総合英語AⅣ

科目基礎情報

学校 沼津工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 総合英語AⅣ
科目番号 2024-301 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 電子制御工学科 対象学年 4
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 『TARGET! Upper-intermediate』金星堂, 『Vintage 英文法・語法 3rd Edition』いいずな書店
担当教員 塔娜

到達目標

1. 正確な英語発音の方法を理解し、英語らしい発音でより良いスピーキング力を習得できる。
2. 文章の構造を意識しながら読むことによって、英語の論理構成を理解でき、かつ summarize によって聞き手から話し手への転換を図る準備ができる。
3. ある程度の長さの文を作る(発話する)ことと素早い対応(quick response)ができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1英語のリスニングにおける聞き取りのポイントを理解でき、正確な情報をキャッチすることができる。 英語のリスニングにおける聞き取りのポイントを理解でき、正確な情報を概ねキャッチすることができる。英語のリスニングにおける聞き取り のポイントを理解でき、正確な情報 をキャッチすることが困難である。
評価項目 2文章の論理構成を理解でき、 summarize によって聞き手から話し手への転換を図ることができる。文章の論理構成を理解でき、 summarize によって聞き手から話し手への転換を図ることが概ねできる。文章の論理構成を理解でき、 summarize によって聞き手から話し手への転換を図ることができない。
評価項目 3ある程度の長さの文を作る(発話する) ことができ、素早い対応(quick response)ができる。ある程度の長さの文を作る(発話する)ことができ、素早い対応(quick response)を概ねできる。ある程度の長さの文を作る(発話する)ことができ、素早い対応(quick response)することが困難である。

学科の到達目標項目との関係

実践指針 (D2) 説明 閉じる
実践指針のレベル (D2-3) 説明 閉じる
【本校学習・教育目標(本科のみ)】 4 説明 閉じる
【プログラム学習・教育目標 】 D 説明 閉じる

教育方法等

概要:
本科目のねらいは、リスニングとリーディングを軸に、英語の運用能力をバランス良く伸ばし、英語によって自分の考えを「伝える」方策を身に付けることである。指定の教科書を使い、聞くから話すへ、読むから書くへと繋がるタスクを進めながら、読む、聞く、書く、話す言語の4技能を無理なく学習する。
授業の進め方・方法:
本授業は英語で進める予定だが、必要に応じて日本語でも説明する。クラス内でのインタラクティブな活動を重視する。LISTENINGでは、聞き取りの基本とコツを整理し、さらにモデル会話を利用しながら各自の会話を完成させ、能動的学習を行う。READING では、文法項目を整理しながら、課全体のテーマに沿って、正しく理解するために十分な長さの文章を読み、主に「伝える」ための論理展開を学ぶ。
注意点:
評価は評価割合に従って行います。
学科により担当教員が異なるため、授業の進度と課題に学科間で差が出ることがあります。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 オリエンテーション/
Unit 1 Life with Pets
授業の概要・
LISTENING- 連結/同化の聞き取りができる。
2週 Unit 1 Life with Pets READING- 文の種類を理解でき、テーマに沿った課題の発表をすることができる。
3週 Unit 2 Virtual Relationships LISTENING-脱落/弱形の聞き取りができる。
4週 Unit 2 Virtual Relationships READING- 動詞の種類と特殊な用法を学び、表現の幅を広げることができる。
5週 Unit 3 Changing Words over Time LISTENING- 短縮/省略の聞き取りができる。
6週 Unit 3 Changing Words over Time READING- 細かい時制表現を理解し、表現に磨きをかけることができる。
7週 Unit 4 Fika and Hygge LISTENING-数字を使った表現の聞き取りができる。
8週 Unit 4 Fika and Hygge
試験からのフィードバック
READING- いろいろな助動詞を使いこなして表現をより豊かにすることができる。
2ndQ
9週 Unit 5 Onlie Work Experience LISTENING- 間違いやすい発音の聞き取りができる。
10週 Unit 5 Onlie Work Experience READING- 特殊な名詞(代名詞・冠詞)とその用法を覚えることができる。
11週 Unit 6 Fashion and Climate Change LISTENING- 挨拶の表現の聞き取りができる。
12週 Unit 6 Fashion and Climate Change READING- 前置詞句でより細かいニュアンスを説明することができる。
13週 Unit 7 Can we Travel to Space? LISTENING- 依頼・勧誘の表現の聞き取りができる。
14週 Unit 7 Can we Travel to Space? READING- 形容詞・副詞の機能と種類を学んで使いこなすことができる。
15週 Unit 8 Gender and Sports
試験からのフィードバック
LISTENING- 色々な疑問文の聞き取りができる。
16週
後期
3rdQ
1週 Unit 8 Gender and Sports READING- いろいろな受動態の用法を理解することができる。
2週 Unit 9 New "Old" Entertainment LISTENING- 意見や主張の聞き取りができる。
3週 Unit 9 New "Old" Entertainment READING- 様々な完了形の違いを理解でき、使いこなすことができる。
4週 Unit 10 New Way to Enjoy Cinema LISTENING- 音とグラフイックの照合の聞き取りができる。
5週 Unit 10 New Way to Enjoy Cinema READING- 不定詞・動名詞の基本とその違いを理解できる。
6週 Unit 11 Fake Meat or No Meat? LISTENING- チャンク・リスニングの聞き取りができる。
7週 Unit 11 Fake Meat or No Meat? READING- いろいろな接続詞・接続副詞を使いこなすことができる。
8週 Unit 12 Cashless Society
試験からのフィードバック
LISTENING- 2人以上の話者の聞き取りの聞き取りができる。
4thQ
9週 Unit 12 Cashless Society READING- 分詞構文の用法を理解し使いこなすことができる。
10週 Unit 13 New Energy Source LISTENING- 「場面」を把握する表現の聞き取りができる。
11週 Unit 13 New Energy Source READING- いろいろな比較表現で程度をより細かく説明することができる。
12週 Unit 14 Future of Drones LISTENING- 「話題」を把握する表現の聞き取りができる。
13週 Unit 14 Future of Drones READING- 関係詞の種類・機能を理解し、使いこなすことができる。
14週 Unit 15 The Pandamic and the Environment LISTENING- 「主題・要点」を聞き取ることができる。
15週 Unit 15 The Pandamic and the Environment
授業アンケート
試験からのフィードバック
READING- 仮定法の基本と応用をマスターすることができる。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文社会科学英語英語聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後15
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後15
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後15
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後15
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15

評価割合

定期試験(中間/期末)プレゼンテーション授業内アウトプット活動合計合計
総合評価割合404020100200
総合評価割合404020100200