日本語

科目基礎情報

学校 沼津工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 日本語
科目番号 2021-582 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 物質工学科 対象学年 5
開設期 通年 週時間数 1
教科書/教材 大学・大学院留学生の日本語 ⑤漢字・語彙編、進学のための面接設問集、他
担当教員 (教養科 非常勤講師),高澤 啓子

到達目標

講義や研究発表、学習活動に必要な日本語を聞いて正確に理解し、聞いたことをまとめ、適切な対応が出来る。
知識として得た日本語を実際に使用してレポートを書いたり、コミュニケーションが出来る。  
理系の教科書の読解、講義の聴講、実験・実習を円滑に行うことが出来る。理系の分野の論理的で明快な科学技術日本語と、アカデミックな日本語、日常生活の中で使われる日本語の違いを理解出来る。
「日本(人・社会)」という異文化を理解しカルチャーショックを克服出来る。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1日本語を聞いて、適切な対応ができる日本語を聞いて対応ができる日本語を聞いて対応ができない
評価項目2日本語を使用して、しっかりとしたレポート作成やコミュニケーションがとれる日本語を使用して、レポート作成やコミュニケーションがとれる日本語を使用して、レポート作成やコミュニケーションがとれない
評価項目3専門分野に関する日本語をしっかりと理解し、文化的な相違をしっかりと理解できる専門分野に関する日本語を理解し、文化的な相違を理解できる専門分野に関する日本語を理解できず、文化的な相違も理解できない

学科の到達目標項目との関係

【本校学習・教育目標(本科のみ)】 4 説明 閉じる

教育方法等

概要:
日本での留学生活を送る上で必要なコミュニケーション能力と、日本の高等教育機関で学習研究活動を行うために必要な日本語能力を養う。日本語で表現されていることを理解し、情報同士の関係を理解し、理解した情報を活用して論理的に妥当な解釈を導く能力を養う。基本的に日本語能力試験N1レベルの日本語(および一部英語)で授業を実施する。
授業の進め方・方法:
授業計画に従い対面授業を実施します。少人数クラスのメリットを生かし個々の学生と対話しながら授業を進めます。
注意点:
・評価については、評価割合に従って行います。但し、適宜再試や追加課題を課し、加点することがあります。
・中間試験を授業時間内に実施することがあります。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 オリエンテーション、面接 進学・就職・奨学金応募のための面接の質問に的確に答えられる。
2週 面接 進学・就職・奨学金応募のための面接の質問に的確に答えられる。
3週 面接 進学・就職・奨学金応募のための面接の質問に的確に答えられる。
4週 面接 進学・就職・奨学金応募のための面接の質問に的確に答えられる。
5週 面接 進学・就職・奨学金応募のための面接の質問に的確に答えられる。
6週 漢字・語彙29課 実験・観察に関わる漢字を読める。
7週 文字・表記1 同音異義語の中から正しい漢字を選ぶことができる。
8週 漢字・語彙30課 調査に関する語彙の漢字が読める。
2ndQ
9週 文字・表記2 カタカナ語を正しく使うことができる。
10週 漢字・語彙31課 数値に関する漢字を読むことができる。
11週 文字・表記3 読点を適切に使うことができる。
12週 漢字・語彙32課 図表に関する漢字を読める。
13週 語彙・意味1 書きことばと話ことばを使い分けることができる。
14週 スピーチ 自分の意見・主張を明確に話すことができる。
15週 スピーチ 自分の意見・主張を明確に話すことができる。
16週 語彙・意味2 似ている語彙や表現の中から適当なものを選択することができる。
後期
3rdQ
1週 漢字・語彙33課 論文の結果の部分で用いられる語彙が理解できる。
2週 語彙・意味3 専門用語の特徴を理解し適切に使用することができる。
3週 口頭発表 高専祭に参加する。高専祭に来場した日本人に、母国について流暢な日本語で出来る。
4週 口頭発表 高専祭に参加する。高専祭に来場した日本人に、母国について流暢な日本語で出来る。
5週 漢字・語彙34課 論文の考察の記述に用いられる語彙が分かる。
6週 文章・談話1 読みやすい長さの文が書ける。
7週 漢字・語彙35課 論文の中で用いられる修飾語がわかる。
8週 文章・談話2 指示詞を正しく使うことができる。
4thQ
9週 漢字・語彙36課 対義語とその漢字がわかる。
10週 文章・談話3 接続詞を正しく使うことができる。
11週 漢字・語彙37課 形容詞の対義語がわかる。
12週 文章・談話4 読み手に配慮して、読み手が読みやすい文を書くことができる。
13週 漢字・語彙38課 同訓語が理解できる。
14週 漢字・語彙39課 形成文字、同音異義語が理解できる。
15週 漢字・語彙40課 和語と漢語の違いがわかる。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験課題・提出物相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合503002000100
基礎的能力30300200080
専門的能力200000020
分野横断的能力0000000