与えられた問題の一部ないし全体を論理式によって表現できる、集合の表記法を正しく適用できる、集合の表記からその集合に属する元を特定できる、与えられた問題から要求されている集合を正しく導くことができる
概要:
離散数学とは与えられた問題をコンピュータで解かせる際にプログラマが利用する数学である。近年では有限の対象に対する数学であるともされるが具体的には集合・写像理論、組み合わせ理論、グラフ理論を中心に展開される。本教科では集合・写像理論を展開するための語彙に相当する論理式について読み方を学習し、利用できる能力の育成を目指す。
授業の進め方・方法:
座学による講義形式をとる。適宜、ノート参照可とする小試験を実施する。この小試験をもってノート検査に換える。演習には問題を事前に提示し、答案を作成してもらう。講義時に一部の学生を指名し、問題を解かせて解説させる。演習は、自ら希望した場合、その内容をもって最終成績に加点する。指名されなかった学生は答案を提出してもらうことで演習部分の評価に替える。
注意点:
評価については、評価割合に従って行います。ただし、適宜再試や追加課題を課し、加点することがあります。
中間試験を授業時間内に実施することがあります。
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 情報系分野 | 情報数学・情報理論 | 集合に関する基本的な概念を理解し、集合演算を実行できる。 | 4 | 後1,後2,後3,後4,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15 |
集合の間の関係(関数)に関する基本的な概念を説明できる。 | 4 | 後4,後5,後6,後7,後10,後11,後12,後13,後14,後15 |
論理代数と述語論理に関する基本的な概念を説明できる。 | 3 | 後3,後5,後6,後10,後11,後12,後13,後14,後15 |