到達目標
1. 溶液の濃度の計算、pHの計算ができるようになる
2. 酸塩基反応及び酸化還元反応の反応式が立てられるようになる
3. 様々な実験データの処理した表や図を作成ができるようになる
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 溶液の濃度やpHの応用的な計算ができる | 溶液の濃度やpHの計算ができる | 溶液の濃度やpHの計算ができない |
評価項目2 | 複雑な酸塩基と酸化還元の反応式が立てられ濃度計算ができるについてもpHの計算ができる | 酸塩基と酸化還元の反応式が立てられる | 酸塩基と酸化還元の反応式が立てられない |
評価項目3 | 様々な実験データの処理した表や図をPCを使って作成ができるようになる | 様々な実験データの処理した表や図を作成ができるようになる | 様々な実験データの処理した表や図を作成ができない |
学科の到達目標項目との関係
【本校学習・教育目標(本科のみ)】 2
説明
閉じる
教育方法等
概要:
物質工学とは,物質の組成,構造,性質を探求して,新しい素材や利用方法を提案する学問である。沼津高専の物質工学科では、5カ年間で材料化学と生物工学の領域を学習する。本授業では演習を通じて材料化学の基礎として学んだ溶液の濃度、pH、酸塩基反応、酸化還元反応についてを習得する。また、情報セキュリティ及び実験によって様々なデータを得るこのデータを処理して表や図を作成する方法を学ぶ。
授業の進め方・方法:
講義と演習を同程度に行う。
評価は 試験50%,レポート課題50%とする
注意点:
「評価については、評価割合に従って行います。」
「中間試験を授業時間内に実施することがあります。」
授業の属性・履修上の区分
授業計画
|
|
週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
オリエンテーション |
物質工学基礎で行う内容を説明できる
|
2週 |
溶液の濃度、pHに関する演習I |
溶液の濃度、pHを計算できる
|
3週 |
中和反応に関する演習I |
中和反応を利用した溶液の濃度を計算できる
|
4週 |
溶液の濃度、pHに関する演習II・情報セキュリティ |
溶液の濃度、pH及び溶液を計算できる データの取り扱いができる 情報の送信、共有化する際の注意ができる
|
5週 |
実験データの取り扱い法I・情報セキュリティ |
実験データを処理して図・表にできる SNSなど外部への情報公開について説明ができる 実験中で起こり得る事故(インシデント)について説明ができる
|
6週 |
PCを利用した実験データの取り扱い法I |
PCを利用して実験データを処理して計算ができる
|
7週 |
PCを利用した実験データの取り扱い法II |
PCを利用して実験データを処理して適切な図にできる
|
8週 |
PCを利用した実験データの取り扱い法II |
PCを利用して実験データを処理して適切な表にできる
|
2ndQ |
9週 |
PCを利用した実験データの取り扱い法III |
PCを利用して実験データを処理して適切な図と表を作成できる
|
10週 |
PCを利用した実験データの取り扱い法IV |
PCを利用して実験データを処理して適切な図と表を作成できる
|
11週 |
中和反応に関する演習II |
中和反応を利用した溶液の濃度を計算できる
|
12週 |
酸化還元反応に関する演習I |
酸化還元反応の反応式を立てられる
|
13週 |
酸化還元反応に関する演習II |
酸化還元の反応式から反応する物質量が計算できる
|
14週 |
酸化還元反応に関する演習III |
電池や電気分解と酸化還元反応から説明できる
|
15週 |
復習1 |
中和反応や酸化還元反応に関わる計算ができる
|
16週 |
|
|
モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | レポート | 合計 |
総合評価割合 | 50 | 50 | 100 |
基礎的な化学の能力 | 50 | 0 | 50 |
実験データ処理能力 | 0 | 50 | 50 |