到達目標
音楽の学習を通じて、人間と音楽がどのようにかかわってきたのかを理解し、これからの人生において音楽がどのようにかかわってくるのかを理解することができる。また、これからの人生において必要になるであろう知識や教養、演奏、読譜の能力などを身に付けることができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安(優) | 標準的な到達レベルの目安(良) | 未到達レベルの目安(不可) |
評価項目1 | 歌唱や演奏能力がきわめて優れており、発声、発音、楽曲を深く理解し、表現することができている。 | 楽曲をひと通り演奏する能力を有している。 | 特別な理由なく、楽曲をひと通り演奏することができない。楽曲理解ができていない。 |
評価項目2 | 楽曲を構成する基礎、読譜の能力が優れ、楽曲との関連や、他文化との違いを自ら調べ理解できる。 | 楽曲を構成する基礎、読譜の能力があり、楽曲との関連や、多文化との違いを理解している。 | 楽曲を構成する要素や、読譜の能力がなく、楽曲との関連や、多文化との違いを理解しようとしない。 |
評価項目3 | 音楽の背景や歴史を理解する力が優れ、楽曲に込められた表情や背景を自ら理解し鑑賞することができる。 | 音楽の背景や歴史を理解し、楽曲に込められた表情を理解して鑑賞するすることができる。 | 音楽の背景や歴史を理解しようとせず、楽曲の良さや表情を理解しようとしない。 |
学科の到達目標項目との関係
【本校学習・教育目標(本科のみ)】 5
説明
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教育方法等
概要:
上記の到達目標を達成するために、歌唱力の伸長、音楽理論の理解、多文化・異文化の理解、音楽のよさを味わいながら鑑賞する能力、他者との協調の能力を伸長するための授業を行う。歌唱、創作、鑑賞、音楽理論、音楽史についての授業(実技および座学)を行う。社会人としての知識や教養を身に付け、生涯にわたり音楽を愛好する姿勢を養う。音楽を通して心豊かな人間となるための授業を行う。
授業の進め方・方法:
各回の授業は授業計画に基づいて行っていく。授業の方法は、演奏実技と座学からなる。各学生の到達度や授業内容によっても変わるが90分の授業時間を半分くらいにして、実技と座学を半分ずつ行う形式で授業を行っていく。
注意点:
・基本的にはシラバスに沿って授業を行っていくが、クラス内の男女比や理解度、これまでの音楽習熟度に応じて適宜教材の変更や内容の微妙な変更を行うことがあります。
・得意不得意はそれぞれあると思いますが、自分の持てる力の中で精一杯課題に取り組んでください。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
オリエンテーション(授業の説明、基本的な音楽能力の確認、音楽を学ぶことの意義の説明、歌唱実技) |
なぜ音楽を学ぶ必要があるのか。音楽を学ぶことでどのような意味があるのかを理解することができる。
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2週 |
歌唱(発声法・日本語発音法)と音楽理論(音名について) 日本語歌唱教材「翼をください」「さびしいカシの木」「この道」等、楽典 |
発声・発音法の習得。日本語の特徴を理解することができる。読譜の基礎を理解することができる。
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3週 |
歌唱(発声法・表現法)と音楽理論(音符と休符)日本語歌唱教材「翼をください」「さびしいカシの木」「この道」等、楽典 |
楽曲固有の表現方法を理解し、表現することができる。読譜の基礎を理解することができる。
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4週 |
歌唱(発声法・外国語発音法)と音楽理論(拍子) イタリア語歌唱教材「O sole mio」等、楽典 |
イタリア語の発音、日本語の楽曲との違いを理解することができる。読譜の基礎を理解することができる。
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5週 |
歌唱(発声法・外国語発音法)と音楽理論(音階1) イタリア語歌唱教材「O sole mio」等、楽典 |
イタリア語楽曲の発声、日本語楽曲との違いを理解することができる。読譜の基礎を理解することができる。
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6週 |
歌唱(外国語発音法・発声・表現法)と音楽理論(音階2) イタリア語歌唱教材「O sole mio」等、楽典 |
外国特有の表現方法や、文化を理解することができる。読譜の基礎を理解することができる。
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7週 |
歌唱(発声法・外国語発音法)と音楽理論(音楽記号1) ドイツ語歌唱教材「野ばら」、楽典 |
ドイツ語の発音を習得、特有の発声法を理解することができる。音楽記号の意味を理解することができる。
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8週 |
歌唱(発声法・外国語発音法)と音楽理論(音楽記号2) ドイツ語歌唱教材「野ばら」、楽典 |
ドイツ語楽曲と日本語楽曲の違いを理解することができる。音楽記号の意味を理解することができる。
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4thQ |
9週 |
歌唱(発声法・外国語発音法)と音楽理論(音楽記号3) ドイツ語歌唱教材「野ばら」、楽典 |
ドイツ語楽曲の表現の特徴を理解し表現することができる。音楽記号の意味を理解することができる。
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10週 |
歌唱、創作、音楽史と鑑賞1 「故郷」、「リズムアンサンブル創作」、西洋音楽の流れ |
合唱曲での他者との協調、リズム創作で他者と強調することができる。音楽の歴史を理解することができる。
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11週 |
歌唱、創作、音楽史と鑑賞2 「故郷」、「リズムアンサンブル創作」、西洋音楽の流れ |
ハーモニーの基礎を理解することができる。リズム創作に主体的に関わることができる。音楽史の理解。
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12週 |
歌唱)、創作、音楽史と鑑賞3 「故郷」、「リズムアンサンブル創作」、西洋音楽の流れ |
様々な知識を表現に活かすすることができる。リズム練習に協力することができる。音楽史の理解。
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13週 |
歌唱、創作、音楽史と鑑賞4 「故郷」、「リズムアンサンブル発表」、西洋音楽の流れ |
楽曲完成までのプロセスを理解することができる。リズム発表を表現力をもってできる。音楽史の理解。
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14週 |
歌唱、音楽史と鑑賞5 各自選曲した楽曲の分析と練習、日本音楽について |
これまでの知識を生かして楽曲表現することができる。音楽史の理解と鑑賞能力を向上することができる。
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15週 |
歌唱発表(授業内実技試験)、演奏批評、音楽鑑賞ノートのまとめ、授業の総括、未来への展望、授業アンケート |
学んだことを活かして表現することができる。音楽とどう付き合っていくのかを理解できる。
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 歌唱実技テスト | 授業への積極的な参加態度 | 小レポート | 合計 |
総合評価割合 | 30 | 40 | 30 | 100 |
基礎的能力 | 30 | 40 | 30 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 |