総合英語BⅢ

科目基礎情報

学校 沼津工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 総合英語BⅢ
科目番号 2018-487 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 制御情報工学科 対象学年 3
開設期 後期 週時間数 4
教科書/教材 Science for Everyone,Engage
担当教員 村上 真理

到達目標

教材の記事を読んで必要な情報を読み取ったり概要を把握でき、その内容を英語あるいは日本語で解説できる。YL1.5 程度までの難易度の教材をWPH100以上の速度で読んで内容を7割以上理解できる。年間10万語の多読を目標に自律的に英語を読む習慣を身につけることができる。英語で書かれた本について300語程度の書評を書くことができ、それらを他者に伝わるように口頭で発表することと他者の発表を聞き取ることができる。TOEIC350点以上を取る英語力を身につける。                                           

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1基本的語彙、語法、文構造を習得して、文章を正確に理解できる。基本的語彙、語法、文構造を習得して、文章を概ね理解できる。基本的語彙、語法、文構造を習得できず、文章を理解することができない。
評価項目2英語多読図書を英文の論理展開を正確に理解した上で、書評を300語程度の英語で書ける。英語多読図書を英文の論理展開を理解した上で、書評を300語程度の英語で書ける。英語多読図書を英文の論理展開を理解できず、書評を300語程度の英語で書くことができない。
評価項目3書評を他者に正確に伝わるように口頭で発表することと他者の発表を正確に聞き取ることができる。書評を他者に伝わるように口頭で発表することと他者の発表を聞き取ることが概ねできる。書評を他者に伝わるように口頭で発表することや他者の発表を聞き取ることができない。

学科の到達目標項目との関係

【本校学習・教育目標(本科のみ)】 2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
2年次までに修得した知識や技術を土台に英文の読解力や文法力、作文力、発信力を高める。
英語のインプット量を増やすために、教科書教材に加え、週に1時限を目安に英語多読多聴活動を授業内に行うとともに自律的な英語学習の姿勢を身につけるために、授業外の多読活動も適宜課していく。
蓄えたインプットを発信能力に繋げる活動として英語での書評活動を行う。活動には会話や発音練習等を定期的に取り入れる。
授業の進め方・方法:
教科書を用いて精読、音読、音読筆写を行う。
2年次までに学習した英語Wの復習に『Engage』を用いて定期的に小テストを実施する。
英文書評の原稿作成とその添削、音読練習などをグループ学習形態で行う。
教材で扱われた文法を使った英作文練習を適宜行う。
注意点:
英語は知識の習得であり、また技能訓練が必要な科目であるので、授業ではペアやグループで英語を使う活動を取り入れる。そこでは他者と協力して積極的に活動する姿勢が求められる。使用教材は同じであるが、授業担当者が複数名いるため、状況(クラス毎の習熟度や、学習意欲・態度の差、授業担当者の授業方針等)によって進度やテスト範囲、課題が異なる場合がある。各授業担当者から指示を受けること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 1回目 Reading 1            2回目 Writing Activity 物語教材の概要を把握して必要な情報を読み取ることができる。
課題の英文原稿をピアチェックできる。
2週 1回目 Reading 1                2回目 Grammar Review、Listening Practice、多読                         教材の物語を読むことができる。  低学年次の文法の復習ができる。Listening Practice ができる。           
3週 1回目 Chapter 9            2回目 Chapter 9、多読                         物語教材の概要を把握して必要な情報を読み取ることができる。 Listening Practice ができる。
4週 1回目 Chapter 9             2回目 Chapter 9、多読                         教材の論文記事を理解できる。Comprehension Check, Summary Writing, Grammar Review & Exercises ができる。
5週 1回目 Chapter 10            2回目 Group Activity on Book Review                          教材の論文記事を理解できる。書評を英語で発表でき、英文をグループ内で評価し合うことができる。
6週 1回目 Chapter 10            2回目 Chapter 10、多読                         Comprehension Check, Summary Writing, Grammar Review & Exercises, Listening Practice ができる。
7週 1回目 Chapter 11             2回目 Chapter 11、多読                         教材の論文記事を理解できる。Comprehension Check, Summary Writing, Grammar Review & Exercises ができる。
8週 1回目 Chapter 11             2回目 Listening, Grammar Exercise、多読                         Grammar, Listening Practice ができる。英文法の復習課題を行うことができる。            
4thQ
9週 1回目 Chapter 12            2回目 Chapter 12、多読                         教材の論文記事を理解できる。Comprehension Check, Summary Writing, Grammar Review & Exercises, Listening Practice ができる。
10週 1回目 Chapter 12            2回目 Writing Activity、多読                         Comprehension Check, Summary Writing, Grammar Review & Exercises, Listening Practice ができる。
テーマに沿って英文が書ける。      
11週 1回目 Chapter 13            2回目 Writing Activity、多読                         教材の論文記事を理解できる。
テーマに沿って英文が書ける。      
  
12週 1回目 Chapter 13           2回目 Writing Activity、多読                         Comprehension Check, Summary Writing, Grammar Review & Exercises ができる。
テーマに沿って英文が書ける。   
13週 1回目 Chapter 13           2回目 Writing Activity、多読                         Comprehension Check, Summary Writing, Grammar Review & Exercises ができる。
テーマに沿って英文が書ける。      
14週 1回目 Chapter 14            2回目 Chapter 14                        教材の論文記事を理解できる。記事に用いられる表現や文法事項を理解できる。
15週 1回目  Chapter 14               2回目 Review Exercises                         Comprehension Check, Summary Writing, Grammar Review & Exercises, Listening Practice ができる。後期の内容を復習することができる。       
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。2
英語運用能力の基礎固め平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。2

評価割合

試験課題(英作文発表含む)課題試験合計
総合評価割合701020100
基礎的能力701020100
専門的能力0000
分野横断的能力0000