総合英語AⅠ

科目基礎情報

学校 沼津工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 総合英語AⅠ
科目番号 2018-394 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 電子制御工学科 対象学年 1
開設期 前期 週時間数 4
教科書/教材 『Revised BIG DIPPER English Communication I』『BIG DIPPER English Communication I ワークブック』『BIG DIPPER English Communication I ベーシックノート』『コーパス 3000』
担当教員 鈴木 久博

到達目標

教科書が扱う説明文や物語を読んで、概要を把握できる。
語・句・文における基本的な強勢と文のイントネーションや区切りを正しく理解して、聴き手に情報が正しく伝わる音読および発話ができる。
後期開講の総合英語BⅠとも通じてTOEIC Bridgeで130点以上を取る英語力を身につける。 また入学時よりもスコアを伸ばす。
英語で書かれた記事や物語などを積極的に読む意欲を養い、YL1.0 程度の難易度の英文であればwpm100程の速さで読み、内容の7割以上を理解する力をつける。
学習した文法や語彙を用いて自分の考えを易しい英文で表現することができる英語運用力を養う。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1□基本的語彙、語法、文法の理解をして、英文を正確に理解できる。□基本的語彙、語法、文法の理解をして、英文を概ね理解できる。□基本的語彙、語法、文法の理解が不十分で、英文を理解できない。
評価項目2□語・句・文における基本的な強勢と文のイントネーションや区切りを正しく理解して、聴き手に情報が正しく伝わる音読および発話が正確にできる。 □語・句・文における基本的な強勢と文のイントネーションや区切りを正しく理解して、聴き手に情報が正しく伝わる音読および発話が概ねできる。 □語・句・文における基本的な強勢と文のイントネーションや区切りを正しく理解して、聴き手に情報が正しく伝わる音読および発話ができない。
評価項目3□YL1.0 程度の多読用図書をwpm100程の速さで読んで内容の8割以上を理解できる。□YL1.0 程度の多読用図書をwpm100程の速さで読んで内容の7割以上を理解できる。□YL1.0 程度の多読用図書をwpm100程の速さで読んで内容の7割以上を理解できない。

学科の到達目標項目との関係

【本校学習・教育目標(本科のみ)】 4 説明 閉じる

教育方法等

概要:
中学3年生までの既習事項を土台にして、4技能を統合した英語力の向上を目指す。授業では、検定教科書の他、音声教材や多読、多聴教材を適宜使用していき、授業理解度は試験で判断する。授業では、教科書の読解、音読、筆写の他、単語テストを定期的に行い、そのテストの結果は成績評定の一部とする。また、英語の相互使用を確保し、学びを深めるために協同学習(ペア学習、グループ学習)も適宜取り入れ、協力して学び合う姿勢も英語コミュニケーション能力の一部として養成していくので、積極的な授業参加を求める。
授業の進め方・方法:
教科書を使って精読し、音読、音読筆写等を行って英語の定着をはかる。また、『ベーシックノート』を使って予習、『ワークブック』を使って復習をすることで、英語学習習慣の確立を図る。また、教科書だけでは英語に接する量が少ないことから、英語多読多聴を授業内で取り入れる。英語の発音、アクセント、イントネーションについても指導し、音声によるコミュニケーションを実践する英語力も養う。また、高校レベルの語彙を習得してもらうために、『コーパス3000』を使い、定期的に単語の小テストを行う。
注意点:
使用教材は同じであるが、授業担当者が3名いるため、状況(クラス毎の習熟度や、学習意欲・態度の差、授業担当者の授業方針等)によって進度やテスト範囲、課題が異なる場合がある。各授業担当者から指示を受けること。
『TOEIC Bridge公式ガイド&問題集』は、後期の授業で使用する予定であるが、自学自習で行っても構わない(その場合、テキストに直接書き込むのではなく、ノート等に行うこと)。なお、夏休みの課題としても用いることがある。『コーパス3000』は授業内小テスト用や夏休み課題用や自習用として使う予定である。なるべく分かりやすい授業を心がけるが、分からない箇所があれば、積極的に質問をすること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 第1回:ガイダンス
第2回:Lesson 1
本文内容の理解ができる
本文の意味を考えながら適切に音読できる
2週 第3回:Lesson 1
第4回:Lesson 1
本文内容の理解ができる
本文の意味を考えながら適切に音読できる
3週 第5回:Lesson 2
第6回:Lesson 2
本文内容の理解ができる
本文の意味を考えながら適切に音読できる
4週 第7回:Lesson 2
第8回:Lesson 2
本文内容の理解ができる
本文の意味を考えながら適切に音読できる
5週 第9回:Lesson 3
第10回:Lesson 3
本文内容の理解ができる
本文の意味を考えながら適切に音読できる
6週 第11回:Lesson 3
第12回:Lesson 3

本文内容の理解ができる
本文の意味を考えながら適切に音読できる
7週 第13回:Lesson 4
第14回:Lesson 4
本文内容の理解ができる
本文の意味を考えながら適切に音読できる
8週 第15回:Lesson 4
第16回:Lesson 4
本文内容の理解ができる
本文の意味を考えながら適切に音読できる
2ndQ
9週 第17回:Lesson 4
第18回:Lesson 5
本文内容の理解ができる
本文の意味を考えながら適切に音読できる
10週 第19回:Lesson 5
第20回:Lesson 5
本文内容の理解ができる
本文の意味を考えながら適切に音読できる
11週 第21回:Lesson 5
第22回:Lesson 6
本文内容の理解ができる
本文の意味を考えながら適切に音読できる
12週 第23回:Lesson 6
第24回:Lesson 6
本文内容の理解ができる
本文の意味を考えながら適切に音読できる
13週 第25回:Lesson 6
第26回:Lesson 7
本文内容の理解ができる
本文の意味を考えながら適切に音読できる
14週 第27回:Lesson 7
第28回:総復習
本文内容の理解ができる
本文の意味を考えながら適切に音読できる
15週 第29回:Lesson 7
第30回:Lesson 7
本文内容の理解ができる
本文の意味を考えながら適切に音読できる
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。2
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。1
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。1
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。1
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。1
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。2
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。1
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。1
英語運用能力向上のための学習関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。1

評価割合

試験課題テスト授業内小テストその他合計
総合評価割合6010201000100
基礎的能力6010201000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000