到達目標
1.論文全体の構成、パラグラフ、センテンスにおいて、正確に、明確に、簡潔に記述するための基本事項を習得する。
2.論理的な文章を書くために必要な英文法や数式、数の表現などの基本事項を習得する。
3.英文abstractが書けること、英文でのプレゼンテーション方法を習得する(D2-2)。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
論文の構成、パラグラフ、センテンスが正確、明確、簡潔に記述できる。 | 与えられた日本語文書資料の内容について小論文を課したときに、適格なタイトルをつける、自身の結論に向けて論理展開をすることができ、論理的飛躍がなく、さらに論理に基づいて適切な段落分けを設定できる(試験の点が32点以上に相当)。 | 与えられた日本語文書資料の内容について小論文を課したときに、適格なタイトルをつける、自身の結論に向けて論理展開をすることができ、論理的飛躍がない(試験の点が24~32点未満に相当)。 | 与えられた日本語文書資料の内容について小論文を課したときに、適格なタイトルをつける、自身の結論に向けて論理展開をすることができない。(試験の点が24点未満に相当)。 |
英文abstractにおける論理構成の習得 | 英文abstractでの論理構成に基づいて典型的な英文での表現が、明確、簡潔にできる(試験の点が32点以上に相当)。
| 英文abstractでの論理構成に基づいて典型的な英文での表現ができる(試験の点が24~32点に相当)。
| 英文abstractでの論理構成に基づいて典型的な英文での表現ができない(試験の点が24点未満に相当)。
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プレゼンテーションの手順の習得。 | プレゼンテーション用の英文abstractで文法的な誤りがなく正確、明確、簡潔な文書が作成できる(レポートで16点以上に相当)。 | プレゼンテーション用の英文abstractで文法的な誤りが少なく正確な文書が作成できる(レポートで12~15点未満に相当)。 | プレゼンテーション用の英文abstractで文法的な誤りが頻繁にある文書しか作成できない(レポートで12点未満に相当)。 |
学科の到達目標項目との関係
実践指針 (D2)
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実践指針のレベル (D2-2)
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【本校学習・教育目標(本科のみ)】 4
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【プログラム学習・教育目標 】 D
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教育方法等
概要:
科学技術の世界では、英文による論文、仕様書、マニュアルを書くことや読むことは必須である。学術論文では、正確に(Correct)、明確に(Clear)、簡潔に(Concise)表現することが必要となる。ここでは、学術論文の構成や典型的な論理展開について講義すると共に、これらの3つの要素を満たすための英文での表現方法について講義する。
授業の進め方・方法:
本授業は、論文構成の基本事項についての講義と、具体的な英文の書き方について講義する。論文構成の基本では、数式表現、位置・時間・方向・距離などの基本的な表現について座学で講義する。また、具体的な英文の書き方では、名詞と冠詞、時制、助動詞、to不定詞と動名詞、短文を関係詞や接続詞で結方法などについて、英語でのニュアンスを中心とした講義を行う。
注意点:
レポート(英語と日本語)
1.将来の携帯電話、車、ロボット、エネルギー、環境について議論したレポート、または
2、日本の文化(温泉と銭湯、夏祭り、お茶、和菓子)を海外に紹介するレポート
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
ガイダンス |
技術英文とは?学術論文の構成。Correct(正確), Clear(明確), Concise(簡潔)に書くとは?どのようなことかを理解する。
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2週 |
技術英語の基礎1 |
アブストラクトを中心に、論文全体の構成方法、センテンスとパラグラフの構成について理解する。
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3週 |
技術英語の基礎2 |
文書のきまりの理解、ピリオド、コンマ、コロン、セミコロンの使い方を理解する。
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4週 |
文法1 |
名詞の取り扱いと冠詞について理解する。
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5週 |
文法2 |
主語と動詞、5文型(技術英語で好まれる文型)について理解する。
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6週 |
文法3 |
時制(過去形、現在形、現在完了形の使い方)について理解する。
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7週 |
文法4 |
受動態と能動態(受動態で表現する場合)を適宜に使う方法について理解する。
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8週 |
文法5 |
著者の気持ちを伝える助動詞のニュアンス、前置詞のニュアンスを理解する。
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4thQ |
9週 |
文法6 |
未来のことを述べるto不定詞と現状を述べる動名詞のニュアンスの違いを理解する。
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10週 |
文法7 |
現在分詞と過去分詞(格調高い表現としての分詞構文)のニュアンスを理解する。
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11週 |
文法8 |
比較の表現、数式や数の表現について理解する。
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12週 |
文法9 |
関係代名詞と関係副詞のニュアンスを理解する。
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13週 |
文法10 |
英文の書き方、短文を関係詞、接続詞でつなぐ方法について理解する。
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14週 |
ショートプレゼンテーション |
あらかじめ課したレポート内容について、パワーポイントを使ったプレゼンテーションを行い、プレゼンターション方法について理解する。
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15週 |
まとめ |
科学技術英語の読み方を理解する。アブストラクトでの論理展開について理解する。
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 80 | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |