到達目標
1. [製品企画] 社会のニーズを知り、それに適した製品の企画ができる(C3-3)
2. [製品製作] プロジェクトとして組織的に計画を実行し、与えられた制約のもとで 製品を製作することができる
3. [プレゼンテーション] 成果を説明するために適切な資料を作成しプレゼンテーションができる
4. [ドキュメント制作] わかりやすく適切な形式でドキュメントをまとめることができる
5. [特許分析] 特許検索により特許マップを制作できる(C3-3)
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1
[製品企画]
社会のニーズを知り、それに適した製品の企画ができる(C3-3) | □綿密な社会的ニーズ調査とチームメンバーの能力評価をもとに、世の中にない商品の提案ができる
□企画会議を主導し、他者のアイデアを分析して発展させることができる | □各種メディアを利用して、社会のニーズや既存技術に関する情報を収集することができる
□企画会議において、他者のアイデアを分析して意見を述べることができる | □社会的ニーズや課題を工学的に捉えることができない
□会議への積極的な参加や、意見の主張ができない |
評価項目2
[製品製作]
プロジェクトとして組織的に計画を実行し、与えられた制約のもとで製品を製作することができる | □リーダーとしてチーム全体のまとめ役を務め、円滑なプロジェクト進行に貢献できる
□高いモノづくり能力を遺憾なく発揮し、製品の完成において中心的な役割を担うことができる | □リーダー指示の下で、プロジェクトの組織的運営に貢献できる
□製品制作に関する知識や技術の面で不足はあるが、チームの仲間と互いに補いあうことで製品完成に貢献することができる | □他者との協働が不得手であり、円滑なプロジェクト運営の妨げとなってしまう
□設計・加工技術が稚拙であり、製品の製作に寄与できない |
評価項目3
.[プレゼンテーション]
成果を説明するために適切な資料を作成しプレゼンテーションができる | □主発表者として、チームで企画・製作した製品やアイデアを魅力的にアピールすることができる
□発表資料(スライド・台本)の制作において指導的立場をとり、発表の準備で中心的な役割を担うことができる | □主発言者に適切な助言を行うなど、発表会の活性化に貢献できる
□発表資料(スライド・台本)の制作に協力することで、成果の魅力をアピールするための貢献ができる | □発表会における貢献はできず、その準備過程においても積極的な協力ができない |
評価項目4
[ドキュメント制作]
わかりやすく適切な形式でドキュメントをまとめることができる | □適切な形式で分かりやすいドキュメントを主体的に作成し、チームメンバーに対する作成指導や提出のとりまとめを行うことができる。 | □他者からの指示・助言を受けつつも、期限内に必要なドキュメントを作成・提出できる
| □必要なドキュメントを他者からの指示・助言を受けても作成・提出できない |
学科の到達目標項目との関係
実践指針 (C3)
説明
閉じる
実践指針のレベル (C3-3)
説明
閉じる
【本校学習・教育目標(本科のみ)】 3
説明
閉じる
【本校学習・教育目標(本科のみ)】 5
説明
閉じる
【プログラム学習・教育目標 】 C
説明
閉じる
教育方法等
概要:
コンピュータを応用した複合機器・システムを、企画、設計、製作する一連のプロジェクト型体験学習(PBL)を行う。
無の状態から具体的製品を生み出すまでの一連の作業を通じて、ニーズ調査、製品企画、設計、製作、工学的解析、動作・性能試験で必要となるドキュメントの作成、およびプレゼンテーションを実践する。
製品に関連する特許調査を行う。
授業の進め方・方法:
コンピュータを応用した複合機器・システムを、企画、設計、製作する一連のプロジェクト型体験学習(PBL)を行う。
無の状態から具体的製品を生み出すまでの一連の作業を通じて、ニーズ調査、製品企画、設計、製作、工学的解析、動作・性能試験で必要となるドキュメントの作成、およびプレゼンテーションを実践する。
製品に関連する特許調査を行う。
注意点:
1.試験や課題レポート等は、JABEE 、大学評価・学位授与機構、文部科学省の教育実施検査に使用することがあります。
2.授業参観される教員は当該授業が行われる少なくとも1週間前に教科目担当教員へ連絡してください。
授業計画
|
|
週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
前期オリエンテーション |
プログラムの学習・教育目標、授業概要・目標、年間スケジュール、課題の趣旨説明、評価方法と基準、等の説明、安全教育
|
2週 |
設計のプロセス |
企画・設計の一連の流れを講義
|
3週 |
ニーズ調査・分析 |
プロジェクトの編成、ニーズ調査・分析
|
4週 |
製品企画 |
テーマ企画、基本仕様設定、コスト検討、技術検討、作業計画作成
|
5週 |
コンセプト発表会 |
企画コンセプトのプレゼンテーション
|
6週 |
概念設計 |
構想設計、基本設計仕様書、機能系統図、事前予備実験など
|
7週 |
構想企画発表会 |
構想企画のプレゼンテーション
|
8週 |
詳細設計 |
基本計画図、模擬実験、ソフトウェア設計仕様書
|
2ndQ |
9週 |
設計レビュー |
組立構造図、部品リスト、シミュレーション、ソフトウェア設計プレゼンテーション
|
10週 |
設計リファイン |
組立構造図、部品リスト、シミュレーション、ソフトウェア設計の問題点見直し
|
11週 |
部品発注 |
製作部品図出図、発注部品のまとめ
|
12週 |
製作 |
機構部、電気・電子回路部、ソフトウェアの製作
|
13週 |
製作 |
機構部、電気・電子回路部、ソフトウェアの製作
|
14週 |
製作 |
機構部、電気・電子回路部、ソフトウェアの製作
|
15週 |
製作 |
機構部、電気・電子回路部、ソフトウェアの製作
|
16週 |
|
|
後期 |
3rdQ |
1週 |
製作 |
機構部、電気・電子回路部、ソフトウェアの製作
|
2週 |
製作 |
機構部、電気・電子回路部、ソフトウェアの製作
|
3週 |
製作 |
機構部、電気・電子回路部、ソフトウェアの製作
|
4週 |
組立、動作試験 |
サブシステム組立、部分的動作試験、調整
|
5週 |
組立、動作試験 |
サブシステム組立、部分的動作試験、調整
|
6週 |
組立、動作試験 |
サブシステム組立、部分的動作試験、調整
|
7週 |
組立、動作試験 |
サブシステム組立、部分的動作試験、調整
|
8週 |
組立、動作試験 |
サブシステム組立、部分的動作試験、調整
|
4thQ |
9週 |
組立、動作試験 |
サブシステム組立、部分的動作試験、調整
|
10週 |
性能評価 |
動作試験、性能評価、調整、検査仕様書、検査結果報告書作成
|
11週 |
製作品の完成 |
取扱説明書の作成、ドキュメント整理
|
12週 |
成果発表会準備 |
製作品の最終調整、ドキュメント整理、成果発表会資料作成、発表練習
|
13週 |
成果発表会 |
製作品の最終調整、ドキュメント整最終成果発表プレゼンテーション
|
14週 |
特許分析 |
進歩性・新規性について
|
15週 |
マーケッティングについて |
外部講師
|
16週 |
|
|
モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 企画 | 製作 | 発表 | 報告書 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 30 | 50 | 10 | 10 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 30 | 50 | 10 | 10 | 0 | 0 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |