日本語

科目基礎情報

学校 沼津工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 日本語
科目番号 2018-288 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電子制御工学科 対象学年 5
開設期 通年 週時間数 1
教科書/教材 大学・大学院留学生の日本語 ⑤漢字・語彙編、進学のための面接設問集、他
担当教員 (教養科 非常勤講師),高澤 啓子

到達目標

講義や研究発表、学習活動に必要な日本語を聞いて正確に理解し、聞いたことをまとめ、適切な対応が出来る。
知識として得た日本語を実際に使用してレポートを書いたり、コミュニケーションが出来る。  
理系の教科書の読解、講義の聴講、実験・実習を円滑に行うことが出来る。理系の分野の論理的で明快な科学技術日本語と、アカデミックな日本語、日常生活の中で使われる日本語の違いを理解出来る。
「日本(人・社会)」という異文化を理解しカルチャーショックを克服出来る。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1日本語を聞いて、適切な対応ができる日本語を聞いて対応ができる日本語を聞いて対応ができない
評価項目2日本語を使用して、しっかりとしたレポート作成やコミュニケーションがとれる日本語を使用して、レポート作成やコミュニケーションがとれる日本語を使用して、レポート作成やコミュニケーションがとれない
評価項目3専門分野に関する日本語をしっかりと理解し、文化的な相違をしっかりと理解できる専門分野に関する日本語を理解し、文化的な相違を理解できる専門分野に関する日本語を理解できず、文化的な相違も理解できない

学科の到達目標項目との関係

【本校学習・教育目標(本科のみ)】 4 説明 閉じる

教育方法等

概要:
日本での留学生活を送る上で必要なコミュニケーション能力と、日本の高等教育機関で学習研究活動を行うために必要な日本語能力を養う。日本語で表現されていることを理解し、情報同士の関係を理解し、理解した情報を活用して論理的に妥当な解釈を導く能力を養う。基本的に日本語能力試験N1レベルの日本語(および一部英語)で授業を実施する。
授業の進め方・方法:
前期・後期(試験50%, 課題・提出物30%, 出席・授業態度20%)学年末評価(前期40%, 後期40%, 選択課題20%)
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 オリエンテーション、面接 授業概要、課題、評価基準等の説明。地震と防災について。進学・奨学金応募のための面接練習
2週 面接 進学・奨学金応募のための面接練習
3週 面接 進学・奨学金応募のための面接練習
4週 面接 進学・奨学金応募のための面接練習
5週 面接 進学・奨学金応募のための面接練習
6週 面接 進学・奨学金応募のための面接練習
7週 大学・大学院留学生の日本語⑤漢字語彙編 31課 論文の中で「数値」に関して用いられる語彙が理解出来る。
8週 大学・大学院留学生の日本語⑤漢字語彙編 31課 論文の中で「数値」に関して用いられる語彙が使える。序数詞が正しく使える。
2ndQ
9週 大学・大学院留学生の日本語⑤漢字語彙編 32課 論文の中で「図表」の説明に用いられる語彙が理解出来る。
10週 大学・大学院留学生の日本語⑤漢字語彙編 32課 論文の中で「図表」の説明に用いられる語彙が使える。
11週 大学・大学院留学生の日本語⑤漢字語彙編 33課 論文の中で「結果・考察」の部分で用いられる語彙が理解出来る。
12週 大学・大学院留学生の日本語⑤漢字語彙編 33課 論文の中で「結果・考察」の部分で用いられる語彙が理解出来る。
13週 大学・大学院留学生の日本語⑤漢字語彙編 34課 論文の中で「結果・考察」の部分で用いられる語彙が使える。
14週 大学・大学院留学生の日本語⑤漢字語彙編 34課 論文の中で「結果・考察」の部分で用いられる語彙が使える。
15週 大学・大学院留学生の日本語⑤漢字語彙編 35課 論文の中でよく用いられる「修飾語」が理解出来る。
16週
後期
3rdQ
1週 大学・大学院留学生の日本語⑤漢字語彙編 35課 論文の中でよく用いられる「修飾語」が使いこなせる。
2週 大学・大学院留学生の日本語⑤漢字語彙編 36課 対義語、対義語を組み合わせた熟語が読める。
3週 テーマ学習2 高専祭に参加する。高専祭に来場した日本人に、母国について流暢な日本語で出来る。
4週 テーマ学習2 高専祭に参加する。高専祭に来場した日本人に、母国について流暢な日本語で出来る。
5週 大学・大学院留学生の日本語⑤漢字語彙編 36課 対義語、対義語を組み合わせた熟語が使える。
6週 大学・大学院留学生の日本語⑤漢字語彙編 37課 形容詞の対義語、反対語が理解出来る。
7週 大学・大学院留学生の日本語⑤漢字語彙編 37課 形容詞の対義語、反対語が理解出来る。
8週 大学・大学院留学生の日本語⑤漢字語彙編 38課 同訓の漢字の意味の違いが理解出来る。
4thQ
9週 大学・大学院留学生の日本語⑤漢字語彙編 38課 同訓の漢字の語彙を正しく使える。
10週 大学・大学院留学生の日本語⑤漢字語彙編 39課 形成文字と同音異義語が理解出来る。
11週 大学・大学院留学生の日本語⑤漢字語彙編 39課 形成文字の読み方が類推できる。
12週 大学・大学院留学生の日本語⑤漢字語彙編 40課 和語と漢語の違いを理解する。
13週 大学・大学院留学生の日本語⑤漢字語彙編 40課 和語と漢語の使い分けができる。
14週 まとまった文章を書く練習 事実と意見を書き分けることができる。
15週 まとまった文章を書く練習 引用と主張を書き分けることができる。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験課題・提出物相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合503002000100
基礎的能力30300200080
専門的能力200000020
分野横断的能力0000000