到達目標
近現代史を学ぶことによって、今日の世界を理解する力を身につけ、問題解決の方向を探る歴史的見方を養うことができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 近現代史を学ぶことによって、今日の世界を理解する力を身につけ、問題解決の方向を探る歴史的見方を養うことがよくできる。 | 近現代史を学ぶことによって、今日の世界を理解する力を身につけ、問題解決の方向を探る歴史的見方を養うことができる。 | 近現代史を学ぶことによって、今日の世界を理解する力を身につけ、問題解決の方向を探る歴史的見方を養うことができない。 |
学科の到達目標項目との関係
【本校学習・教育目標(本科のみ)】 1
説明
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教育方法等
概要:
近代ヨーロッパの始まりと発展、帝国主義時代における世界分割とアジア諸国の民族運動、二つの世界大戦に至った原因とその経過、戦後の世界情勢について学ぶ
授業の進め方・方法:
現代世界で起きている動きと関連付けながら、近代以降の世界の歴史を学ぶ
注意点:
1.試験や課題レポート等は、JABEE 、大学評価・学位授与機構、文部科学省の教育実施検査に使用することがあります。
2.授業参観される教員は当該授業が行われる少なくとも1週間前に教科目担当教員へ連絡してください。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス |
近現代史を学ぶために必要な地理の基礎を理解できる
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2週 |
近代ヨーロッパ世界の形成(1) |
大航海時代がなぜ生じ、その後の世界にどんな影響を与えたかを説明できる
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3週 |
近代ヨーロッパ世界の形成(2) |
ヨーロッパ近代の始まりとなるルネサンスと宗教改革の概要を理解しその意義を説明できる
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4週 |
近代ヨーロッパ世界の形成(3) |
オランダの独立、イギリスの海外進出、フランスの宗教内乱、三十年戦争を通じてヨーロッパの主権国家体制が成立したことを理解できる
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5週 |
近代ヨーロッパ世界の形成(4) |
オランダの独立、イギリスの海外進出、フランスの宗教内乱、三十年戦争を通じてヨーロッパの主権国家体制が成立したことを理解できる
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6週 |
近代ヨーロッパ世界の展開(1) |
近代化を遂げたヨーロッパの主権国家が世界を一体化していく過程について、その概要を説明できる きる。
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7週 |
近代ヨーロッパ世界の展開(2) |
近代化を遂げたヨーロッパの主権国家が世界を一体化していく過程について、その概要を説明できる きる。
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8週 |
近代ヨーロッパ世界の展開(3) |
近代化を遂げたヨーロッパの主権国家が世界を一体化していく過程について、その概要を説明できる きる。
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2ndQ |
9週 |
近代ヨーロッパ・アメリカ世界の成立(1) |
産業革命についてその概要を理解できる
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10週 |
近代ヨーロッパ・アメリカ世界の成立(2) |
アメリカ独立革命が近代民主政治の基本原理を表明して達成されたことを理解できる
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11週 |
近代ヨーロッパ・アメリカ世界の成立(3) |
フランス革命が近代国家と近代市民社会の重要な原理を提起するものであったことを理解できる
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12週 |
近代ヨーロッパ・アメリカ世界の成立(4) |
フランス革命が近代国家と近代市民社会の重要な原理を提起するものであったことを理解できる
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13週 |
欧米における近代国民国家の発展(1) |
ウィーン体制の成立と崩壊の過程を理解できる
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14週 |
欧米における近代国民国家の発展(2) |
ナショナリズムや自由主義的改革の動きを理解できる
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15週 |
欧米における近代国民国家の発展(3) |
クリミア戦争、ロシアの改革、ドイツとイタリアの統一などを通じてヨーロッパ諸国の再編が進んだことを理解できる
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16週 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
欧米における近代国民国家の発展(4) |
クリミア戦争、ロシアの改革、ドイツとイタリアの統一などを通じてヨーロッパ諸国の再編が進んだことを理解できる
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2週 |
欧米における近代国民国家の発展(5) |
南北戦争の概要を理解し、その後のアメリカが産業の急速な成長を遂げたことを説明できる
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3週 |
アジア諸地域の動揺(1) |
オスマン帝国支配の動揺と西アジア地域の変容を理解できる
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4週 |
アジア諸地域の動揺(2) |
西欧勢力の南アジア・東南アジアへの侵略および植民地化の過程を理解できる
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5週 |
アジア諸地域の動揺(3) |
19世紀後期以降の日本とアジア近隣諸国との関係について、その概要を説明できる
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6週 |
帝国主義とアジアの民族運動(1) |
帝国主義諸国の抗争と世界分割について説明できる
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7週 |
帝国主義とアジアの民族運動(2) |
中国の半植民地化とアジア諸国の民族運動について理解できる
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8週 |
二つの世界大戦(1) |
第一次世界大戦とそれに至る世界の動向について説明できる
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4thQ |
9週 |
二つの世界大戦(2) |
戦間期の歴史について理解し二度目の世界大戦に至った経緯を説明できる
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10週 |
二つの世界大戦(3) |
日本を含む第二次世界大戦の経緯と平和の意義について考察・説明できる
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11週 |
冷戦と第三世界の独立 |
戦後世界秩序の形成とアジア諸地域の独立について理解できる
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12週 |
冷戦から現代の世界へ(1) |
冷戦の激化と西欧・日本の経済復興について説明できる
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13週 |
冷戦から現代の世界へ(2) |
冷戦の終結に至る日本を含む世界の動向の概要を説明できる
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14週 |
冷戦から現代の世界へ(3) |
石油危機と世界経済の再編について理解できる
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15週 |
現在の世界 |
グローバリゼーションの進展について理解し、現代社会の諸問題について歴史的に考察・説明できる
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文・社会科学 | 社会 | 地理歴史的分野 | 近代化を遂げた欧米諸国が、19世紀に至るまでに、日本を含む世界を一体化していく過程について、その概要を説明できる。 | 3 | |
帝国主義諸国の抗争を経て二つの世界大戦に至る日本を含む世界の動向の概要を説明し、平和の意義について考察できる。 | 3 | |
第二次世界大戦後の冷戦の展開からその終結に至る日本を含む世界の動向の概要を説明し、そこで生じた諸問題を歴史的に考察できる。 | 3 | |
19世紀後期以降の日本とアジア近隣諸国との関係について、その概要を説明できる。 | 3 | |
公民的分野 | 自己が主体的に参画していく社会について、基本的人権や民主主義などの基本原理を理解し、基礎的な政治・法・経済のしくみを説明できる。 | 1 | |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 0 | 0 | 10 | 20 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 70 | 0 | 0 | 10 | 20 | 0 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |