総合英語AⅢ

科目基礎情報

学校 沼津工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 総合英語AⅢ
科目番号 0018 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 制御情報工学科 対象学年 3
開設期 前期 週時間数 4
教科書/教材 『Select Reading: Pre-Intermediate』Linda Lee & Erik Gundersen著 『Engage』大久保伊晨・松田優著 多読多聴教材
担当教員 藤井 数馬

到達目標

・教科書が扱う説明文や物語の内容を英語または日本語で説明できる。
・YL 1.5以下の難易度の教材であればWPM100以上の速さで読め、内容の7割以上を理解できる。
・年間10万語の多読を目標に自律的に英語学習習慣を身につけることができる。
・読んだ本の書評を、2~3分程度の他者に分かる英語で発表でき、他者の発表を聞き取れる。
・後期の総合英語Bと合わせTOEICで350点以上を取れる英語力を身につける。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1□基本的語彙、語法、文法の理解をして、英文を正確に理解できる。□基本的語彙、語法、文法の理解をして、英文を概ね理解できる。□基本的語彙、語法、文法の理解が不十分で、英文を理解できない。
評価項目2□読んだ英語多読図書の書評を、英文の論理展開を理解した上で、300語程度の英語で書ける。□読んだ英語多読図書の書評を、英文の論理展開をほぼ正しく理解した上で、300語程度の英語で書ける。□読んだ英語多読図書の書評を、英文の論理展開を理解できず、300語程度の英語で書けない。
評価項目3□英語ミニビブリオバトルで3分間の書評を、聞き手の顔を見ながら発表できる。□英語ミニビブリオバトルで3分間の書評を、英文を参照しながら発表できる。□英語ミニビブリオバトルで3分間の書評を、原稿を見っ放しで、聞き手の顔を見て発表できない。

学科の到達目標項目との関係

【本校学習・教育目標(本科のみ)】 4 説明 閉じる

教育方法等

概要:
高専2年次までに修得した知識と技能を土台に、英語の4技能(listening, speaking, reading, writing)を使って、基本的な語彙と構文であれば英語で情報を受けることができ、2~3分程度の英語プレゼンテーションができる。普段の授業では、教科書の読解、音読、音読筆写、英作文などを行い、これまでの英文法や語法の復習として定期的な英文法の小テストを行っていく。
また、英語のインプット量を増やすために、教科書に加え、週に1時限を目安に英語多読多聴を授業内で行う。さらに、自律的に英語を学んでいける行動を身につけるために、授業外での多読も適宜課していく。
多読で通して得てきた英語のインプットを発信能力に繋げるための活動として、英語による2~3分間の英語による書評活動を行う。この活動のための練習として、英作文、会話活動や発音練習等を授業に定期的に取り入れる。
授業の進め方・方法:
教科書を使い、精読、音読、音読筆写を行う。
1,2年次に学習した英語Wの復習として、『Engage』を使い、定期的に小テストを行う。
9月に行う英語でのミニビブリオバトルのための準備として、英文原稿作成とその添削、音読練習、リハーサルなどをグループ学習形態で行う。
教科書内で出てきた文法を使った英作文練習を適宜行う。
注意点:
英語は知識習得とともに、技能訓練が必要な科目です。そのため、授業ではペア活動やグループ学習を積極的に取り入れていく。他者と協力して積極的に活動に参加することを求める。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 第1回:ガイダンス、課題試験
第2回:Chapter 1
多読
本文内容の理解ができる
2週 第3回:Chapter 1
第4回:Chapter 1
多読
本文内容の理解ができる
英語の読み方のスキル(Reading Skill)を理解し、実践できる
3週 第5回:Chapter 2
第6回:Chapter 2
多読
本文内容の理解ができる
4週 第7回:Chapter 2
第8回:Chapter 3
多読
本文内容の理解ができる
Reading Skillを理解し実践できる
5週 第9回:Chapter 3
第10回:Chapter 3
多読
本文内容の理解ができる
Reading Skillを理解し実践できる
6週 第11回:Chapter 4
第12回:Chapter 4
多読
本文内容の理解ができる
Reading Skillを理解し実践できる
この頃までにビブリオバトルガイダンス
7週 第13回:Chapter 4
第14回:テスト前復習
多読
本文内容の理解ができる
8週 前期中間試験
2ndQ
9週 第15回:テスト返却、解説、Chapter 5
第16回:Chapter 5
返却答案から勉強方法を振り返り改善点や継続すべき点を考える   本文内容の理解ができる
10週 第17回:Chapter 5
第18回:Writing Activity (Short Paragraph)
本文の要点がまとめられる  自分の意見を英語で表現できる
11週 第19回:Chapter 6
第20回:Writing Activity (Short Paragraph)
本文内容の理解ができる
12週 第21回:Chapter 6
第22回:Chapter 6
多読
本文内容の理解ができる
Reading Skillを理解し実践できる
13週 第23回:Chapter 7
第24回:Chapter 7
本文内容の理解ができる

14週 第25回:Book Review
第26回:Group Activity on Book Review
書評を論理的に英語で書ける   書評を読み合い、意見交換と互いの表現校正ができる
15週 第27回:Supplementary Reading
第28回:Rading Activity
さまざまなジャンルの英語に触れ、またそれらの語学的特質を理解する
16週 第29回:テスト返却、解説
第30回:Rading Activity
返却された試験から自律的に勉強の振り返りと建設的な反省ができる
英語読み物を楽しむ

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合6010010515100
基礎的能力60001051590
専門的能力010000010
分野横断的能力0000000