(学際科目)機能材料

科目基礎情報

学校 沼津工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 (学際科目)機能材料
科目番号 2021-439 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 制御情報工学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 参考書:斎藤勝裕著 新素材を生み出す「機能性化学」がわかる ベレ出版、高木克彦、高木慎介著 層状化合物 共立出版
担当教員 大川 政志

到達目標

1 機能材料の基礎と特徴を理解する。
2.分子膜の基礎と特徴を理解する。
3.層状化合物の特徴を理解する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1機能材料の原理と応用が理解できその特徴を理解できる機能材料の原理が理解できその特徴を理解できる機能材料の原理が理解できその特徴を理解できない。
評価項目2分子膜の基礎と特徴を理解し応用について説明できる。分子膜の基礎と特徴を理解できる。分子膜の基礎と特徴を理解できない。
評価項目3層状化合物材料の基礎と特徴を理解し応用について説明できる。層状化合物材料の基礎と特徴を理解できる。層状化合物材料の基礎と特徴を理解でない。

学科の到達目標項目との関係

【本校学習・教育目標(本科のみ)】 2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
金属、セラミックス、有機化合物からなる材料の機能性について概説する。この科目では、発光、色、生体材料、炭素繊維、金属を取り上げ、それらの特徴と役割を理解することをねらいとする。また層状化合物を例にとり機能性発現の化学的修飾方法について理解する。
授業の進め方・方法:
授業は講義形式で行う。教科書は指定しないが主に参考書として紹介した書籍を活用して講義を行う。
講義で得た知識を講義後の課題と定期試験で評価する。機能性材料に関するレポート課題を冬休みに課す。
試験60%、課題40%で評価を行う
注意点:
「評価については、評価割合に従って行います。ただし、 適宜再試や追加課題を課し、加点することがあります。」
「中間試験を授業時間内に実施することがあります。」

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス・化学の基礎 機能材料を学ぶための化学の基礎を説明できる
2週 機能性化学とは何か? 機能性という言葉を説明できる
3週 発光材料 発光する材料について説明できる
4週 センサー材料と着色材料 センサーの仕組みと材料の着色について説明できる
5週 分子膜材料 分子膜とその機能について説明できる
6週 生体代替材料 生体代替材料について説明できる
7週 炭素繊維材料 炭素繊維材料について説明できる
8週 液晶材料の開発 液晶材料とモニター開発について説明できる
4thQ
9週 超分子材料 超分子材料ついて説明できる
10週 金属材料 金属材料ついて説明できる
11週 環境浄化材料およびエネルギー材料 環境浄化材料およびエネルギー材料ついて説明できる
12週 層状化合物材料I 層状化合物の分類と構造について説明できる
13週 層状化合物材料II 層状化合物の変える、並べる、見分ける機能について説明できる
14週 層状化合物材料III 層状化合物の隔てる、反応させる、応答する機能について説明できる
15週 演習 機能材料に関わる問題を解くことができる
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験課題合計
総合評価割合6040100
基礎的能力000
専門的能力602080
分野横断的能力02020