設計工学

科目基礎情報

学校 沼津工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 設計工学
科目番号 2023-430 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 制御情報工学科 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 1
教科書/教材 システム工学—問題発見・解決の方法井上 雅裕 (著), 陳 新開 (著), 長谷川 浩志 (著)ISBN-13  978-4274210921
担当教員 (S科 非常勤講師),丸 雅光

到達目標

システムを設計するための基礎になる工学的方法論を習得する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
システムを設計するための基礎になる工学的方法論を習得する方法論を応用できる方法論を理解できた方法論を理解できなかった

学科の到達目標項目との関係

実践指針 (C3) 説明 閉じる
実践指針のレベル (C3-3) 説明 閉じる
【本校学習・教育目標(本科のみ)】 3 説明 閉じる
【プログラム学習・教育目標 】 C 説明 閉じる

教育方法等

概要:
コンピュータとソフトウェアを主な構成要素とする情報システム、巨大なプロセスを働かせる制御システム、企業体を経営するための経営システムなど、すべてシステムの代表的な例である。
本講義では、これらのシステムを設計するための基礎になる工学的方法論を解説する。
授業の進め方・方法:
注意点:
1.評価については、評価割合に従って行います。
2.評価割合欄に記載されている態度とは、授業への積極姿勢を意味し、評価割合10%で評価します。
3.この科目は学修単位科目であり、30時間の対面授業を実施します。併せて15時間の事前学習・事後学習が必要となります。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 設計工学概要 ・本教科の目的、目標、授業計画を理解できる
2週 発想法 ブレーンストーミング、マインドマップ、KJ法などの手法を使って発想することができる
3週 システムとは? ・システムの定義を説明できる
・システムのアーキテクチャを説明できる
・システム開発を行う組織を理解できる
4週 システム開発プロセス システム開発のプロセスを理解できる
5週 システムの要求定義 システムの要求を定義することができる
6週 システムの機能設計 システムの機能を設計することができる
7週 システムの評価法 システムの評価を行うことができる
8週 システムのモデリング SysMLの表記法を理解できる
2ndQ
9週 システムのモデリング SysMLを使ってモデリングできる
10週 システムのモデリング SysMLを使ってモデリングできる
11週 システムのモデリング SysMLを使ってモデリングできる
12週 システムのモデリング SysMLを使ってモデリングできる
13週 演習 これまでに学んだことを使って、システム要求の定義、機能設計、評価ができる
14週 演習 これまでに学んだことを使って、システム要求の定義、機能設計、評価ができる
15週 演習 これまでに学んだことを使って、システム要求の定義、機能設計、評価ができる
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史説明責任、製造物責任、リスクマネジメントなど、技術者の行動に関する基本的な責任事項を説明できる。3
現代社会の具体的な諸問題を題材に、自ら専門とする工学分野に関連させ、技術者倫理観に基づいて、取るべきふさわしい行動を説明できる。3
技術者倫理が必要とされる社会的背景や重要性を認識している。3
社会における技術者の役割と責任を説明できる。3
環境問題の現状についての基本的な事項について把握し、科学技術が地球環境や社会に及ぼす影響を説明できる。3
環境問題を考慮して、技術者としてふさわしい行動とは何かを説明できる。3
国際社会における技術者としてふさわしい行動とは何かを説明できる。3
知的財産の社会的意義や重要性の観点から、知的財産に関する基本的な事項を説明できる。3
技術者の社会的責任、社会規範や法令を守ること、企業内の法令順守(コンプライアンス)の重要性について説明できる。3
技術者を目指す者として、諸外国の文化・慣習などを尊重し、それぞれの国や地域に適用される関係法令を守ることの重要性を把握している。3
全ての人々が将来にわたって安心して暮らせる持続可能な開発を実現するために、自らの専門分野から配慮すべきことが何かを説明できる。3
技術者を目指す者として、平和の構築、異文化理解の推進、自然資源の維持、災害の防止などの課題に力を合わせて取り組んでいくことの重要性を認識している。3
科学技術が社会に与えてきた影響をもとに、技術者の役割や責任を説明できる。3
グローバリゼーション・異文化多文化理解グローバリゼーション・異文化多文化理解それぞれの国の文化や歴史に敬意を払い、その違いを受け入れる寛容さが必要であることを認識している。3
専門的能力分野別の専門工学情報系分野その他の学習内容ディジタル信号とアナログ信号の特性について説明できる。4

評価割合

試験レポート相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合454501000100
基礎的能力0000000
専門的能力454501000100
分野横断的能力0000000