科目基礎情報

学校 沼津工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 古典
科目番号 0007 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電子制御工学科 対象学年 1
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 「国語総合 古典編」(東京書籍)、「最新国語便覧」(浜島書店)、プリント(適宜配布)、古語辞典
担当教員 小村 宏史

到達目標

・代表的古典文学作品およびその関係人物などについて、文学史上の位置づけを理解し、説明できる。(教養としての文学史知識)   
・古典を読み、そこに描かれたものの見方や感じ方に興味・関心を広げることができる。(関心・意欲・態度)
・古典に描かれた人物、情景、心情について、文章表現に即して正確に読みとることができる。(読解力)
・古文・漢文特有の語彙・語法を理解できる(語彙・語法)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1代表的古典文学作品およびその関係人物などについて、文学史上の位置づけを高い水準で理解し、正確に説明できる。代表的古典文学作品およびその関係人物などについて、文学史上の位置づけを理解し、説明できる。代表的古典文学作品およびその関係人物などについて、文学史上の位置づけを理解し、説明できない。
評価項目2古典を読み、そこに描かれたものの見方や感じ方に興味・関心を広げ、自身の教養水準向上に効果的に活用することができる。古典を読み、そこに描かれたものの見方や感じ方に興味・関心を広げることができる。古典を読み、そこに描かれたものの見方や感じ方に興味・関心を広げることができない。
評価項目3古典に描かれた人物、情景、心情について、文章表現に即して正確に読みとるだけでなく、比喩・象徴的意味まで理解した上で鑑賞することができる。古典に描かれた人物、情景、心情について、文章表現に即して正確に読みとることができる。古典に描かれた人物、情景、心情について、文章表現に即して正確に読みとることができない。
評価項目4古文・漢文特有の語彙・語法を高い水準で理解できる。古文・漢文特有の語彙・語法を理解できる。古文・漢文特有の語彙・語法を理解できない。

学科の到達目標項目との関係

【本校学習・教育目標(本科のみ)】 4 説明 閉じる

教育方法等

概要:
古典を読む能力を養うとともに、ものの見方、感じ方、考え方を広くし、古典についての理解や関心を深めることによって、自らの人生を豊かにする態度を育てる。
授業の進め方・方法:
基本的に講義形式で行う。語彙・語法・文法の知識を確認しながら、テキストの読解を行い、単元ごとに問題演習を行うことで知識の定着をはかる。また、適宜小テストを行い、古典常識について理解を深める。
注意点:
1.試験や課題レポート等は、JABEE 、大学評価・学位授与機構、文部科学省の教育実施検査に使用することがあります。
2.授業参観される教員は当該授業が行われる少なくとも1週間前に教科目担当教員へ連絡してください。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 古文入門 歴史的かなづかいの特徴を理解できる。
2週 古文入門・説話 『今昔物語集』の説話を読み、人物、情景、心情について、文章表現に即して正確に読みとることができる。
3週 平安期の古典・歌物語 『伊勢物語』およびその関係人物などについて、文学史上の位置づけを理解し、説明できる。
4週 平安期の古典・歌物語 『伊勢物語』を読み、そこに描かれたものの見方や感じ方に興味・関心を広げることができる。
5週 平安期の古典・日記 『土佐日記』を読み、そこに描かれたものの見方や感じ方に興味・関心を広げることができる。
6週 平安期の古典・和歌 和歌に描かれたものの見方や感じ方に興味・関心を広げることができる。
7週 平安期の古典・文学史 平安期の代表的な古典文学作品およびその関係人物などについて、文学史上の位置づけを理解し、説明できる。
8週 中間試験
4thQ
9週 鎌倉期の古典・軍記物語 『平家物語』を読み、そこに描かれたものの見方や感じ方に興味・関心を広げることができる。
10週 鎌倉期の古典、文学史 鎌倉期の代表的な古典文学作品およびその関係人物などについて、文学史上の位置づけを理解し、説明できる。
11週 漢文入門 漢文特有の語彙・語法を理解できる。
12週 漢詩 漢詩独特の表現技法を意識した上で、そこに描かれたものの見方や感じ方に興味・関心を広げることができる。
13週 史書 史書を読み、そこに描かれたものの見方や感じ方に興味・関心を広げることができる。
14週 思想 諸子百家の代表的な思想およびその関係人物などについて、特徴を理解し、説明できる。
15週 知識の総確認 和漢の代表的な古典文学作品およびその関係人物などについて、文学史上の位置づけを理解し、説明できる。
16週 まとめ 試験解説および授業アンケート

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験提出物小テスト授業態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合7010101000100
基礎的能力7010101000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000