到達目標
1.分割プログラミングができ、Makefile を記述できる。
2.ライブラリを利用、作成できる。
3.マルチスレッドプログラムを作成できる。
4.OSの基本機能とカーネルモジュールについて説明できる。
5. デバイスドライバを利用できるできる。
6.ソフトウェアを適切にモジュール分割し、その構造を表現できる。
7.プロセス間通信を利用できる。
7.ソフトウェアの振る舞いを表現できる。
8.MIRS標準プログラムの内容を理解できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
分割プログラミング | Makefile を作成できる。 | プログラムを分割して作成できる。 | プログラムを分割して作成できない。 |
ライブラリとリンク | ライブラリを作成できる。 | スタティックリンクとダイナミックリンクを違いを理解し、ライブラリを使うことができる。 | ライブラリを使うことができない。 |
マルチスレッドプログラミング | マルチスレッドプログラムを作成できる。 | マルチスレッドプログラムについて説明できる。 | マルチスレッドプログラムについて説明できない。 |
OSの基本機能とカーネルモジュールについて説明できる。
| OSの基本機能とカーネルモジュールについてs詳細に説明できる。 | OSの基本機能とカーネルモジュールについて説明できる。 | OSの基本機能とカーネルモジュールについて説明できない。 |
デバイスドライバを利用できる。 | デバイスドライバを利用でし、その内部構造を説明できる。 | デバイスドライバを利用できる。 | デバイスドライバを利用できない。 |
プロセス間通信プログラムを利用できる。 | 異なる種類のプロセス間通信プログラムを利用できる。 | プロセス間通信プログラムを利用できる。 | プロセス間通信プログラムを利用できない。 |
MIRSソフトウェアを理解できる。 | MIRSソフトウェアの詳細を理解できる。 | MIRSソフトウェアの全体像を理解できる。 | MIRSソフトウェアの全体像を理解できない。 |
ソフトウェア設計を行うことができる。 | 状態遷移モデルおよびタスク設計ができる。 | モジュール分割の指針を理解し、適切に分割できる。 | モジュール分割の指針を理解できず、適切な分割ができない。 |
学科の到達目標項目との関係
【本校学習・教育目標(本科のみ)】 3
説明
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教育方法等
概要:
C言語の最大の特徴は、ハードウェアを制御するプログラムが容易に組めるということであり、組み込みシステムの多くもC言語でコーディングされている。本科目では機器制御の組込みプログラム開発を想定し、その開発に必要なプログラミングスキルとソフトウェア設計の基礎を習得することを目的とする。
授業の進め方・方法:
本科目では、講義と演習により分割プログラミング、デバイス制御プログラミング、マルチタスクプログラミング、プロセス間通信の技法およびソフトウェアの開発手法を習得する。
注意点:
1.評価については、評価割合に従って行います。ただし、適宜再試や追加課題を課し、加点することがあります。
2.中間試験を授業時間内に実施することがあります。
3.この科目は学修単位科目であり、1単位あたり15(30)時間の対面授業を実施します。併せて1単位あたり30(15)時間
の事前学習・事後学習が必要となります。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス |
授業概要を理解できる。
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2週 |
分割プログラミング(1) |
プログラム分割の指針について説明できる。
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3週 |
分割プログラミング(2) |
Makefileファイルを記述でき、make を使うことができる。
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4週 |
ライブラリとリンク |
ライブラリの種類と作成、リンクの種類について説明できる。
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5週 |
マルチスレッドプログラミング |
マルチスレッドとそのプログラミングについて説明できる。
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6週 |
デバイスドライバ(1) |
デバイスドライバを利用すうことができる。
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7週 |
デバイスドライバ(2) |
デバイスドライバのプログラミングについて説明できる。
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8週 |
OSとカーネルモジュール |
OSの基本機能(スケジューリング、排他処理、割込み処理)とカーネルモジュールについて説明できる。
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2ndQ |
9週 |
プロセス間通信 |
プロセス間通信について説明できる。
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10週 |
ソフトウェア設計(1)
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ソフトウェア設計の必要性について説明できる。
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11週 |
ソフトウェア設計(2) |
モジュール分割を行うことができる。
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12週 |
ソフトウェア設計(3) |
設計の表現手法について説明できる。
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13週 |
MIRSプログラム(1) |
MIRS標準プログラムの実装について説明できる。
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14週 |
MIRSプログラム(2) |
MIRS標準プログラムの試験について説明できる。
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15週 |
MIRSプログラム(3) |
MIRS標準プログラムの試験について説明できる。
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 中間試験 | 期末試験 | 演習課題 | レポート | | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 0 | 40 | 60 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 0 | 40 | 60 | 0 | 0 | 0 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |