工学実験Ⅰ

科目基礎情報

学校 沼津工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 工学実験Ⅰ
科目番号 2023-434 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実験・実習 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 制御情報工学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 4
教科書/教材
担当教員 長縄 一智,芹澤 弘秀,大久保 進也,横山 直幸,金子 裕哉

到達目標

1.作業内容と役割を把握して行動し、担当業務の進捗状況を他者に報告できる。(E1-3)
2.実験方法、実験結果、考察等を第三者に情報(報告書)として簡潔に判りやすく伝えることができる。


※各ワークショップで個別の到達目標を設定

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1 作業内容と役割を把握して行動し、自分の担当業務の進捗状況を報告できる。(E1-3)□チームとして行う作業内容とその中での自分の役割を明確かつ詳細に説明でき、自分の担当業務の進捗状況を報告できる(作業状況報告書の評価が9点以上)。□チームとして行う作業内容とその中での自分の役割を明確に説明でき、自分の担当業務の進捗状況を報告できる(作業状況報告書の評価が6点~8点)。□チームとして行う作業内容とその中での自分の役割をうまく説明できず、自分の担当業務の進捗状況を報告できない(作業状況報告書の評価が6点未満)。
評価項目2 実験方法、実験結果、考察等を第三者に情報(報告書)として簡潔に判りやすく伝えることができる。□実験方法、実験結果、考察等を報告書として簡潔に判りやすくまとめることができ、十分な考察を行うことができる(実験レポートの評価が76点以上)。□実験方法、実験結果、考察等を報告書として簡潔に判りやすくまとめることができる(実験レポートの評価が54点~75点)。□実験方法、実験結果、考察等を報告書として簡潔にまとめることができず、記載内容が不十分である(実験レポートの評価が54点未満)。

学科の到達目標項目との関係

実践指針 (E1) 説明 閉じる
実践指針のレベル (E1-3) 説明 閉じる
【本校学習・教育目標(本科のみ)】 5 説明 閉じる
【プログラム学習・教育目標 】 E 説明 閉じる

教育方法等

概要:
クラス全員が次の4種類の工学実験を定められた期間に順次実施し、報告書を作成する。1.電気・電子工学実験(テスタとオシロスコープに関する実験)、2.光情報工学実験(光計測システムの構築)、3.生体計測システム構築実験(生体脈波計測)、4.通信工学実験(変調、復調)
授業の進め方・方法:
クラス全員が次の4種類の工学実験を定められた期間に順次実施し、報告書を作成する。1.電気・電子工学実験(テスタとオシロスコープに関する実験)、2.光情報工学実験(光計測システムの構築)、3.生体計測システム構築実験(生体脈波計測)、4.通信工学実験(変調、復調)
注意点:
本教科の単位修得には、全てのワークショップにおける報告書の期限内提出が必要です。
諸々の事由により報告書の提出ができない(遅れる)場合は、期限前に担当教員へご連絡ください。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス シラバスの説明、安全教育、実験日程の説明
2週 電気・電子工学実験 テスタの基礎実験(変動する物理量の測定)
3週 電気・電子工学実験 オシロスコープに関する実験Ⅰ(交流波形の計測)
4週 電気・電子工学実験 オシロスコープに関する実験Ⅱ(交流波形の計測)
5週 光情報工学実験 偏光シミュレーション
6週 光情報工学実験 偏光計測システムの構築と実験
7週 報告書指導 報告書の不備について個別に指導を行う
8週 通信工学実験 高周波測定実験Ⅰ
4thQ
9週 通信工学実験 高周波測定実験Ⅱ
10週 報告書指導 報告書の不備について個別に指導を行う
11週 生体計測システム構築実験 血圧計測の実践と計測原理の理解
12週 生体計測システム構築実験 光電脈波計測による心拍波形の収集
13週 生体計測システム構築実験 デジタル信号処理によるノイズ除去の実践
14週 実験予備日 公休・欠席者の実験・指導の補講日
15週 作業報告書・レポート 最終指導日 4テーマの作業報告書とレポートについて精査し、個別に不備の修正指導を行う
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

作業状況報告書実験報告書合計
総合評価割合1090100
基礎的能力000
専門的能力1090100
分野横断的能力000