到達目標
1.錯形成をする金属化合物の反応と安定性及び応用を説明できる
2.固体の基礎とキャラクタリゼーション手法を説明できる
3.固体の構造とその分析方法を説明できる
4.固体材料の性質を説明できる
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
錯形成をする金属化合物の反応と安定性及び応用を説明できる | 錯形成をする金属化合物の反応と安定性をし詳細に説明でき実社会での応用を説明できる | 錯形成をする金属化合物の反応と安定性について説明できる | 錯形成をする金属化合物の反応と安定性について説明できない |
固体の基礎とキャラクタリゼーション手法を説明できる | 固体の基礎と様々なキャラクタリゼーション手法の原理を説明できる | 固体の基礎とキャラクタリゼーション手法を説明できる | 固体の基礎とキャラクタリゼーション手法を説明できない |
固体の構造とその分析方法を説明できる | 結晶系,ミラー指数,結晶構造を図示したり説明したりできる
X線を用いた固体の分析方法の原理を詳細に説明できる | 結晶系,ミラー指数,結晶構造を説明できる
X線を用いた固体の分析方法の原理を説明できる
| 結晶系,ミラー指数,結晶構造を説明できない
X線を用いた固体の分析方法の原理を説明できない |
固体材料の性質を説明できる | 固体材料の性質を詳細に説明できる | 固体材料の性質を説明できる | 固体材料の性質を説明できない |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
錯形成をする金属化合物の配位子置換反応や熱力学安定性の要因を紹介するさらに現代社会における金属錯体化合物の応用方法を説明する。
固体の熱力学的安定性などの基礎やキャラクタリゼーションを行う手法について紹介する。
固体材料の一般的な性質についても紹介する。
授業の進め方・方法:
講義形式で行うが、ITを使った演習も一部取り入れる
注意点:
この科目は学修単位科目であり、1単位あたり15時間の対面授業を実施します。併せて1単位あたり30時間の事前学習・事後学習が必要となります。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
錯体化学(錯体の異性体と安定性) |
錯体の構造異性体を説明できる。安定度定数を利用して錯体の化学種の濃度を求められる。アーヴィングウィリアムズ系列について説明ができる
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2週 |
錯体化学(錯体の反応) |
配位子置換反応の反応機構とトランス効果を説明できる
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3週 |
錯体化学(非ウェルナー錯体とその応用) |
18電子則と非ウェルナー錯体の結合および応用について説明ができる。
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4週 |
固体化学(格子エネルギー) |
ボルンハーバーサイクルを利用して格子エネルギーを計算できる。NaClのマーデルング定数の求め方を説明できる
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5週 |
固体化学(固体の熱力学) |
固体の二成分状態図について説明できる。固溶体について説明できる。
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6週 |
固体化学(固体のキャラクタリゼーション) |
固体の主要なキャラクタリゼーションを説明できる
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7週 |
演習Ⅰ |
錯体と固体に関する演習問題を解くことができる
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8週 |
固体化学 (結晶系,ミラー指数) |
結晶系,ミラー指数を説明できる
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4thQ |
9週 |
固体化学 (結晶構造) |
結晶構造を説明できる
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10週 |
固体化学 (X線回折) |
X線回折の原理を説明できる
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11週 |
固体化学 (蛍光X線) |
蛍光X線の原理を説明できる
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12週 |
固体材料 (電子状態) |
固体中の電子状態を説明できる
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13週 |
固体材料 (電磁気的性質) |
固体の電磁気的性質を説明できる
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14週 |
固体材料 (電磁気的性質) |
固体の電磁気的性質を説明できる
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15週 |
演習Ⅱ |
第8回から14回の授業で扱った内容に関する演習問題を解くことができる
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | レポート課題 | 合計 |
総合評価割合 | 60 | 40 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 60 | 40 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 |