1.実験内容の化学的基礎について,反応式や定式化された原理,法則を用いながら説明できる。
2.基本的な実験器具・装置の使い方を修得するとともに説明できる。
3.実験結果を適切なソフトウェアを使って図表にまとめることができる。
4.実験結果について考察し,報告書が作成できる。
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 自然科学 | 化学実験 | 化学実験 | 実験の基礎知識(安全防具の使用法、薬品、火気の取り扱い、整理整頓)を持っている。 | 3 | 後1,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14,後15 |
事故への対処の方法(薬品の付着、引火、火傷、切り傷)を理解し、対応ができる。 | 3 | 後1,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14,後15 |
測定と測定値の取り扱いができる。 | 3 | 後1,後3,後4,後5,後6,後7,後10,後11,後12,後13,後14,後15 |
有効数字の概念・測定器具の精度が説明できる。 | 3 | 後1,後3,後4,後5,後6,後7,後10,後11,後12,後13,後14,後15 |
レポート作成の手順を理解し、レポートを作成できる。 | 3 | 後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14,後15 |
ガラス器具の取り扱いができる。 | 3 | 後3,後4,後5,後6,後7,後10,後11,後12,後13,後14 |
基本的な実験器具に関して、目的に応じて選択し正しく使うことができる。 | 3 | 後3,後4,後5,後6,後7,後10,後11,後12,後13,後14 |
試薬の調製ができる。 | 3 | 後3,後4,後5,後6,後7,後10,後11,後12,後13,後14 |
代表的な気体発生の実験ができる。 | 3 | 後9,後10,後13,後14 |
工学基礎 | 工学実験技術(各種測定方法、データ処理、考察方法) | 工学実験技術(各種測定方法、データ処理、考察方法) | 物理、化学、情報、工学における基礎的な原理や現象を明らかにするための実験手法、実験手順について説明できる。 | 3 | 後1,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14 |
実験装置や測定器の操作、及び実験器具・試薬・材料の正しい取扱を身に付け、安全に実験できる。 | 3 | 後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14 |
実験データの分析、誤差解析、有効桁数の評価、整理の仕方、考察の論理性に配慮して実践できる。 | 3 | 後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14 |
実験テーマの目的に沿って実験・測定結果の妥当性など実験データについて論理的な考察ができる。 | 3 | 後1,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15 |
実験ノートや実験レポートの記載方法に沿ってレポート作成を実践できる。 | 3 | 後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15 |
実験データを適切なグラフや図、表など用いて表現できる。 | 3 | 後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15 |
実験の考察などに必要な文献、参考資料などを収集できる。 | 3 | 後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15 |
実験・実習を安全性や禁止事項など配慮して実践できる。 | 3 | 後1,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14 |
個人・複数名での実験・実習であっても役割を意識して主体的に取り組むことができる。 | 3 | 後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14 |
共同実験における基本的ルールを把握し、実践できる。 | 3 | 後1,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14 |
レポートを期限内に提出できるように計画を立て、それを実践できる。 | 3 | 後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 化学・生物系分野 | 物理化学 | エンタルピーの定義と適用方法を説明できる。 | 4 | 後6,後14 |
反応速度の定義を理解して、実験的決定方法を説明できる。 | 4 | 後9 |
反応速度定数、反応次数の概念を理解して、計算により求めることができる。 | 4 | 後9 |
微分式と積分式が相互に変換できて半減期が求められる。 | 4 | 後9 |
電池反応と電気分解を理解し、実用例を説明できる。 | 3 | 後12 |
化学工学 | 吸着や膜分離の原理・目的・方法を理解できる。 | 4 | 後5 |
分野別の工学実験・実習能力 | 化学・生物系分野【実験・実習能力】 | 分析化学実験 | 代表的な定性・定量分析装置としてクロマト分析(特にガスクロ、液クロ)や、物質の構造決定を目的とした機器(吸光光度法、X線回折、NMR等)、形態観察装置としての電子顕微鏡の中の代表的ないずれかについて、その原理を理解し、測定からデータ解析までの基本的なプロセスを行うことができる。 | 3 | 後14 |
固体、液体、気体の定性・定量・構造解析・組成分析等に関して必要な特定の分析装置に関して測定条件を選定し、得られたデータから考察をすることができる。 | 4 | 後11 |
物理化学実験 | 温度、圧力、容積、質量等を例にとり、測定誤差(個人差・器差)、実験精度、再現性、信頼性、有効数字の概念を説明できる。 | 4 | 後1,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後13,後14 |
各種密度計(ゲールサック、オストワルド等)を用いて、液体および固体の正確な密度を測定し、測定原理を説明できる。 | 4 | 後10,後13 |
粘度計を用いて、各種液体・溶液の粘度を測定し、濃度依存性を説明できる。 | 4 | 後13 |
熱に関する測定(溶解熱、燃焼熱等)をして、定量的に説明できる。 | 4 | 後6 |
分子量の測定(浸透圧、沸点上昇、凝固点降下、粘度測定法等)により、束一的性質から分子量を求めることができる。 | 4 | 後10 |
相平衡(液体の蒸気圧、固体の溶解度、液体の相互溶解度等)を理解して、平衡の概念を説明できる。 | 4 | 後6,後7,後13 |
基本的な金属単極電位(半電池)を組み合わせ、代表的なダニエル電池の起電力を測定できる。また、水の電気分解を測定し、理論分解電圧と水素・酸素過電圧についても説明できる。 | 4 | 後12 |
反応速度定数の温度依存性から活性化エネルギーを決定できる。 | 4 | 後9 |
分野横断的能力 | 態度・志向性(人間力) | 態度・志向性 | 態度・志向性 | 周囲の状況と自身の立場に照らし、必要な行動をとることができる。 | 2 | 後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14 |
自らの考えで責任を持ってものごとに取り組むことができる。 | 2 | 後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14 |
目標の実現に向けて計画ができる。 | 2 | 後1,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15 |
目標の実現に向けて自らを律して行動できる。 | 2 | 後1,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15 |
チームで協調・共同することの意義・効果を認識している。 | 2 | 後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14 |
チームで協調・共同するために自身の感情をコントロールし、他者の意見を尊重するためのコミュニケーションをとることができる。 | 2 | 後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14 |
当事者意識をもってチームでの作業・研究を進めることができる。 | 2 | 後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14 |
チームのメンバーとしての役割を把握した行動ができる。 | 2 | 後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13 |
適切な方向性に沿った協調行動を促すことができる。 | 3 | 後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13 |
リーダーシップを発揮する(させる)ためには情報収集やチーム内での相談が必要であることを知っている | 3 | 後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13 |