到達目標
Pythonを用いて基本的なプログラムの書き方を習得する
Pythonを用いた基本的な統計処理法について慣れる
Pythonを用いて情報数学に慣れる
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
Pythonを用いて基本的なプログラムの書き方がわかる | Pythonを用いて基本的なプログラムの書き方がわかり,実問題に適用できる | Pythonを用いて基本的なプログラムの書き方がわかる | Pythonを用いて基本的なプログラムの書き方がわからない |
Pythonを用いた基本的な統計処理法がわかる | Pythonを用いた基本的な統計処理法がわかり,実問題に適用できる | Pythonを用いた基本的な統計処理法がわかる | Pythonを用いた基本的な統計処理ができない |
Pythonを用いて初等の情報数学がわかる | Pythonを用いて初等の情報数学がわかり,実問題に適用できる | Pythonを用いて初等の情報数学がわかる | Pythonを用いて初等の情報数学ができない |
学科の到達目標項目との関係
【本校学習・教育目標(本科のみ)】 2
説明
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教育方法等
概要:
ロボットをはじめとする様々な機械制御及びその物理シミュレーションから実験データの解析等,プログラミング技術は欠かす事は出来ない.プログラミング言語の中でも構文が洗練されたPython言語を学び,コンピュータ上でのデータの取扱い方やプログラミングの基礎を習得することを目的とする.また,実環境では常にGUIが利用できるとは限らない為,CUI環境でのプログラミングに慣れることも目的とし,演習と課題レポートを実施し,知識の定着とプログラミング・デバッグ技術の向上を図る.
授業の進め方・方法:
授業は,プレゼンテーション形式の座学の時間とプログラムをかく実習の時間で構成される。
座学では,適宜プリントを配布し,授業の要点をまとめさせ,理解を促すようになっている。
実習では,時間内に適切な表現でプログラムを完成させることを評価する。時間が足りない場合は宿題とする場合もある。
注意点:
1.試験や課題レポート等は、JABEE 、大学評価・学位授与機構、文部科学省の教育実施検査に使用することがあります。
2.授業参観される教員は当該授業が行われる少なくとも1週間前に教科目担当教員へ連絡してください。
3.情報処理基礎内scratchやロボコードでの制御構造を復習をしておくと理解が深まります.
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
ガイダンス |
Pythonを学ぶ理由を理解する
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2週 |
数の扱い |
Pythonの基本的な書き方,実行環境を学び,数の扱いについて理解し書けるようになる
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3週 |
ユーザー入力 |
ユーザーからの入力を受け釣る方法について理解し書けるようになる
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4週 |
数学を扱うプログラム |
簡単な数学の問題をとくプログラムをかけるようになる
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5週 |
演習 |
4週までの内容を扱った問題をとくプログラムをかき,理解を深める
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6週 |
データの可視化 |
座標系について理解する
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7週 |
リストとタプル操作 |
リストやタプルをつかったデータ操作について理解し,プログラムをかけるようになる
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8週 |
グラフプロット |
matplotlibを使ってグラフを作れるようになる
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4thQ |
9週 |
中間試験 |
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10週 |
データの統計表記 平均,中央値,最頻値 |
平均や中央値,最頻値の概念を理解し,実際にデータの統計表記がプログラムを使ってできる
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11週 |
散らばりを測る |
データの散らばり具合を,プログラムを使って表記できる
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12週 |
相関と散布図 |
2つのデータの関連性を測る方法を学び,プログラムを使って調べられるようになる
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13週 |
ファイル操作 |
データをファイルから読み込むプログラムをかけるようになる
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14週 |
重点演習 |
これまでの復習課題を通して,データの統計処理について理解を深める
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15週 |
SymPy 代数と式を計算する |
SimPyを使った代数計算の仕方を理解し,プログラムがかける
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16週 |
SymPy 方程式を解く,プロットする |
SimPyを使って代数計算し,その方程式をときプロットができるようになる
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 課題 | 合計 |
総合評価割合 | 50 | 50 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 50 | 50 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 |