社会と文化

科目基礎情報

学校 沼津工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 社会と文化
科目番号 0051 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 電子制御工学科 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 教科書は使用しない。『私たちが拓く日本の未来』(後日配付)を授業の一部で用いる。適宜プリントを配付する。
担当教員 佐藤 崇徳,平田 陽一郎,鈴木 登,稲田 康明,(社会科 非常勤講師)

到達目標

世界の諸地域の風土,歴史を理解し,多面的なものの見方ができる。
現代社会の諸問題,地域課題に対して積極的に関心を持つことができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1世界の諸地域の風土,歴史をよく理解し,多面的なものの見方がしっかりできる。世界の諸地域の風土,歴史を理解し,多面的なものの見方ができる。世界の諸地域の風土,歴史を理解しておらず,多面的なものの見方ができない。
評価項目2現代社会の諸問題,地域課題に対して積極的に関心を持つことができる。 現代社会の諸問題,地域課題に対して関心を持つことができる。 現代社会の諸問題,地域課題に対して関心を持つことができない。

学科の到達目標項目との関係

【本校学習・教育目標(本科のみ)】 1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
本授業科目は国際社会を生きるにふさわしい教養を培うための総合科目である。我々がおかれている現代社会の風土,コミュニティ,社会構造,思想・文化を,地理,歴史,政治,経済などの視点から論じる。社会の多面的な諸相に触れながら知的好奇心を高めさせることを目的とする。
授業の進め方・方法:
複数の教員が各々の専門分野から題材を選んで7~8講を担当するオムニバス形式の授業科目である。
注意点:
1.試験や課題レポート等はJABEE 、大学評価・学位授与機構、文部科学省の教育実施検査に使用することがあります。
2.授業参観される教員は当該授業が行われる少なくとも1週間前に教科目担当教員へ連絡してください。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 日中交流二千年 (1)倭奴国と邪馬台国
2週   〃 (2)三国志の世界
3週   〃 (3)倭の五王と東アジア
4週   〃 (4)遣隋使
5週   〃 (5)遣唐使
6週   〃 (6)蒙古襲来
7週   〃 (7)倭寇と勘合貿易
8週   〃 (8)日清戦争から日中戦争へ
2ndQ
9週 前期中間試験
10週 日本国の2つの近代憲法と太平洋戦争 (1)大日本帝国憲法の制定と内容,韓国併合への道
11週   〃 (2)第一次大戦とワシントン体制,大正デモクラシー
12週   〃 (3)憲政の常道,連続する恐慌,満州事変
13週   〃 (4)日中戦争から太平洋戦争
14週   〃 (5)敗戦とポツダム宣言と占領
15週   〃 (6)民主化・非軍事化と日本国憲法の制定
16週   〃 (7)日本国憲法と国連と冷戦
後期
3rdQ
1週 企業と資本 (1)会社って何?
2週   〃 (2)株主とはどのような存在か?
3週   〃 (3)株式市場と株価
4週 都市と公共交通 (1)都市と公共交通の現状と課題
5週   〃 (2)進化した路面電車―LRT
6週 民主政治のあり方 (1)民主政治とは
7週   〃 (2)竹富町の役場建設地問題を題材に考える
8週 後期中間試験
4thQ
9週 地域とまちづくり (1)地方創生と地域学
10週   〃 (2)人口減少社会を考える
11週   〃 (3)持続可能なジオパーク活動
12週   〃 (4)産業構造の変化
13週   〃 (5)観光から見える文化
14週   〃 (6)地域交通の変遷
15週   〃 (7)公共交通を存続させるには?
16週   〃 (8)長寿社会と健康

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験(小テスト等を含む)態度・姿勢合計
総合評価割合9010100
基礎的能力9010100
専門的能力000
分野横断的能力000