工業英語

科目基礎情報

学校 沼津工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 工業英語
科目番号 0040 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 電子制御工学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 1
教科書/教材 親TOEIC TEST英文法スピードマスター 安河内哲也著 Jリサーチ出版 補助教材有り
担当教員 鄭 萬溶

到達目標

1.工学分野に関する内容の英文を読み,日本語に要約できる.(D2-3)
2.技術英語にふさわしい英単語を状況に応じて適切に使用し、表現することができる。品詞の役割と5つの文型を区別でき,使い分けできる. 
3.時制と助動詞の基本的な使い方を理解し,注意が必要な時制と意外な意味で使われる助動詞を活用できる. 
4.準動詞の働きを理解し,第3文型の目的語として動名詞を取る動詞,to不定詞を取る動詞,また両方を取る動詞をそれぞれ区別できる.
5.分詞と分詞構文の働きを理解し,分詞構文を的確に和訳でき,関係代名詞と関係副詞の違いを理解し,適切に使い分けできる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1(D2-3)工学分野に関する内容の英文を読み,日本語に要約できる.工学分野に関する内容の英文を読み,その内容をほぼ理解できる.工学分野に関する内容の英文を読み,その内容をほとんど理解できない.
評価項目2品詞の役割と5つの文型を区別でき,使い分けできる. 特殊なケース以外は5つの文型を区別でき,使い分けできる. ほとんど5つの文型を区別し使い分けできない.
評価項目3時制と助動詞の基本的な使い方を理解し,注意が必要な時制と意外な意味で使われる助動詞を活用できる.時制と助動詞の基本的な使い方が理解できる.時制と助動詞の基本的な使い方が理解できない.
評価項目4準動詞の働きを理解し,第3文型の目的語として動名詞を取る動詞,to不定詞を取る動詞,また両方を取る動詞をそれぞれ区別できる.to不定詞や動名詞の使い方を理解し,それらの適切に使い分けできる.to不定詞や動名詞の使い方を理解していなく,それらの適切に使い分けできない.
評価項目5分詞と分詞構文の働きを理解し,関係代名詞と関係副詞の違いを理解し,適切に使い分けできる.分詞と分詞構文の働きを理解し,関係代名詞や関係副詞の使い方が理解できる.分詞と分詞構文の働きと,関係代名詞や関係副詞の使い方が理解できない.

学科の到達目標項目との関係

実践指針 (D2) 説明 閉じる
実践指針のレベル (D2-3) 説明 閉じる
【本校学習・教育目標(本科のみ)】 4 説明 閉じる
【プログラム学習・教育目標 】 D 説明 閉じる

教育方法等

概要:
グローバル化とともに経済活動をはじめとして様々な分野で個人の英語力は重要となっている.従来語学力がそれほど要求されていなかった工学系技術者においても,海外の企業や行政機関現場同士が意思疎通をする場面が増えてきたことから,英語力の向上が要求されるようになってきている.また,個人の英語力を測る尺度としてTOEICが最も一般的にされており,これを入社試験の一部として取り入れている企業も多い.そこで,TOEICトレーニングソフトを利用して基礎的英文法を復習しながら,英単語・熟語,リスニング,リーディングなどを学習する.
授業の進め方・方法:
基本的には教科書の問題を解きながら授業を進めていく.教科書の例文を用いて文の構造がわかるように解説する.ビジネス関連の英単語を中心に専門の英単語も紹介していく.適宜課題を課し,単元ごとに重要な知識をまとめられるようにする.
注意点:
1.試験や課題レポート等は,JABEE,大学評価・学位授与機構,文部科学省の教育実施検査に使用することがあります.
2.授業参観される教員は当該授業が行われる少なくとも1週間前に教科目担当教員へ連絡してください.

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 TOEICとは TOEICの重要性とTOEIC学習方法について解説する.
2週 TOEICの問題例 TOEICの問題例を通じて各Partでどのような問題が出題され,どれくらいの英語力が要求されるかを把握し,理解する.
3週 文型に即した品詞の選択 5つの文型について文の構造が理解でき,自動詞と他動詞の区別や意味の違いなどについて理解できる.
4週 文型に即した品詞の選択 5つの文型について文の構造が理解でき,自動詞と他動詞の区別や意味の違いなどについて理解できる.
5週 文型に即した品詞の選択 5つの文型について文の構造が理解でき,自動詞と他動詞の区別や意味の違いなどについて理解できる.
6週 文型に適した代名詞・関係詞の選択 関係代名詞や代名詞を文型に合わせて選択できる.
7週 文型に適した代名詞・関係詞の選択 関係代名詞や代名詞を文型に合わせて選択できる.
8週 中間試験
4thQ
9週 文型に適した代名詞・関係詞の選択 関係代名詞や代名詞を文型に合わせて選択できる.
10週 適した動詞形の選択 目的語の位置にto不定詞や動名詞が来る場合,それらは述語の影響を受ける.その意味の違いを区別でき,それらの適切に区別できる.
11週 適した動詞形の選択 目的語の位置にto不定詞や動名詞が来る場合,それらは述語の影響を受ける.その意味の違いを区別でき,それらの適切に区別できる.
12週 適した動詞形の選択 目的語の位置にto不定詞や動名詞が来る場合,それらは述語の影響を受ける.その意味の違いを区別でき,それらの適切に区別できる.
13週 意味や用法が適した形容詞・副詞の選択 文の構造,前後の品詞から適切な品詞を選択できる.
14週 意味や用法が適した形容詞・副詞の選択 文の構造,前後の品詞から適切な品詞を選択できる.
15週 期末試験
16週 意味や用法が適した形容詞・副詞の選択 文の構造,前後の品詞から適切な品詞を選択できる.

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80000200100
基礎的能力5000010060
専門的能力100005015
分野横断的能力200005025