に教科目担当教員へ連絡してください。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 オリエンテーション 授業の進め方と経済学を学ぶ意味について理解することができる。
2週 経済学の考え方(1) 20世紀末~現代の経済学者マンキューが提唱する経済学の10大“原理”を理解することができる。
3週 経済学の考え方(2) 生産可能性フロンティア、フロー循環図、相互依存と交易などの基礎的な経済学の枠組みを理解することができる。
4週 ミクロ経済学(1) 市場における需要と供給の作用を理解することができる。
5週 ミクロ経済学(2) 需要、供給、および政府の政策について経済学的な枠組みを理解することができる。
6週 ミクロ経済学(3) 消費者、生産者、市場の効率性を理解することができる。
7週 前半のふりかえり(課題演習) 課題演習により経済学の基本的な考え方およびミクロ経済学についての自己の理解度を認識することができる。
8週 後半ガイダンスおよび発表テーマ決め 後半の授業のすすめ方を理解し、授業に積極的に取り組むことができる。
2ndQ
9週 グループ発表に向けた調査・討議 課題発表に向けてグループ内で話し合いをし、発表の方向性、準備の進め方を策定できる。
10週 発表(1)「流通・貿易と経済」 流通・貿易について経済の観点からとらえ、そこにおける現状や課題を理解することができる。
11週 発表(2)「地域と経済」 地域について経済の観点からとらえ、そこにおける現状や課題を理解することができる。
12週 発表(3)「エネルギー問題と経済」 エネルギー問題について経済の観点からとらえ、そこにおける現状や課題を理解することができる。
13週 発表(4)「少子高齢化と経済」 少子高齢化について経済の観点からとらえ、そこにおける現状や課題を理解することができる。
14週 発表(5)「生活と経済」 生活について経済の観点からとらえ、そこにおける現状や課題を理解することができる。
15週 発表(6)「自然環境と経済」 自然環境について経済の観点からとらえ、そこにおける現状や課題を理解することができる。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

小レポート発表課題合計
総合評価割合603010100
基礎的能力603010100
専門的能力0000
分野横断的能力0000