総合英語AⅣ

科目基礎情報

学校 沼津工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 総合英語AⅣ
科目番号 2018-458 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 制御情報工学科 対象学年 4
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 『Impact Issues 1』(アルク)、『Engage』(いいずな書店)、担当者が用意するプリント資料。
担当教員 小田 昇平

到達目標

1.自己の研究等に関する英語の記述や論文を7割程度理解できる。
2.自己の研究成果等を英語で分かりやすくまとめることができる。
3.英語を聞いて内容を理解することができる。
4.英語でコミュニケーションを取ることができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1理系英語に関するテキストを読んで内容をほぼ正確に理解することができる (D2-3)理系英語に関するテキストを読んで内容を7割程度理解できる (D2-3)理系英語に関するテキストを読んで7割程度理解することが困難である (D2-3)
評価項目2パラグラフの構成に従って論旨の明確なわかりやすい文章が書ける(D2-3)パラグラフの構成に従って文章を書くことができる (D2-3)適切な構成で、わかりやすい文章を書くことができない (D2-3)
評価項目3英語を聴いて内容をほぼ理解することができる (D)英語を聴いて内容を7割程度理解することができる (D)英語を聴いて内容を7割程度理解することが困難である (D)

学科の到達目標項目との関係

実践指針 (D2) 説明 閉じる
実践指針のレベル (D2-3) 説明 閉じる
【本校学習・教育目標(本科のみ)】 4 説明 閉じる
【プログラム学習・教育目標 】 D 説明 閉じる

教育方法等

概要:
本講座では英語が国際社会における情報・意志伝達の言語媒体となっている現状を踏まえて、高校卒業程度の英語力を土台にして科学技術英語を主に扱い、技術英語の語学的特質の理解と有用表現や専門用語の充実を図る。ScanningやSkimmingを用いた速読や音読活動、受信した情報内容の要点をまとめたり自身の意見を英語で書く活動を行う。英語でコミュニケーションをとることによって、4技能を統合する。
授業の進め方・方法:
基礎文法や表現法を定期的に参考書を使って確認する。文におけるイントネーションを意識する、意味のまとまりごとに区切る、英文の流れに沿って理解するといった読み方・聴き方活動を行う。学習した文法や語彙を用いて与えられたテーマに対する自分の考えを英語で論理的に書く課題に取り組む。適宜TOEIC演習問題を扱う。
注意点:
1. 試験や課題レポート等は、JABEE 、大学評価・学位授与機構、文部科学省の教育実施検査に使用することがあります。
2. 授業参観される教員は当該授業が行われる少なくとも1週間前に科目担当教員へ連絡してください。
3. 学科により担当教員が異なる為、授業の進度と課題に学科間で差が出ることがあります。
4. 受講生の興味関心に応じて、進度や内容が変更されることがあります。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンスと、『Engage』テスト 授業の概要を理解して自己目標を設定することができる。
2週 Unit 1
ペアワークにて読み合わせ、発音チェック。本文の翻訳。テーマに沿って書いてみる。
Unit 1 の内容を理解する。テーマに沿った簡潔な英文を書くことができる。
3週 Unit 1
グループワークにて書いてみたものをシェア。自然な日本語の翻訳を作ってみる。
Unit 1 に関する演習をする。クラスメイトと見解を共有できる。英文を自然な日本語に訳すことができる。
4週 Unit 1
クラスメイトによる翻訳を吟味する。参考にできる訳し方、注意点等を検討する。
Unit 1 に関する演習をする。クラスメイトと訳し方を共有できる。英語と日本語とが決して一対一対応でないことを知る。
5週 『Engage』テストと、環境汚染についてのプリント 文法事項を確認できる。初見のテキストに対しても内容が把握できる。
6週 環境汚染についてのプリントと、さまざまな英語 初見のテキストに対しても内容が把握できる。非ネイティヴの話す英語をある程度理解できる。
7週 『Engage』テストと、これまでのまとめ 文法事項を確認できる。Unit 1 の内容を理解する。テーマに沿った簡潔な英文を書くことができる。英文を自然な日本語に訳すことができる。初見のテキストに対しても内容が把握できる。
8週 試験の振り返りと、さまざまな英語 試験を振り返り、自分の弱点を知る。非ネイティヴの話す英語をある程度理解できる。
2ndQ
9週 Unit 3
グループワークにて自然な日本語の翻訳を作ってみる。
Unit 3 の内容を理解する。クラスメイトと見解を共有できる。英文を自然な日本語に訳すことができる。
10週 Unit 3 と、英文和訳
クラスメイトによる翻訳を吟味する。参考にできる訳し方、注意点等を検討する。
Unit 3 に関する演習をする。クラスメイトと訳し方を共有できる。初見のテキストに対しても内容が把握できる。
11週 エッセイライティング 与えられたテーマに沿って、エッセイのフォーマットに則った英文を、ある程度の分量、正確さで書くことができる。
12週 『Engage』テストと、TOEICについて 文法事項を確認できる。TOEICの概要について知り、対策を考えることができる。
13週 TOEICについて TOEICの概要について知り、対策を考えることができる。
14週 『Engage』テストと、これまでのまとめ 文法事項を確認できる。Unit 3 の内容を理解する。初見のテキストに対しても内容が把握できる。TOEICの概要について知り、対策を考えることができる。
15週 これまでのまとめ 文法事項を確認できる。Unit 3 の内容を理解する。初見のテキストに対しても内容が把握できる。TOEICの概要について知り、対策を考えることができる。
16週
後期
3rdQ
1週 試験の振り返りと、さまざまな英語 試験を振り返り、自分の弱点を知る。非ネイティヴの話す英語をある程度理解できる。
2週 Unit 4, Unit 5
グループワークにて自然な日本語の翻訳を作ってみる。
Unit 4, Unit 5 の内容を理解する。クラスメイトと見解を共有できる。英文を自然な日本語に訳すことができる。
3週 Unit 4, Unit 5 と、エッセイライティング Unit 4, Unit 5 に関する演習をする。内容に鑑みて、エッセイのフォーマットに則った英文を、ある程度の分量、正確さで書くことができる。
4週 『Engage』テストと、エッセイライティング 文法事項を確認できる。論旨を把握できる。テーマに沿って議論ができる。クラスメイトの書いたエッセイを添削できる。
5週 エッセイライティングと、英文和訳 論旨を把握できる。テーマに沿って議論ができる。クラスメイトの書いたエッセイを添削できる。初見のテキストに対しても内容が把握できる。
6週 Unit 4, Unit 5 と、さまざまな英語 Unit 4, Unit 5 に関する演習をする。非ネイティヴの話す英語をある程度理解できる。
7週 これまでのまとめ Unit 4, Unit 5 の内容を理解する。テーマに沿った簡潔な英文を書くことができる。英文を自然な日本語に訳すことができる。初見のテキストに対しても内容が把握できる。
8週 試験の振り返りと、さまざまな英語 試験を振り返り、自分の弱点を知る。非ネイティヴの話す英語をある程度理解できる。
4thQ
9週 Unit 16
グループワークにて自然な日本語の翻訳を作ってみる。
Unit 16 の内容を理解する。クラスメイトと見解を共有できる。英文を自然な日本語に訳すことができる。
10週 Unit 16 と、エッセイライティング Unit 16 に関する演習をする。内容に鑑みて、エッセイのフォーマットに則った英文を、ある程度の分量、正確さで書くことができる。
11週 『Engage』テストと、エッセイライティング 文法事項を確認できる。論旨を把握できる。テーマに沿って議論ができる。クラスメイトの書いたエッセイを添削できる。
12週 エッセイライティングと、英文和訳 論旨を把握できる。テーマに沿って議論ができる。クラスメイトの書いたエッセイを添削できる。初見のテキストに対しても内容が把握できる。
13週 Unit 16 と、さまざまな英語 Unit 16 に関する演習をする。非ネイティヴの話す英語をある程度理解できる。
14週 『Engage』テストと、TOEICについて 文法事項を確認できる。TOEICの概要について知り、対策を考えることができる。
15週 これまでのまとめ Unit 16 の内容を理解する。テーマに沿った簡潔な英文を書くことができる。英文を自然な日本語に訳すことができる。初見のテキストに対しても内容が把握できる。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。3
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。3
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。3
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。3
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。3
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。3
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。3
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。3

評価割合

定期試験エッセイライティングTOEIC授業に対する意欲と関心課題テスト合計
総合評価割合502051510100
基礎的能力502051510100