到達目標
1.照明の基礎事項について説明できる。
2.照明に関する計算(配光・光度及び光束、照度など)ができる。
3.電熱に関する一般事項が説明できる。
4.電熱に関する計算問題を解くことができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
1.照明の基礎事項について説明できる。 | 照明の基礎事項について分かり易く説明できる。 | 照明の基礎事項について説明できる。 | 照明の基礎事項について説明できない。 |
2.照明に関する計算(配光・光度及び光束、照度など)ができる。 | 照明に関する計算(配光・光度及び光束、照度など)問題を8割以上解くことができる。 | 照明に関する計算(配光・光度及び光束、照度など)問題を6割以上解くことができる。 | 照明に関する計算(配光・光度及び光束、照度など)ができない。 |
3.電熱に関する一般事項が説明できる。 | 電熱に関する一般事項を分かり易く説明できる。 | 電熱に関する一般事項が説明できる。 | 電熱に関する一般事項が説明できない。 |
4.電熱に関する計算問題を解くことができる。 | 電熱に関する計算問題を8割以上解くことができる。 | 電熱に関する計算問題を6割以上解くことができる。 | 電熱に関する計算問題を解くことができない。 |
学科の到達目標項目との関係
【本校学習・教育目標(本科のみ)】 3
説明
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教育方法等
概要:
電気エネルギーは我々の生活に欠かすことのできないエネルギー媒体である。かつて3種の神器と呼ばれたテレビ、冷蔵庫、洗濯機は全て電気製品であり、近年にはこれにエアーコンディショナーが加わり、さらにはオール電化住宅まで登場している。照明分野においても、人類は長い間火を利用してきたが、電気によるアーク灯、白熱電球、蛍光灯、LEDへと進歩してきている。LEDの利用などは歴史的には最近の事であり、照明分野の進歩は極めて著しい。家庭分野だけでなく産業分野においては、電気を応用した電気溶接は重要な位置を占めており、多くの工業製品の製造過程に用いられている。本講義では、照明工学と電熱工学に範囲を絞り、これらの分野に電気エネルギーがどのような仕組みで応用されているのかを学ぶ。
授業の進め方・方法:
授業は講義を中心に行うが、演習問題も実施する。適宜宿題を課すので、課された場合は指定期日までに提出すること。
注意点:
1.60点以上の場合に合格とする。評価基準については、成績評価基準表(ルーブリック)による。
2.試験や課題レポート等は、JABEE 、大学改革支援・学位授与機構、文部科学省の教育実施検査に使用することがあります。
3.授業参観される教員は当該授業が行われる少なくとも1週間前に教科目担当教員へ連絡してください。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス、照明工学 |
教育目標・授業概要・評価方法等について知る。照明の基礎事項を説明できる。
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2週 |
照明工学 |
照明の基礎事項、電球、放電灯を説明できる。
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3週 |
照明工学 |
測光、配光・光束の計算ができる。
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4週 |
照明工学 |
照度の計算ができる。
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5週 |
照明工学 |
照度設計ができる。視覚と色彩について説明できる。
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6週 |
電熱工学 |
熱に関する一般事項を説明できる。
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7週 |
電熱工学 |
熱に関する基本計算ができる。
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8週 |
前期中間試験 |
到達度チェック
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2ndQ |
9週 |
電熱工学 |
発熱体、耐火材料と保温材料、家庭電熱について説明できる。
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10週 |
電熱工学 |
電気炉に関する計算ができる。
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11週 |
電熱工学 |
電気乾燥機について説明できる。
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12週 |
電熱工学 |
電気溶接について説明できる。
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13週 |
電熱工学 |
電気冷凍について説明できる。
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14週 |
電熱工学 |
演習(電熱に関する計算問題が解ける。)
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15週 |
前期末試験 |
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16週 |
まとめ |
答え合わせとまとめ
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 前期試験 | 後期末試験 | 課題レポート | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 40 | 40 | 20 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 40 | 40 | 20 | 0 | 0 | 0 | 100 |