概要:
・工業技術者として学習する動機付けを行うことを本授業の目的とする。
・前期は本科教員がそれぞれの専門や担当科目に関連する講義を行う。
・後期は電気回路の基礎を学び、実践的応用としてテスタを製作する。
授業の進め方・方法:
前期は電子制御工学科教員による各教員の講義を、要点をノートにまとめながら聴講する。プロジェクターで投影した講義資料の要点を短時間にまとめるトレーニングを行う。
後期は、アナログテスタキットの組み立てを行う。テスタ内部で使われている電気回路について学んだ後に、組み立てを行う。
注意点:
1.試験や課題レポート等は、JABEE 、大学評価・学位授与機構、文部科学省の教育実施検査に使用することがあります。
2.授業参観される教員は当該授業が行われる少なくとも1週間前に教科目担当教員へ連絡してください。
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
授業ガイダンス 授業の進め方、評価方法について説明する |
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2週 |
エンジニアとしてのキャリア形成について考える。本科卒業後の進路について、考える。 |
本科卒業後のキャリアデザインについて、記述できる。
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3週 |
電子制御工学科教員による研究紹介:生体信号によるロボット制御入門(大林) |
講義内容について話を聞きながらまとめることができる。
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4週 |
電子制御工学科教員による研究紹介:医療用ロボット研究の現状と課題(青木) |
講義内容について話を聞きながらまとめることができる。
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5週 |
電子制御工学科教員による研究紹介:電気自動車とモータ制御(大沼) |
講義内容について話を聞きながらまとめることができる。
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6週 |
電子制御工学科教員による研究紹介:ライフサイエンスと工学の関係(小谷) |
講義内容について話を聞きながらまとめることができる。
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7週 |
電子制御工学科教員による研究紹介:ノ陸上生態系の炭素循環(鈴木) |
講義内容について話を聞きながらまとめることができる。
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8週 |
中間試験返却と解説、身の回りにある電子機器で使われている技術について、学科の専門科目との関連を調べる。 |
身の回りにある電子機器で使われている技術について、学科の専門科目との関連をまとめることができる。
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2ndQ |
9週 |
電子制御工学科教員による研究紹介:流れの本質を探る~実験流体力学における計測技術~(大庭) |
講義内容について話を聞きながらまとめることができる。
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10週 |
電子制御工学科教員による研究紹介:振動工学の世界(鄭) |
講義内容について話を聞きながらまとめることができる。
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11週 |
電子制御工学科教員による研究紹介:電子材料の世界(遠山) |
講義内容について話を聞きながらまとめることができる。
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12週 |
電子制御工学科教員による研究紹介:色々なロボットについて(川上) |
講義内容について話を聞きながらまとめることができる。
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13週 |
電子制御工学科教員による研究紹介:組み込みシステムの世界(牛丸) |
講義内容について話を聞きながらまとめることができる。
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14週 |
電子制御工学科教員による研究紹介:流れ星と通信(長澤) |
講義内容について話を聞きながらまとめることができる。
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15週 |
身の回りで使われている技術と、学科の専門科目について調べたことを発表する |
調べたことをパワーポイントまたは紙資料にまとめて発表することができる
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16週 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
後期の内容についてガイダンス、電気回路の基礎 |
オームの法則を用いて、抵抗・電流・電圧を計算できる。 抵抗器のカラーコードを読むことができる。
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2週 |
電気回路の基礎 |
オームの法則を用いて、抵抗・電流・電圧を計算できる。 抵抗器のカラーコードを読むことができる。
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3週 |
電気回路の基礎 |
オームの法則を用いて、抵抗・電流・電圧を計算できる。 抵抗器のカラーコードを読むことができる。
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4週 |
電気回路の基礎 |
オームの法則を用いて、抵抗・電流・電圧を計算できる。 抵抗器のカラーコードを読むことができる。
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5週 |
電気回路の基礎 |
オームの法則を用いて、抵抗・電流・電圧を計算できる。 抵抗器のカラーコードを読むことができる。
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6週 |
電気回路の基礎 |
オームの法則を用いて、抵抗・電流・電圧を計算できる。 抵抗器のカラーコードを読むことができる。
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7週 |
電気回路の基礎 |
オームの法則を用いて、抵抗・電流・電圧を計算できる。 抵抗器のカラーコードを読むことができる。
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8週 |
アナログテスタの組み立て |
組み立て指示書に従い、適切な部品を適切な方法で組み付けることができる アナログテスタの値を読める 指示書に従って、アナログテスタの校正ができる
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4thQ |
9週 |
アナログテスタの組み立て |
組み立て指示書に従い、適切な部品を適切な方法で組み付けることができる アナログテスタの値を読める 指示書に従って、アナログテスタの校正ができる
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10週 |
アナログテスタの組み立て |
組み立て指示書に従い、適切な部品を適切な方法で組み付けることができる アナログテスタの値を読める 指示書に従って、アナログテスタの校正ができる
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11週 |
アナログテスタの組み立て |
組み立て指示書に従い、適切な部品を適切な方法で組み付けることができる アナログテスタの値を読める 指示書に従って、アナログテスタの校正ができる
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12週 |
アナログテスタの組み立て |
組み立て指示書に従い、適切な部品を適切な方法で組み付けることができる アナログテスタの値を読める 指示書に従って、アナログテスタの校正ができる
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13週 |
アナログテスタの組み立て |
組み立て指示書に従い、適切な部品を適切な方法で組み付けることができる アナログテスタの値を読める 指示書に従って、アナログテスタの校正ができる
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14週 |
アナログテスタの組み立て |
組み立て指示書に従い、適切な部品を適切な方法で組み付けることができる アナログテスタの値を読める 指示書に従って、アナログテスタの校正ができる
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15週 |
学年末試験の返却と解説、授業アンケート 製作したアナログテスタの校正結果を評価する |
アナログテスタの精度について適切な校正方法に従って校正を行うことができる
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16週 |
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 機械系分野 | 計測制御 | 計測の定義と種類を説明できる。 | 2 | |
電気・電子系分野 | 電気回路 | 電荷と電流、電圧を説明できる。 | 2 | |
オームの法則を説明し、電流・電圧・抵抗の計算ができる。 | 2 | |
合成抵抗や分圧・分流の考え方を用いて、直流回路の計算ができる。 | 2 | |
電子回路 | ダイオードの特徴を説明できる。 | 2 | |
計測 | 計測方法の分類(偏位法/零位法、直接測定/間接測定、アナログ計測/ディジタル計測)を説明できる。 | 1 | |
情報系分野 | その他の学習内容 | オームの法則、キルヒホッフの法則を利用し、直流回路の計算を行うことができる。 | 1 | |
分野別の工学実験・実習能力 | 電気・電子系分野【実験・実習能力】 | 電気・電子系【実験実習】 | 電圧・電流・電力などの電気諸量の測定が実践できる。 | 2 | |
抵抗・インピーダンスの測定が実践できる。 | 2 | |
分野横断的能力 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。 | 1 | |
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。 | 2 | |
態度・志向性(人間力) | 態度・志向性 | 態度・志向性 | 目標の実現に向けて計画ができる。 | 1 | |
目標の実現に向けて自らを律して行動できる。 | 1 | |
日常の生活における時間管理、健康管理、金銭管理などができる。 | 1 | |
技術が社会や自然に及ぼす影響や効果を認識し、技術者が社会に負っている責任を挙げることができる。 | 1 | |
自身の将来のありたい姿(キャリアデザイン)を明確化できる。 | 1 | |
その時々で自らの現状を認識し、将来のありたい姿に向かっていくために現状で必要な学習や活動を考えることができる。 | 1 | |
キャリアの実現に向かって卒業後も継続的に学習する必要性を認識している。 | 1 | |
これからのキャリアの中で、様々な困難があることを認識し、困難に直面したときの対処のありかた(一人で悩まない、優先すべきことを多面的に判断できるなど)を認識している。 | 1 | |