到達目標
UNIX OSの概要を理解し、基本的なコマンド群を利用できるようになる。
UNIXの基本的なコマンドによって、ファイルの操作ができるようになる。
UNIXの標準的なアプリケーションソフトウェアが利用できるようになる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
UNIXコマンドの使用 | 適切なコマンドをオプションを付加してファイルの操作ができる | 適切なコマンドを使用してファイルの操作ができる | 適切なコマンドを使用してファイルの操作ができない |
ファイルシステムの理解 | ディレクトリの構造を理解し、ファイルの所在地を絶対パス・相対パスのいずれの方法でも標記できる | ディレクトリ構造を理解し、ファイルの所在地を標記できる | ディレクトリの構造が理解できない |
評価項目3 | | | |
学科の到達目標項目との関係
【本校学習・教育目標(本科のみ)】 3
説明
閉じる
教育方法等
概要:
UNIX系OSは、ネットワークサーバやソフトウェア開発、科学技術計算プラットフォームの基本ソフト(オペレーティングシステム)として広く利用されている。最近では、個人利用のPC用OSとしても利用されている。
本科目では本学総合情報センターの提供するLinux環境を利用して、UNIX OSの基本的なコマンドによるファイル操作とUNIX上で動作する標準的なアプリケーションソフトウェアを利用できるようになることを目的とする。
授業の進め方・方法:
情報処理演習室において実施する。
UNIXの操作方法における基本的なコマンドについて、講義時間の前半は説明を行い、後半は実際にUNIXシェル上にてコマンドを実行する。また、各回のテーマに即した練習課題を行いコマンドの使い方について習熟する。
注意点:
1.試験や課題レポート等は、JABEE 、大学評価・学位授与機構、文部科学省の教育実施検査に使用することがあります。
2.授業参観される教員は当該授業が行われる少なくとも1週間前に教科目担当教員へ連絡してください。
授業計画
|
|
週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス、メールソフト |
Linux版thunderbirdを使って、課題メールが提出できる。
|
2週 |
ターミナル、ファイルの操作 |
シェルにログインできる、ファイル操作ができる。
|
3週 |
ファイルシステム |
ディレクトリ構造について理解し、カレントディレクトリの変更ができる。
|
4週 |
ファイルシステム |
相対パスと絶対パスの違いについて理解し、カレントディレクトが変更できる。
|
5週 |
入出力 |
標準入出力を用いて、ファイルの操作ができる。ワイルドカードを使ったディレクトリ一覧を行うことができる。
|
6週 |
保護モード |
ファイルシステムの権限設定について理解し、権限設定を変更できる。
|
7週 |
エディタ |
viエディタを用いてテキストファイルを編集できる
|
8週 |
中間試験 |
|
2ndQ |
9週 |
答案返却 |
中間試験の解説
|
10週 |
グラフ作成 |
GnuPlotを使ってグラフの作成データファイルからグラフ作成)できる。
|
11週 |
グラフ作成 |
GnuPlotを使ってグラフの作成(関数からのグラフ作成)できる。
|
12週 |
組版 |
TeXによる組版ができる。
|
13週 |
ネットワーク |
ネットワークで繋がれた他の計算機を遠隔操作(SSH, telnet)、ファイルの転送(sFTP, scp)ができる。
|
14週 |
シェルスクリプト |
コマンドを連続実行してするスクリプトファイルの作成ができる。
|
15週 |
期末試験にむけた総合的なおさらい |
|
16週 |
期末試験の返却と解説、授業アンケート |
|
モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 課題 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 80 | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |