歴史Ⅱ

科目基礎情報

学校 沼津工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 歴史Ⅱ
科目番号 2018-480 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 制御情報工学科 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 詳説世界史 木村靖二 佐藤次高 岸本美緒(山川出版社)最新世界史図説タペストリー
担当教員 (社会科 非常勤講師),鈴木 登

到達目標

歴史学習によって、この複雑な現代の世界を考える視点を持ち、歴史学習によって純粋に歴史や文化に興味を持つことができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1歴史学習によって、この複雑な現代の世界を考える視点を持ち、歴史学習によって純粋に歴史や文化に興味を十分に持つことができる。歴史学習によって、この複雑な現代の世界を考える視点を持ち、歴史学習によって純粋に歴史や文化に興味を持つことができる。歴史学習によって、この複雑な現代の世界を考える視点を持ち、歴史学習によって純粋に歴史や文化に興味を持つことができない。

学科の到達目標項目との関係

【本校学習・教育目標(本科のみ)】 1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
世界の主要地域における近現代史を学習する。
授業の進め方・方法:
プリントと共に視聴覚教材を使い、近代史のイメージを作り上げ、講義で詳しい知識を与えていく。学生が近現代史の大きな流れをつかめるようになること。またそれによって歴史への興味を持てるようになり、現代社会への理解のプラスになること。
注意点:
1.試験や課題レポート等は、JABEE 、大学評価・学位授与機構、文部科学省の教育実施検査に使用することがあります。
2.授業参観される教員は当該授業が行われる少なくとも1週間前に教科目担当教員へ連絡してください。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 現代のアメリカ社会 Ⅰ DVD上映Ⅰ 最も密接な関係をもつアメリカ社会の特質を知ることができる。
2週 現代のアメリカ社会 Ⅱ DVD上映Ⅱ 同上
3週 大航海時代と主権国家体制 西欧の世界進出の過程を理解できる。
4週 宗教改革・オランダ独立戦争・イギリス革命 西欧の覇権国家の移り変わりを知ることができる。
5週 北米植民地の形成 北米植民地の獲得戦におけるイギリスの優位を理解できる。
6週 アメリカ合衆国の独立 合衆国の建国精神・支配的政治思想について理解できる。
7週 19世紀のアメリカ合衆国と帝国主義時代 領域拡大と南北戦争後の工業国家化について理解できる。
8週 アメリカ黒人の歴史 Ⅰ 奴隷制度の過酷さ、非人間性が理解できる。
2ndQ
9週 アメリカ黒人の歴史 Ⅱ 黒人奴隷解放後の差別について理解できる。  
10週 アメリカ黒人の歴史 Ⅲ 黒人差別撤廃運動の苦闘と意義について理解できる。
11週 ドイツの統一 ドイツの歴史の特徴を理解できる。
12週 第一次世界大戦 帝国主義と総力戦、民族主義について理解できる。
13週 ロシア革命 社会主義国家誕生の背景について理解できる。
14週 ファシズムの台頭 Ⅰ ファシズム国家成立の背景について理解できる。
15週 ファシズムの台頭 Ⅱ ファシズム国家の内外の政策の特徴について理解できる。
16週
後期
3rdQ
1週 第二次世界大戦 Ⅰ なぜ再び大戦が起きたのか、主たる要因を理解できる。
2週 第二次世界大戦 Ⅱ 大戦の経過を理解できる。
3週 ナチスの時代 なぜワイマール共和国のドイツにナチス政権ができたのか、理解できる。
4週 ホロコースト Ⅰ DVD上映Ⅰ 残忍なユダヤ人迫害と殺戮を映画を通して知り、その原因のいくつかを理解できる。
5週 ホロコースト Ⅱ DVD上映Ⅱ 同上
6週 戦後のドイツ 戦後ドイツの第二次大戦に関する歴史認識と周辺諸国との関係を理解できる。
7週 東西冷戦と核兵器 冷戦のもたらしたものと核兵器の恐怖を理解できる。
8週 アメリカ黒人の歴史 Ⅳ 1964年の公民権法成立の意義と、黒人の現状について理解できる。
4thQ
9週 ベトナム戦争 ベトナム戦争を通してアメリカの外交の特徴と問題点を理解できる。
10週 ユダヤ教・キリスト教・イスラム教 世界の中心的宗教について、歴史的に概観できる。
11週 第一次世界大戦後の西アジア 第一次世界大戦中のイギリスの西アジア政策と後に与えた影響を理解できる。
12週 第二次世界大戦後の中東Ⅰ イスラエル建国と中東戦争、パレスチナ問題のあらましを理解できる。
13週 第二次世界大戦後の中東Ⅱ 第二次世界大戦後の欧米・ソ連と中東諸国との関係の基本を理解できる。
14週 現代の世界情勢 特に重要な世界情勢の基礎を理解できる。
15週 まとめ 1年間の授業の重要なポイントを理解できる。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎情報リテラシー情報リテラシー論理演算と進数変換の仕組みを用いて基本的な演算ができる。3
コンピュータのハードウェアに関する基礎的な知識を活用できる。3
情報伝達システムやインターネットの基本的な仕組みを把握している。3
同一の問題に対し、それを解決できる複数のアルゴリズムが存在しうることを知っている。3
与えられた基本的な問題を解くための適切なアルゴリズムを構築することができる。3
任意のプログラミング言語を用いて、構築したアルゴリズムを実装できる。3
専門的能力分野別の専門工学機械系分野情報処理プログラムを実行するための手順を理解し、操作できる。3
定数と変数を説明できる。3
整数型、実数型、文字型などのデータ型を説明できる。3
演算子の種類と優先順位を理解し、適用できる。3
算術演算および比較演算のプログラムを作成できる。3
条件判断プログラムを作成できる。3
繰り返し処理プログラムを作成できる。3
一次元配列を使ったプログラムを作成できる。3
情報系分野ソフトウェアアルゴリズムの概念を説明できる。3
与えられたアルゴリズムが問題を解決していく過程を説明できる。3
同一の問題に対し、それを解決できる複数のアルゴリズムが存在しうることを説明できる。3
時間計算量によってアルゴリズムを比較・評価できることを説明できる。3
領域計算量などによってアルゴリズムを比較・評価できることを説明できる。3
整列、探索など、基本的なアルゴリズムについて説明できる。3
コンピュータ内部でデータを表現する方法(データ構造)にはバリエーションがあることを説明できる。3
ソースプログラムを解析することにより、計算量等のさまざまな観点から評価できる。3
同じ問題を解決する複数のプログラムを計算量等の観点から比較できる。3
計算機工学整数を2進数、10進数、16進数で表現できる。4
小数を2進数、10進数、16進数で表現できる。4
整数・小数をコンピュータのメモリ上でディジタル表現する方法を説明できる。4
基数が異なる数の間で相互に変換できる。4
基本的な論理演算を行うことができる。4
基本的な論理演算を組合わせて、論理関数を論理式として表現できる。3
論理式の簡単化の概念を説明できる。4
簡単化の手法を用いて、与えられた論理関数を簡単化することができる。3
論理ゲートを用いて論理式を組合せ論理回路として表現することができる。4
与えられた組合せ論理回路の機能を説明することができる。4
組合せ論理回路を設計することができる。3
フリップフロップなどの順序回路の基本素子について、その動作と特性を説明することができる。3
レジスタやカウンタなどの基本的な順序回路の動作について説明できる。3
与えられた順序回路の機能を説明することができる。4
順序回路を設計することができる。4
コンピュータを構成する基本的な要素の役割とこれらの間でのデータの流れを説明できる。3
プロセッサを実現するために考案された主要な技術を説明できる。3
メモリシステムを実現するために考案された主要な技術を説明できる。3
入出力を実現するために考案された主要な技術を説明できる。3
コンピュータアーキテクチャにおけるトレードオフについて説明できる。3
ハードウェア記述言語など標準的な手法を用いてハードウェアの設計、検証を行うことができる。3
システムプログラムコンピュータシステムにおけるオペレーティングシステムの位置づけを説明できる。3
コンパイラの役割と仕組みについて説明できる。3

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合700010020100
基礎的能力700010020100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000