日本事情

科目基礎情報

学校 沼津工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 日本事情
科目番号 0060 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 電子制御工学科 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 必要に応じて教員が用意した資料プリントを配付する。
担当教員 佐藤 崇徳,平田 陽一郎

到達目標

日本の生活文化を理解しようとする姿勢を持ち,様々な手段を通して日本の社会事情に関する情報を収集・整理し,また,発表・議論することができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1日本の生活文化を理解しようとする姿勢を持ち,様々な手段を通して日本の社会事情に関する情報を収集・整理し,また,発表・議論することがよくできる。日本の生活文化を理解しようとする姿勢を持ち,様々な手段を通して日本の社会事情に関する情報を収集・整理し,また,発表・議論することができる。日本の生活文化を理解しようとする姿勢を持ち,様々な手段を通して日本の社会事情に関する情報を収集・整理し,また,発表・議論することができない。
評価項目2
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

【本校学習・教育目標(本科のみ)】 4 説明 閉じる

教育方法等

概要:
※この授業科目は,外国人留学生を対象にしたものである。
日本で生活を送るうえで必要な日本の社会・文化に関する基本的な知識を身につける。
授業の進め方・方法:
日本語で書かれた様々な文書(新聞,広報誌,掲示など)を読み,各種の申し込みや問い合わせなどの手続き方法や関連する日本語表現について学ぶ。
また,日本社会に根付いている生活文化に触れる機会を設け,実体験を通じて日本への理解を深める。
テーマ学習では,設定されたテーマに基づいて情報を収集・整理し,発表・話し合いをする。
注意点:
1.試験や課題レポート等は、JABEE 、大学評価・学位授与機構、文部科学省の教育実施検査に使用することがあります。
2.授業参観される教員は当該授業が行われる少なくとも1週間前に教科目担当教員へ連絡してください。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス 授業内容の紹介と解説
2週 日本人とのコミュニケーション 自己紹介― 日本と母国との社会の違いに留意しながら自分の経歴を説明する
3週 日本について学ぶ 日本の社会・文化を学ぶ ― 自然災害と防災
4週 日本について学ぶ 日本の社会,日本人の生活に触れる ― 沼津高専に近接する地域(門池周辺)を歩く
5週 日本について学ぶ 日本の社会・文化を学ぶ ―立夏と年中行事
6週 日本について学ぶ 日本の社会,日本人の生活に触れる ―日本の交通
7週 テーマ学習その1 調べ学習と発表
8週 テーマ学習その1 調べ学習と発表
2ndQ
9週 テーマ学習その1 調べ学習と発表
10週 日本について学ぶ 日本の社会,日本人の生活に触れる ―部活動見学
11週 日本について学ぶ 日本の社会,日本人の生活に触れる ―折り紙体験
12週 日本について学ぶ 日本の社会,日本人の生活に触れる ―スーパー・百均ショップ探訪
13週 見学旅行 見学旅行を企画・準備・実施する
14週 見学旅行 見学旅行を企画・準備・実施する
15週 見学旅行 見学旅行を企画・準備・実施する
16週 高専祭 高専祭への出展を企画・準備する
後期
3rdQ
1週 高専祭 高専祭への出展を企画・準備する
2週 高専祭 高専祭への出展を企画・準備する
3週 日本について学ぶ 日本の社会・文化を学ぶ ― 富士山
4週 テーマ学習その2 調べ学習と発表
5週 テーマ学習その2 調べ学習と発表
6週 テーマ学習その2 調べ学習と発表
7週 日本について学ぶ 日本の社会,日本人の生活に触れる ―正月と年中行事
8週 日本について学ぶ 日本の社会・文化を学ぶ ―日本の歴史
4thQ
9週 日本について学ぶ 日本の社会,日本人の生活に触れる ―立春と年中行事
10週 テーマ学習その3 調べ学習と発表
11週 テーマ学習その3 調べ学習と発表
12週 テーマ学習その3 調べ学習と発表
13週 テーマ学習その4 調べ学習と発表
14週 テーマ学習その4 調べ学習と発表
15週 テーマ学習その4 調べ学習と発表
16週 まとめ 1年間のまとめ・授業アンケート

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力数学数学数学整式の加減乗除の計算や、式の展開ができる。3
分数式の加減乗除の計算ができる。3
実数・絶対値の意味を理解し、絶対値の簡単な計算ができる。3
平方根の基本的な計算ができる(分母の有理化も含む)。3
解の公式等を利用して、2次方程式を解くことができる。3
簡単な連立方程式を解くことができる。3
累乗根の意味を理解し、指数法則を拡張し、計算に利用することができる。3
指数関数を含む簡単な方程式を解くことができる。3
対数の意味を理解し、対数を利用した計算ができる。3
対数関数を含む簡単な方程式を解くことができる。3
三角比を理解し、簡単な場合について、三角比を求めることができる。3
一般角の三角関数の値を求めることができる。3
角を弧度法で表現することができる。3
三角関数の性質を理解し、グラフをかくことができる。3
加法定理および加法定理から導出される公式等を使うことができる。3
三角関数を含む簡単な方程式を解くことができる。3
簡単な場合について、円の方程式を求めることができる。3
放物線、楕円、双曲線の図形的な性質の違いを区別できる。3
ベクトルの定義を理解し、ベクトルの基本的な計算(和・差・定数倍)ができ、大きさを求めることができる。3
平面および空間ベクトルの成分表示ができ、成分表示を利用して簡単な計算ができる。3
平面および空間ベクトルの内積を求めることができる。3
簡単な場合について、関数の極限を求めることができる。3
微分係数の意味や、導関数の定義を理解し、導関数を求めることができる。3
積・商の導関数の公式を用いて、導関数を求めることがができる。3
合成関数の導関数を求めることができる。3
三角関数・指数関数・対数関数の導関数を求めることができる。3
関数の媒介変数表示を理解し、媒介変数を利用して、その導関数を求めることができる。3
不定積分の定義を理解し、簡単な不定積分を求めることができる。3
置換積分および部分積分を用いて、不定積分や定積分を求めることができる。3
定積分の定義と微積分の基本定理を理解し、簡単な定積分を求めることができる。3
分数関数・無理関数・三角関数・指数関数・対数関数の不定積分・定積分を求めることができる。3
簡単な場合について、曲線で囲まれた図形の面積を定積分で求めることができる。3
簡単な場合について、立体の体積を定積分で求めることができる。3
2重積分の定義を理解し、簡単な2重積分を累次積分に直して求めることができる。3
極座標に変換することによって2重積分を求めることができる。3
2重積分を用いて、簡単な立体の体積を求めることができる。3
微分方程式の意味を理解し、簡単な変数分離形の微分方程式を解くことができる。3
簡単な1階線形微分方程式を解くことができる。3
自然科学物理力学速度と加速度の概念を説明できる。3
平均の速度、平均の加速度を計算することができる。3
直線および平面運動において、2物体の相対速度、合成速度を求めることができる。3
等加速度直線運動の公式を用いて、物体の座標、時間、速度に関する計算ができる。3
平面内を移動する質点の運動を位置ベクトルの変化として扱うことができる。3
物体の変位、速度、加速度を微分・積分を用いて相互に計算することができる。3
自由落下、及び鉛直投射した物体の座標、速度、時間に関する計算ができる。3
水平投射、及び斜方投射した物体の座標、速度、時間に関する計算ができる。3
物体に作用する力を図示することができる。3
力の合成と分解をすることができる。3
質点にはたらく力のつりあいの問題を解くことができる。3
重力、抗力、張力、圧力について説明できる。3
フックの法則を用いて、弾性力の大きさを求めることができる。3
慣性の法則について説明できる。3
作用と反作用の関係について、具体例を挙げて説明できる。3
運動の法則について説明できる。3
運動方程式を用いた計算ができる。3
簡単な運動について微分方程式の形で運動方程式を立て、初期値問題として解くことができる。3
静止摩擦力がはたらいている場合の力のつりあいについて説明できる。3
最大摩擦力に関する計算ができる。3
動摩擦力に関する計算ができる。3
仕事と仕事率に関する計算ができる。3
物体の運動エネルギーに関する計算ができる。3
重力による位置エネルギーに関する計算ができる。3
弾性力による位置エネルギーに関する計算ができる。3
力学的エネルギー保存則を様々な物理量の計算に利用できる。3
物体の質量と速度から運動量を求めることができる。3
運動量の差が力積に等しいことを利用して、様々な物理量の計算ができる。3
運動量保存則を様々な物理量の計算に利用できる。3
等速円運動をする物体の速度、角速度、加速度、向心力に関する計算ができる。3
力のモーメントを求めることができる。3
剛体における力のつり合いに関する計算ができる。3
重心に関する計算ができる。3
一様な棒などの簡単な形状に対する慣性モーメントを求めることができる。3
剛体の回転運動について、回転の運動方程式を立てて解くことができる。3
専門的能力分野別の専門工学機械系分野力学力は、大きさ、向き、作用する点によって表されることを理解し、適用できる。3
一点に作用する力の合成と分解を図で表現でき、合力と分力を計算できる。3
一点に作用する力のつりあい条件を説明できる。3
力のモーメントの意味を理解し、計算できる。3
偶力の意味を理解し、偶力のモーメントを計算できる。4
着力点が異なる力のつりあい条件を説明できる。4
重心の意味を理解し、平板および立体の重心位置を計算できる。3
速度の意味を理解し、等速直線運動における時間と変位の関係を説明できる。3
加速度の意味を理解し、等加速度運動における時間と速度・変位の関係を説明できる。3
運動の第一法則(慣性の法則)を説明できる。3
運動の第二法則を説明でき、力、質量および加速度の関係を運動方程式で表すことができる。3
運動の第三法則(作用反作用の法則)を説明できる。3
周速度、角速度、回転速度の意味を理解し、計算できる。3
向心加速度、向心力、遠心力の意味を理解し、計算できる。3
仕事の意味を理解し、計算できる。3
てこ、滑車、斜面などを用いる場合の仕事を説明できる。3
エネルギーの意味と種類、エネルギー保存の法則を説明できる。3
位置エネルギーと運動エネルギーを計算できる。3
動力の意味を理解し、計算できる。3
すべり摩擦の意味を理解し、摩擦力と摩擦係数の関係を説明できる。4
運動量および運動量保存の法則を説明できる。4
剛体の回転運動を運動方程式で表すことができる。3
平板および立体の慣性モーメントを計算できる。3
計測制御国際単位系の構成を理解し、SI単位およびSI接頭語を説明できる。4
電気・電子系分野計測SI単位系における基本単位と組立単位について説明できる。4

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合01000000100
基礎的能力01000000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000