学外実習Ⅰ

科目基礎情報

学校 沼津工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 学外実習Ⅰ
科目番号 2021-605 科目区分 専門 / 選択
授業形態 実験・実習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 物質工学科 対象学年 4
開設期 集中 週時間数
教科書/教材 特になし
担当教員 藁科 知之

到達目標

技術者としての学外実習において、工学技術を実践するために以下のことを目標とした実習を行う。

(1)就業体験を通して自己の職業適性や将来設計について考える材料を得る。
(2)学問の実際的な意義を認識する。
(3)職場や地域社会で活躍する上で必要となる社会人としての意識や行動を身につける。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1就業体験を通して自己の職業適性や将来設計について考え,より具体的に将来のことを考えることができる.事前レポート・履歴書(自己アピール・志望動機)にその旨記載されている。就業体験を通して自己の職業適性や将来設計について考えることができる.そのために、事前レポート・履歴書(自己アピール・志望動機)を作成することができる。就業体験を通して自己の職業適性や将来設計について考えることができない.事前レポート・履歴書(自己アピール・志望動機)を作成することができない。
評価項目2学問の実際的な意義を認識し,学習活動の重要性を再認識し,その意欲が見られる.事前レポート及び実習後レポートにその内容について記載がある。学問の実際的な意義を認識することができる.事前レポート及び実習後レポートにその内容について記載がある。学問の実際的な意義を認識することができない.事前レポートもしくは実習後レポートにその記述がない。
評価項目3職場や地域社会で活躍する上で必要となる社会人としての意識や行動を身につけ,実践しようとする姿勢が見られる.提出物の〆切を守り、また、実習に真摯に取り組むことができる。職場や地域社会で活躍する上で必要となる社会人としての意識や行動を身につけることができる.提出物の〆切を守り、また、実習に取り組むことができる。職場や地域社会で活躍する上で必要となる社会人としての意識や行動を身につけることができない.提出物の〆切を守ることができず、また、実習先であいさつや取り組み姿勢などに注意を受ける

学科の到達目標項目との関係

【本校学習・教育目標(本科のみ)】 5 説明 閉じる

教育方法等

概要:
企業や大学、研究機関等での実習を通じて、実習先の研究者等、先輩技術者から指導を受け、これまでに学んだ知識を活かして実際の現場での技術を修得する。
また、学外実習の経験を今後の学習及び自身のキャリア育成に役立て、技術者としての意識を高揚させることを目的とする。
授業で修得した知識や技術が実際の工場あるいは研究機関において、どのように利用•実用化されているか理解する。
長期休暇中に1週間程度の実習を学外にて行う。実習後に報告書を提出すること。
授業の進め方・方法:
学外実習に当たり、以下のように事前学習・実習・事後学習の3段階で授業を進める。
(実習前)
 ・実習先を選定する。
 ・実習先および業界全体について概要を調査し、レポートを作成する。
 ・実習先に提出する履歴書を作成する。 
(実習)
 ・実習先の規則やルールを遵守して、工学技術者としての実践学習を行う。
(実習後)
 ・実習の内容について報告書を作成する。
 ・実習の内容について、口頭でプレゼンテーションを行う。
注意点:
評価については、評価割合に従って行います。ただし、
適宜追加課題を課し、加点することがあります。
(参考)
学生便覧 沼津工業高等専門学校学外実習規定 第13条 
学外実習の単位は、実習時間30時間を1単位相当として認定するものとする。ただし2学年にわたる実習を総合し単位を認定することはできない。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 オリエンテーション 学外実習説明会において実習におけるマナーを身に着ける。
2週 過去の受け入れ先企業 ダイキン工業
3週 三菱アルミニウム株式会社
4週 サントリー株式会社
5週 東洋インキ株式会社
6週 花王
7週 日本触媒
8週 アステラスファーマテック
2ndQ
9週 MeijiSeikaファルマ
10週 シミックCMO株式会社
11週 中外工業薬品
12週 ツムラ株式会社
13週 カゴメ株式会社
14週 学外実習報告会 学外実習においてどのような内容を実施し、何を得たのかを他者にプレゼンテーションできる。
15週
16週
後期
3rdQ
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
4thQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

提出課題報告書発表自己評価合計
総合評価割合10503010100
履歴書・エントリーシート1000010
事前学習レポート0100010
学外実習実施報告書0400040
学外実習報告会0030535
実習中の目標達成00055