到達目標
以下に示す3項目について習得する。
(1)直流回路では、オームの法則、キルヒホッフの法則を理解し、簡単な直流回路が解析でき、かつ直流電力の計算ができるようにする。(2)交流回路では、正弦波交流を用いた回路解析ができるようにする。
(3)目標達成度試験の実施要領は別に定める。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
直流回路では、オームの法則、キルヒホッフの法則を理解し、簡単な直流回路が解析でき、かつ直流電力の計算ができるようにする | 直流回路におけるオームの法則、キルヒホッフの法則を説明でき、さらに複雑な直流回路の解析ができ、かつ直流電力の計算ができる。 | 直流回路におけるオームの法則、キルヒホッフの法則を理解し、簡単な直流回路の解析でき、かつ直流電力の計算ができる。 | 直流回路におけるオームの法則、キルヒホッフの法則を理解できず、簡単な直流回路が解析と直流電力の計算ができない。 |
交流回路では、正弦波交流を用いた回路解析ができるようにする | 交流回路での正弦波交流を用いた複雑な回路の解析ができる。 | 交流回路での正弦波交流を用いた簡単な回路の解析ができる。 | 交流回路での正弦波交流を用いた簡単な回路の解析ができない。 |
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学科の到達目標項目との関係
【本校学習・教育目標(本科のみ)】 2
説明
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教育方法等
概要:
1.物理・化学・生物工学関連の特性測定には電気・電子工学の理論に基づく装置が多いこと、また省資源・環境問題に対処するために、物質工学専攻学生にとっても電気・電子工学の知識が必要である。したがって、物質工学専攻学生に電気・電子工学に対する興味と関心を持たせる。
2.電気・電子の基礎としてエネルギー問題も重要である。ここでは太陽光発電、電気自動車等についても簡潔に講義する。
この科目は国鉄(現JR)で送電や電力設備の建設・保守業務を担当していた教員が、その経験を活かし、電気・電子工学の基礎やエネルギー問題等について講義形式で授業を行うものである。
授業の進め方・方法:
授業は講義形式で実施される。2回の定期試験の素点平均を80%、課題レポートを10%、授業への積極的姿勢(出席状況、授業態度 など)を10%として評価を行う。全体で60点以上を合格とする。
注意点:
評価については、評価割合に従って行います。ただし、適宜再試や追加課題を課し、加点することがあります。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス |
プログラムの学習・教育目標、授業概要ー目標、スケジュール、評価方法と基準等を理解できる。
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2週 |
直流回路1 |
直流回路とオームの法則を理解することができる
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3週 |
直流回路2
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直流回路とキルヒホッフの法則を理解することができる
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4週 |
直流回路3
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キルヒホッフの法則の演習とホイットストーンブリッジを理解することができる
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5週 |
直流回路4 |
直流回路の電力を理解することができる
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6週 |
交流回路1 |
交流回路(実効値、周波数など)を理解することができる
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7週 |
交流回路2 |
抵抗Rの交流回路を理解することができる
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8週 |
交流回路3 |
交流回路とRLC回路を理解することができる
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2ndQ |
9週 |
交流回路4 |
交流回路とLC共振回路を理解することができる
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10週 |
交流回路5 |
交流回路の電力を理解することができる
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11週 |
交流回路6 |
交流回路について総合的に理解することができる
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12週 |
太陽光発電 |
太陽電池の仕組みを理解することができる
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13週 |
電気自動車 |
電気自動車のモータが動く仕組みを理解することができる
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14週 |
電気電子工学トピックス |
電気電子工学のトピックスを理解することができる
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15週 |
まとめ |
電気電子工学の基礎をまとめることができる
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 0 | 0 | 0 | 0 | 20 | 100 |
基礎的能力 | 80 | 0 | 0 | 0 | 0 | 20 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |