到達目標
1. パラグラフライティングの手法を学び、日常的なものから科学技術的なテーマについて、論理的で読みやすい文章を英語で書くことができるようになる。
2. 与えられたテーマに関して英語で簡単なプレゼンテーションができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 与えられたテーマに関して120~150語から成るパラグラフを書くことができる。(D2-3) | □与えられたテーマに沿って、自分の意見やその理由、事例を示し、相応しい語彙や構文を正しく用いて、分かりやすく書くことができる。(試験の点が32点以上に相当) | □与えられたテーマに沿って、自分の意見やその理由、事例を示すことができるが、語彙や構文の使い方に誤りが見受けられる。(試験の点が24~32点未満に相当) | □与えられたテーマに沿って、自分の意見やその理由、事例が適切に示されていない。(試験の点が24点未満に相当) |
評価項目2 与えられたテーマに関して複数のパラグラフから成る文章を書くことができる。(D2-3)
| □与えられたテーマに沿って、自分の意見やその理由、事例を示し、適切に段落分けされ、相応しい語彙や構文を正しく用いて、分かりやすく書くことができる。(試験の点が32点以上に相当) | □与えられたテーマに沿って、自分の意見やその理由、事例を示し、適切に段落分けされているが、語彙や構文の使い方に誤りが見受けられる。(試験の点が24~32点未満に相当) | □与えられたテーマに沿って、自分の意見やその理由、事例が適切に示されていない、または適切に段落分けされていない。(試験の点が24点未満に相当) |
評価項目3 与えられたテーマに関して英語で簡単なプレゼンテーションができる。 | □論理的に構成され、聞き手にとって聞き取りやすく、理解しやすい話し方である(点数が16点以上に相当) | □論理的に構成されているが、聞き手にとって聞き取りにくく、理解されにくい話し方である。(点数が12~15点未満に相当) | □構成が論理的ではなく、聞き手にとって聞き取りにくく、理解されにくい話し方である。(12点未満に相当) |
学科の到達目標項目との関係
実践指針 (D2)
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実践指針のレベル (D2-3)
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【本校学習・教育目標(本科のみ)】 4
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【プログラム学習・教育目標 】 D
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教育方法等
概要:
ビジネスや研究開発、ものづくりの現場では、自分の意見や立場、状況、調査の結果等を相手に分かりやすく、論理的に伝える文章力が求められます。このようなライティングのスキルは、業務上お互いを正しく理解し、効率を高めるだけでなく、交渉を有利に進めたり、新たなビジネスチャンスを創出したりする上で非常に役立ちます。本講座では以下の3点を中心に、将来の実務に役立つ英文のライティングのスキルを学びます。
(1)与えられたテーマに関して120~150語から成るパラグラフを書くことができる。
(2)与えられたテーマに関して複数のパラグラフから成る文章を書くことができる。
(3)与えられたテーマに関して作成した文章を基に英語で簡単な発表ができる。
授業の進め方・方法:
パラグラフライティング、つまり難解な内容を論理的に、わかりやすく伝える文章を書くための手法を学びます。
授業は教科書に沿って進めます。まずは教科書の各章の練習問題と手本となる文章を通じて、必要な文法事項や表現を学びます。また、辞書や各種ツールを活用してテーマに相応しい専門用語や表現を調べる方法を学びます。
次に、グループワークとして、与えられたテーマに関して英語でパラグラフを書いていただきます。
さらに、出来上がった英文を基に、グループの代表者に英語で簡単なプレゼンテーションをしていただきます。(プレゼンテーションは、学期中に一人一回必ず行うこととします。)
最後に各グループの英文についてフィードバックいたします。
注意点:
評価については、評価割合に従って行います。この科目は学修単位科目であり、30時間の対面授業を実施します。併せて15時間の事前学習・事後学習が必要となります。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス パラグラフとは何か |
授業の目的、進め方、評価方法等の説明 適切なつなぎ言葉を使って、自分の意見を述べることができる。
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2週 |
手続き・手順を説明する グループワーク:簡単な手順書の作成 |
手続きや手順を分かりやすく正確に書くことができる。
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3週 |
手続き・手順を説明する フィードバック |
手続きや手順を分かりやすく正確に書くことができる。
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4週 |
人物や物事を定義する |
人物や物事を定義し、詳しく説明できる。
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5週 |
比較と対照 グループワーク:二つの物事を比較する文章を書く |
二人の人物や二つの物事の類似点、相違点を分かりやすく書くことができる。
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6週 |
比較と対照 グループ代表者によるプレゼン及びフィードバック |
二人の人物や二つの物事の類似点、相違点を口頭で分かりやすく発表することができる。
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7週 |
原因と結果 グループワーク:物事の原因と結果を説明する文章を書く |
物事の原因と結果を理解して、書くことができる。
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8週 |
原因と結果 グループ代表者によるプレゼン及びフィードバック
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物事の原因と結果を理解して、口頭で分かりやすく発表することができる。
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2ndQ |
9週 |
問題と解決策 グループワーク:問題点とその解決策を説明する文章を書く |
問題を明確に指摘し、その解決策の説明を書くことができる。
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10週 |
問題と解決策 グループ代表者によるプレゼン及びフィードバック |
問題を明確に指摘し、その解決策の説明を口頭で分かりやすく発表することができる。
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11週 |
賛成・反対意見を述べる グループワーク:ある事象に対して、賛成・反対する意見を書く |
ある事象に対して、賛成・反対する意見を書くことができる。
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12週 |
賛成・反対意見を述べる グループワーク:ある事象に対して、賛成・反対する意見を書く |
ある事象に対して、賛成・反対する意見を書くことができる。
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13週 |
賛成・反対意見を述べる グループ代表者によるプレゼン及びフィードバック |
ある事象に対して、賛成・反対する意見を口頭で分かりやすく発表することができる。
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14週 |
データ分析 グループワーク:市場調査やアンケートなどの集計結果を説明する文章を書く |
市場調査やアンケートなどの集計結果を分かりやすく書くことができる。
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15週 |
データ分析 グループ代表者によるプレゼン及びフィードバック |
市場調査やアンケートなどの集計結果を口頭で分かりやすく発表することができる。
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | プレゼンテーション | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 20 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 80 | 20 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 |