現代の国語

科目基礎情報

学校 沼津工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 現代の国語
科目番号 2022-688 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 物質工学科 対象学年 1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 『現代の国語』(東京書籍)、『学習課題ノート 現代の国語』(東京書籍)、『国語便覧』、国語辞典(各自所有のものでよい)
担当教員 小村 宏史

到達目標

1. 論理的文章の読解を通して、論理的な思考方法および表現法を把握し、自分なりに考えることができる。
2. 実社会に必要な語彙・語法・文法的技能を身に付け、自らの言語活動に生かすことができる。
3. 言葉がもつ価値への認識を深めるとともに、言葉を通して他者や社会に関わろうとする姿勢をもつことができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1論理的文章の読解を通して、論理的な思考方法および表現法を高い水準で把握し、自分なりに考えることができる。 論理的文章の読解を通して、論理的な思考方法および表現法を把握し、自分なりに考えることができる。 論理的文章の読解を通して、論理的な思考方法および表現法を把握し、自分なりに考えることができない。
評価項目2実社会に必要な語彙・語法・文法的技能を身に付け、自らの言語活動に高い水準で生かすことができる。実社会に必要な語彙・語法・文法的技能を身に付け、自らの言語活動に生かすことができる。実社会に必要な語彙・語法・文法的技能を身に付け、自らの言語活動に生かすことができない。
評価項目3言葉がもつ価値への認識を深めるとともに、言葉を通して他者や社会に関わろうとする姿勢を積極的にもつことができる。言葉がもつ価値への認識を深めるとともに、言葉を通して他者や社会に関わろうとする姿勢をもつことができる。言葉がもつ価値への認識を深めるとともに、言葉を通して他者や社会に関わろうとする姿勢をもつことができない。

学科の到達目標項目との関係

【本校学習・教育目標(本科のみ)】 4 説明 閉じる

教育方法等

概要:
国語を的確に理解し、適切に表現する能力を育成する。思考力や想像力を伸ばし、心情を豊かにし、言語感覚を磨き、言語文化に対する関心を深め、国語を尊重してその向上をはかる態度を育てる。
授業の進め方・方法:
基本的に講義形式で行う。テキスト所収の文章を通して、論理的文章の読解上の注意点や味読のポイントを確認する。また適宜学習課題ノートを用い、問題演習を通して知識の定着をはかる。
注意点:

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 シラバス概説/評論「技術が道徳を代行する時」 論理的な文章の構成や展開を的確にとらえ、要約できる。専門の分野に関する用語を思考や表現に活用できる。本文中の常用漢字について正しく読み書きできる。
2週 評論「技術が道徳を代行する時」 評論の論理展開に配慮し、文章表現に即して正確に主題・構成・展開を的確にとらえ、要約できる。
3週 評論「技術が道徳を代行する時」 評論の論理展開に配慮し、表された考えに対して、その論拠の妥当性の判断を踏まえて自分の意見を述べることができる。
4週 評論「水の東西」 論理的な文章の構成や展開を的確にとらえ、要約できる。専門の分野に関する用語を思考や表現に活用できる。本文中の常用漢字について正しく読み書きできる。
5週 評論「水の東西」 評論の論理展開に配慮し、表された考えに対して、その論拠の妥当性の判断を踏まえて自分の意見を述べることができる。
6週 評論「解釈」 論理的な文章の構成や展開を的確にとらえ、要約できる。専門の分野に関する用語を思考や表現に活用できる。本文中の常用漢字について正しく読み書きできる。
7週 評論「解釈」 評論の論理展開に配慮し、表された考えに対して、その論拠の妥当性の判断を踏まえて自分の意見を述べることができる。
8週 評論「解釈」 評論の論理展開に配慮し、表された考えに対して、その論拠の妥当性の判断を踏まえて自分の意見を述べることができる。
2ndQ
9週 評論「ラップトップ抱えた「石器人」」 論理的な文章の構成や展開を的確にとらえ、要約できる。専門の分野に関する用語を思考や表現に活用できる。本文中の常用漢字について正しく読み書きできる。
10週 評論「ラップトップ抱えた「石器人」」 評論の論理展開に配慮し、表された考えに対して、その論拠の妥当性の判断を踏まえて自分の意見を述べることができる。
11週 評論「人工知能はなぜ椅子に座れないのか」 論理的な文章の構成や展開を的確にとらえ、要約できる。専門の分野に関する用語を思考や表現に活用できる。本文中の常用漢字について正しく読み書きできる。
12週 評論「人工知能はなぜ椅子に座れないのか」 評論の論理展開に配慮し、表された考えに対して、その論拠の妥当性の判断を踏まえて自分の意見を述べることができる。
13週 評論「生物の多様性とは何か」 論理的な文章の構成や展開を的確にとらえ、要約できる。専門の分野に関する用語を思考や表現に活用できる。本文中の常用漢字について正しく読み書きできる。
14週 評論「生物の多様性とは何か」 評論の論理展開に配慮し、表された考えに対して、その論拠の妥当性の判断を踏まえて自分の意見を述べることができる。
15週 言語活動:評論文キーワード 現代の評論活動で用いられているキーワードについて、その語義を理解し、正しく用いることができる。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学国語国語論理的な文章(論説や評論)の構成や展開を的確にとらえ、要約できる。1前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14
論理的な文章(論説や評論)に表された考えに対して、その論拠の妥当性の判断を踏まえて自分の意見を述べることができる。1前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14
常用漢字の音訓を正しく使える。主な常用漢字が書ける。1前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15
類義語・対義語を思考や表現に活用できる。1前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15
社会生活で使われている故事成語・慣用句の意味や内容を説明できる。1前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15
専門の分野に関する用語を思考や表現に活用できる。1前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15
実用的な文章(手紙・メール)を、相手や目的に応じた体裁や語句を用いて作成できる。1前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14
報告・論文の目的に応じて、印刷物、インターネットから適切な情報を収集できる。1前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14
収集した情報を分析し、目的に応じて整理できる。1前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15
報告・論文を、整理した情報を基にして、主張が効果的に伝わるように論理の構成や展開を工夫し、作成することができる。1前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14
作成した報告・論文の内容および自分の思いや考えを、的確に口頭発表することができる。1前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14
課題に応じ、根拠に基づいて議論できる。1前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14
相手の立場や考えを尊重しつつ、議論を通して集団としての思いや考えをまとめることができる。1前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15
新たな発想や他者の視点の理解に努め、自分の思いや考えを整理するための手法を実践できる。1前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15
他者の意見を聞き合意形成することができる。1前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14
合意形成のために会話を成立させることができる。1前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14
あるべき姿と現状との差異(課題)を認識するための情報収集ができる1前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15
課題の解決は直感や常識にとらわれず、論理的な手順で考えなければならないことを知っている。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15
どのような過程で結論を導いたか思考の過程を他者に説明できる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14
事実をもとに論理や考察を展開できる。1前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14
結論への過程の論理性を言葉、文章、図表などを用いて表現できる。1前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14

評価割合

テスト課題提出合計
総合評価割合8020100
基礎的能力8020100
専門的能力000
分野横断的能力000