総合英語AⅡ

科目基礎情報

学校 沼津工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 総合英語AⅡ
科目番号 2021-532 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 制御情報工学科 対象学年 2
開設期 後期 週時間数 4
教科書/教材 『Revised BIG DIPPER English Communication II』、『BIG DIPPER English Communication II ワークブック』、『BIG DIPPER English Communication II ベーシックノート』、『LEAP』、担当者が用意するプリント資料。
担当教員 (英語科 非常勤講師),辻 直人

到達目標

教科書が扱う説明文や物語を読んで、概要を把握できる。
語・句・文における基本的な強勢と文のイントネーションや区切りを正しく理解して、聴き手に情報が正しく伝わる音読および発話ができる。
英語で書かれた記事や物語などを積極的に読む姿勢を身につける。
学習した文法や語彙を用いて自分の考えを易しい英文で表現することができる英語運用力を身につけることができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安(優)標準的な到達レベルの目安(良)未到達レベルの目安(不可)
評価項目1基本的語彙、語法、文法の理解をして、英文を正確に理解できる。基本的語彙、語法、文法の理解をして、英文を概ね理解できる。基本的語彙、語法、文法の理解が不十分で、英文を理解できない。
評価項目2語・句・文における基本的な強勢と文のイントネーションや区切りを正しく理解して、聴き手に情報が正しく伝わる音読および発話が正確にできる。 語・句・文における基本的な強勢と文のイントネーションや区切りを正しく理解して、聴き手に情報が正しく伝わる音読および発話が概ねできる。 語・句・文における基本的な強勢と文のイントネーションや区切りを正しく理解して、聴き手に情報が正しく伝わる音読および発話ができない。
評価項目3読んだ内容に基づいて、英語と日本語で意見を論理的に述べることができる。読んだ内容に基づいて、簡単に英語と日本語で意見が述べることができる。読んだ内容に基づいて、英語と日本語で意見を述べることができない。

学科の到達目標項目との関係

【本校学習・教育目標(本科のみ)】 4 説明 閉じる

教育方法等

概要:
2年前期までの既習事項を土台にして、4技能を統合した英語力の向上を目指す。授業では、検定教科書以外の教材を適宜使用していき、授業理解度は試験で判断する。授業では、教科書の読解、音読、筆写の他、単語テストを定期的に行い、そのテストの結果は成績評定の一部とする。さらに、英語のインプット量が教科書だけでは不足するため、適宜授業外で英文を読む(多読、その他)ことを求める。また、英語の相互使用を確保し、学びを深めるために協同学習(ペア学習、グループ学習)も適宜取り入れ、協力して学び合う姿勢も養成していくので、積極的な授業参加を求める。
授業の進め方・方法:
教科書を使って精読し、音読、音読筆写等を行って英語の定着をはかる。また、『ベーシックノート』を使って予習、『ワークブック』を使って復習をすることで、英語学習習慣の確立を図る。また、教科書だけでは英語に接する量が少ないことから、それ以外の教材も取り入れる。英語の発音、アクセント、イントネーションについても指導し、音声によるコミュニケーションを実践する英語力も養う。また、高校レベルの語彙を習得してもらうために、『LEAP』を使い、定期的に単語の小テストを行う。
注意点:
1.評価については、評価割合に従って行います。ただし、適宜再試や追加課題を課し、加点することがあります。
2. 使用教材は同じであるが、授業担当者が複数名いるため、状況(クラス毎の習熟度や、学習意欲・態度の差、授業担当者の授業方針等)によって進度やテスト範囲、課題が異なる場合がある。各授業担当者から指示を受けること。『LEAP』は授業内小テスト用や課題・自習用として使う予定である。分からない箇所があれば、積極的に質問をすること。提出物の期限は厳守すること。提出遅れや未提出は評価の対象となる。なお、受講生の興味関心に応じて、進度や内容が変更される場合がある。3. 評価については評価割合に沿って行う。しかし適宜再試験や追加課題を課して加点することがある。4. 中間試験を授業時間内に実施することがある。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス、多読ガイダンス、Lesson 5 本文内容の理解ができる
本文の意味を考えながら適切に音読できる 
2週 Lesson 5、多読等 本文内容の理解ができる
本文の意味を考えながら適切に音読できる 教科書以外の教材に積極的に取り組むことが出来る
3週 Lesson 6 本文内容の理解ができる
本文の意味を考えながら適切に音読できる
4週 Lesson 6、多読等 本文内容の理解ができる
本文の意味を考えながら適切に音読できる 教科書以外の教材に積極的に取り組むことが出来る
5週 Lesson 7 本文内容の理解ができる
本文の意味を考えながら適切に音読できる
6週 Lesson 7、多読等 本文内容の理解ができる
本文の意味を考えながら適切に音読できる 教科書以外の教材に積極的に取り組むことが出来る
7週 Lesson 8 本文内容の理解ができる
本文の意味を考えながら適切に音読できる
8週 Lesson 8、多読等 本文内容の理解ができる
本文の意味を考えながら適切に音読できる 演習問題に積極的に取り組むことが出来る
4thQ
9週 Lesson 9 本文内容の理解ができる
本文の意味を考えながら適切に音読できる 演習問題に積極的に取り組むことが出来る
10週 Lesson 9、多読等 本文内容の理解ができる
本文の意味を考えながら適切に音読できる
11週 Lesson 10 本文内容の理解ができる
本文の意味を考えながら適切に音読できる 教科書以外の教材に積極的に取り組むことが出来る
12週 Lesson 10 本文内容の理解ができる
本文の意味を考えながら適切に音読できる
13週 Reading 本文内容の理解ができる
本文の意味を考えながら適切に音読できる 教科書以外の教材に積極的に取り組むことが出来る
14週 Reading 本文内容の理解ができる
本文の意味を考えながら適切に音読できる
15週 これまでのまとめ これまで学んだことを復習して理解を深めることが出来る
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。2後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。2後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後11,後13,後14,後15
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。2後3,後4,後5,後6,後7,後8,後11,後13,後14,後15
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。2後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後11,後13,後14,後15
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。2後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後11,後13,後15
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。2後1,後2,後4,後5,後6,後11,後13,後15
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。2後1,後2,後4,後5,後6,後7,後11,後13,後15
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。2後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。2後1,後2,後4,後5,後6,後8,後9,後11,後13,後15
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。2後1,後2,後4,後5,後6,後9,後11,後13,後15
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。2後1,後2,後4,後5,後6,後11,後13,後15
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。1後1,後2,後4,後6,後11,後13,後14,後15
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。2後1,後2,後4,後6,後11,後13,後15
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。2後1,後2,後4,後6,後10,後11,後12,後13,後15
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。2後1,後2,後4,後6,後10,後11,後12,後13,後15
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。1後10,後12,後15
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。2後1,後2,後4,後6,後10,後11,後12,後13,後15
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。2後1,後2,後4,後6,後10,後11,後12,後13,後15

評価割合

定期試験課題(発表含む)小テスト合計
総合評価割合602020000100
基礎的能力602020000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000