以下に示す10項目について修得する.(1)熱交換装置の設計ができる(C1-2),(2)膜分離について説明できる,(3) 蒸留操作を理解し,蒸留塔を設計できる(C1-2),(4)抽出操作を理論的に説明できる(C1-2),(5)反応率をもちいて反応速度を標記できる(C1-2),(6)定常状態近似法および律速段階近似法をもちいて反応速度式を導入できる(C1-2),(7)実験データより反応速度式を決定できる,(8)代表的な反応器の設計方程式を理解する(C1-2),(9)設計方程式を用いて反応器の設計ができる(C1-2),(10)吸着現象を説明できる(C1-2).
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 数学 | 数学 | 数学 | 整式の加減乗除の計算や、式の展開ができる。 | 3 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15 |
分数式の加減乗除の計算ができる。 | 3 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15 |
実数・絶対値の意味を理解し、絶対値の簡単な計算ができる。 | 3 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15 |
平方根の基本的な計算ができる(分母の有理化も含む)。 | 3 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15 |
簡単な連立方程式を解くことができる。 | 3 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15 |
1次不等式や2次不等式を解くことができる。 | 3 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15 |
累乗根の意味を理解し、指数法則を拡張し、計算に利用することができる。 | 3 | 後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15 |
指数関数の性質を理解し、グラフをかくことができる。 | 3 | 後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15 |
指数関数を含む簡単な方程式を解くことができる。 | 3 | 後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15 |
対数の意味を理解し、対数を利用した計算ができる。 | 3 | 前1,前2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15 |
対数関数の性質を理解し、グラフをかくことができる。 | 3 | 前1,前2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15 |
対数関数を含む簡単な方程式を解くことができる。 | 3 | 前1,前2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15 |
微分係数の意味や、導関数の定義を理解し、導関数を求めることができる。 | 3 | 前1,前2,前3,前10,後2,後3,後4,後8,後9,後11,後15 |
極値を利用して、関数の最大値・最小値を求めることができる。 | 3 | 後3,後4,後15 |
簡単な場合について、関数の接線の方程式を求めることができる。 | 3 | 後11,後15 |
不定積分の定義を理解し、簡単な不定積分を求めることができる。 | 3 | 前1,前2,前3,前10,後8,後9,後15 |
置換積分および部分積分を用いて、不定積分や定積分を求めることができる。 | 3 | 前1,前2,前3,前10,後8,後9,後12,後15 |
定積分の定義と微積分の基本定理を理解し、簡単な定積分を求めることができる。 | 3 | 前1,前2,前3,前10,後8,後9,後12,後15 |
簡単な場合について、曲線で囲まれた図形の面積を定積分で求めることができる。 | 3 | 前10,後8,後9,後15 |
微分方程式の意味を理解し、簡単な変数分離形の微分方程式を解くことができる。 | 3 | 後8,後9 |
簡単な1階線形微分方程式を解くことができる。 | 3 | 前3,後8,後9,後12 |
自然科学 | 化学(一般) | 化学(一般) | 水の状態変化が説明できる。 | 3 | 前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10 |
ボイルの法則、シャルルの法則、ボイル-シャルルの法則を説明でき、必要な計算ができる。 | 3 | 前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,後2,後6,後8,後9,後12 |
気体の状態方程式を説明でき、気体の状態方程式を使った計算ができる。 | 3 | 前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,後2,後6,後8,後9,後12 |
化学反応を反応物、生成物、係数を理解して組み立てることができる。 | 3 | 後1,後2,後3,後4,後6,後8,後9,後10 |
化学反応を用いて化学量論的な計算ができる。 | 3 | 後2,後3,後4,後6,後8,後9,後10 |
質量パーセント濃度の説明ができ、質量パーセント濃度の計算ができる。 | 3 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後5,後12 |
モル濃度の説明ができ、モル濃度の計算ができる。 | 3 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後2,後3,後4,後5,後6,後8,後9,後10,後12,後13,後14,後15 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 化学・生物系分野 | 有機化学 | ラジカル重合・カチオン重合・アニオン重合の反応を説明できる。 | 2 | 後3 |
ラジカル重合・カチオン重合・アニオン重合の特徴を説明できる。 | 2 | 後3 |
物理化学 | 反応速度の定義を理解して、実験的決定方法を説明できる。 | 4 | 後1,後2,後3,後4,後6,後8,後9,後11 |
反応速度定数、反応次数の概念を理解して、計算により求めることができる。 | 4 | 後1,後2,後3,後4,後6,後8,後9,後11 |
微分式と積分式が相互に変換できて半減期が求められる。 | 4 | 後3,後4,後8,後9 |
連続反応、可逆反応、併発反応等を理解している。 | 4 | 後1,後2,後4 |
律速段階近似、定常状態近似等を理解し、応用できる。 | 4 | 後3,後4,後5 |
化学工学 | SI単位への単位換算ができる。 | 4 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,後6,後9,後15 |
物質の流れと物質収支についての計算ができる。 | 4 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,後9,後15 |
化学反応を伴う場合と伴わない場合のプロセスの物質収支の計算ができる。 | 4 | 後8,後9,後10,後15 |
蒸留の原理について理解できる。 | 4 | 前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10 |
単蒸留、精留・蒸留装置について理解できる。 | 4 | 前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10 |
蒸留についての計算ができる(ラウールの法則、マッケーブシール法等)。 | 4 | 前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10 |
基本的な抽出の目的や方法を理解し、抽出率など関係する計算ができる。 | 4 | 前11,前12,前13,前14,前15 |
吸着や膜分離の原理・目的・方法を理解できる。 | 4 | 前3,後5 |
バッチ式と連続式反応装置について特徴や用途を理解できる。 | 4 | 後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15 |