C言語基礎演習

科目基礎情報

学校 沼津工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 C言語基礎演習
科目番号 2020-314 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電子制御工学科 対象学年 3
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 やさしいC(第5版)、高橋麻奈著、SB Creative
担当教員 香川 真人

到達目標

1.C言語を学ぶ理由を説明できる。
2.C言語の基本的な文法を理解することができる。
3.学習した文法・アルゴリズムに基づくプログラムを作成できる。
4.作成したプログラムの動作を確認し、デバッグを行うことができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
1.C言語を学ぶ理由と統合開発環境について説明できる。C言語を学ぶ理由と統合開発環境について明確に説明できる。C言語を学ぶ理由と統合開発環境について説明できる。C言語を学ぶ理由と統合開発環境について説明できない。
2.C言語の基本的な文法を理解することができる。C言語の基本的な文法を正確に理解することができる。C言語の基本的な文法を理解することができる。C言語の基本的な文法を理解することができない。
3.学習した文法・アルゴリズムに基づくプログラムを作成できる。学習した文法・アルゴリズムに基づくプログラムを正しく作成できる。学習した文法・アルゴリズムに基づくプログラムを作成できる。学習した文法・アルゴリズムに基づくプログラムを作成できない。
4.作成したプログラムの動作を確認し、デバッグを行うことができる。作成したプログラムの動作を確認し、漏れなくデバッグを行うことができる。作成したプログラムの動作を確認し、デバッグを行うことができる。作成したプログラムの動作を確認し、デバッグを行うことができない。
5.アルゴリズムとフローチャートを作成できる。アルゴリズムとフローチャートを正確に作成できる。アルゴリズムとフローチャートを作成できる。アルゴリズムとフローチャートを作成できない。

学科の到達目標項目との関係

【本校学習・教育目標(本科のみ)】 2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
本講義では、C言語を学ぶ理由を理解し.C言語の基礎的な文法全般を理解しそれに基づくプログラムを作成(コーディング)できるようにする。また、コーディングしたプログラムの動作確認を行い、不具合を見つけ修正するデバッグ作業を行えるようにすることを目標とする。授業では演習と課題レポートを実施し,知識の定着とプログラミングとデバッグ技術向上を図る。
授業の進め方・方法:
授業は、プレゼンテーション形式の座学の時間と演習を実施する時間で構成される。
座学では、適宜プリントを配布し、授業の要点をまとめ,理解を促す。
演習では、時間内に課題のプログラムを完成させる。時間が足りない場合は宿題とする。
注意点:
1.試験や課題レポート等は、JABEE 、大学評価・学位授与機構、文部科学省の教育実施検査に使用することがあります。
2.授業参観される教員は当該授業が行われる少なくとも1週間前に教科目担当教員へ連絡してください。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス 到達目標や学習方法,評価方法について理解できる。
C言語を学ぶ理由を理解できる。
2週 統合開発環境とプログラムの作成・コンパイル・実行方法 統合開発環境について理解する。
プログラムの作成・コンパイル・実行方法について
3週 コードの基本、画面出力、文字と数値 ソースコード、画面出力、文字数値の扱いについて説明できる。
4週 変数とキーボード入力 変数およびキーボード入力の扱いを理解し、対応するプログラムを作成できる。
5週 式と演算子 式と演算子の扱いを理解し、対応するプログラムを作成できる。
6週 条件分岐(if文、switch文) 条件分岐処理を理解し、対応するプログラムを作成できる。
7週 繰り返し(for,文 while文) 繰り返し処理を理解し、対応するプログラムを作成できる。
8週 配列 配列の扱いを理解し、対応するプログラムを作成できる。
2ndQ
9週 関数 関数の扱いを理解し、対応するプログラムを作成できる。
10週 ポインタ ポインタの扱いを理解し、対応するプログラムを作成できる。
11週 配列・ポインタの応用 配列とポインタの関係を理解し、対応するプログラムを作成できる。
12週 構造体、列挙型 構造体、列挙型の扱いを理解し、対応するプログラムを作成できる。
13週 ファイル入出力 ファイルへのデータの入出力の扱いを理解し、対応するプログラムを作成できる。
14週 アルゴリズム ソートのアルゴリズムを理化し、対応するプログラムを作成できる。
15週 フローチャート プログラムのアルゴリズムをフローチャートとして表現できる。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力数学数学数学不定積分の定義を理解し、簡単な不定積分を求めることができる。2
置換積分および部分積分を用いて、不定積分や定積分を求めることができる。2
定積分の定義と微積分の基本定理を理解し、簡単な定積分を求めることができる。2
分数関数・無理関数・三角関数・指数関数・対数関数の不定積分・定積分を求めることができる。2
簡単な場合について、曲線で囲まれた図形の面積を定積分で求めることができる。2
簡単な場合について、曲線の長さを定積分で求めることができる。2
簡単な場合について、立体の体積を定積分で求めることができる。2

評価割合

レポート課題合計
総合評価割合5050100
基礎的能力000
専門的能力5050100
分野横断的能力000