総合英語AⅢ

科目基礎情報

学校 沼津工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 総合英語AⅢ
科目番号 2024-603 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 物質工学科 対象学年 3
開設期 前期 週時間数 4
教科書/教材 『英語総合問題集 Wonderland 3rd Edition レベル4』いいずな書店、『英文法・語法 Vintage 4th Edition』いいずな書店、『改訂版WORD-MEISTER 英単語・英熟語3000』、教員が用意するハンドアウト
担当教員 萩原 康一郎

到達目標

1.英語の文章を読んで概要を理解したり、要約したりすることができる。
2.参考書を使って前年度までに学習した英文法を復習し新たな語法を学ぶことによって、4技能を発展させる基礎を培うことができる。
3.いくつかの話題についてペアワークやグループワークで活動してスピーキングとリスニングの力を伸ばし、自分の考えを口頭や文章で表現することができる。
4.英単語・熟語の知識を豊かにできる。
5.アクティブラーニングを促進する活動を通じて、コミュニケーションスキル・合意形成力・発信力・チームワーク・主体性などの分野横断的能力を向上させる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安(優)標準的な到達レベルの目安(良)未到達レベルの目安(不可)
評価項目1(英文法・語法)語彙・語法、文構造を習得して、文章を正確に理解し、英文を書くことができる。語彙・語法、文構造を習得して、文章を概ね理解し、英文を書くことができる。語彙・語法、文構造を習得できず、文章を理解したり英文を書くことができない。
評価項目2(読解)英文を読み要旨を読み取ることができる。英文を読み要旨を概ね読み取ることができる。英文を読み要旨を読み取ることができない。
評価項目3(コミュニケーション)平易な語彙を使って、事象の説明や自分の考えを人に伝えることができる。平易な語彙を使って、事象の説明や自分の考えを人に概ね伝えることができる。平易な語彙を使って、事象の説明や自分の考えを人に伝えることができない。

学科の到達目標項目との関係

【本校学習・教育目標(本科のみ)】 4 説明 閉じる

教育方法等

概要:
テキストを使用して4技能の基礎力を養成する。
参考書から英文法・語法の復習と発展的な力を養成する。
いくつかの話題について、自ら考えて意見を表現することができる。
授業の進め方・方法:
テキスト内の文章を読み、音声を聴き、タスクを行い、4技能を高める。
参考書の英文法・語法について、理解度を確認する小テストを適宜実施する。
いくつかの話題について自ら考えクラスメートと意見交換をして考えを文章にまとめる。
クエスト型の課題を課す。受講者は自らの知識や技能に応じて課題を選択し、自学自習で学習を進める。
注意点:
英語は知識の習得であり、かつ技能訓練が必要な科目である。そのためペアワークやグループ活動では協力して積極的に活動する姿勢が求められる。使用教材は同じであるが、授業担当者が複数名いるためクラスごとの習熟状況や学習意欲・態度の差、授業担当者の指導方針などにより試験の範囲や課題が異なる場合がある。各担当者より指示を受けること。評価については、評価割合に従って行う。クエスト型の課題については別紙に示された評価基準に従って評価する。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 1) Introduction to the 1st semester
2) Wonderland Unit 1, Extensive Reading
授業の概要と自学自習の進め方を理解することができる。
2週 3) Wonderland Unit 1, Grammar Exercises
4) 1-minute speech, Wonderland Unit 1, Grammar Exercises
英文の概要を理解できる。文法と語法を復習し、使えるようになる。タスクを通してコミュニケーション力を伸ばし、自分の意見を英文に表現できる。
3週 5) Wonderland Unit 2, Special Activity
6) Grammar and Syntax Quiz, Special Activity
英文の概要を理解できる。文法と語法を復習し、使えるようになる。タスクを通してコミュニケーション力を伸ばし、自分の意見を英文に表現できる。
4週 7) Wonderland Unit 2, Special Activity
8) 1-minute speech, Special Activity, Grammar Exercises
英文の概要を理解できる。文法と語法を復習し、使えるようになる。タスクを通してコミュニケーション力を伸ばし、自分の意見を英文に表現できる。
5週 9) Wonderland Unit 3, Grammar Exercises
10) Grammar and Syntax Quiz, Special Activity
英文の概要を理解できる。文法と語法を復習し、使えるようになる。タスクを通してコミュニケーション力を伸ばし、自分の意見を英文に表現できる。
6週 11) Wonderland Unit 5, Grammar Exercises, Special Activity
12) 1-minute speech, Wonderland Unit 5, Special Activity
英文の概要を理解できる。文法と語法を復習し、使えるようになる。タスクを通してコミュニケーション力を伸ばし、自分の意見を英文に表現できる。
7週 13) Review, Wonderland Unit 6, Special Activity
14) Taking Back of Tests, Review, Extensive Reading
学習した英文、文法、語法の理解度を高め、応用することができる。
8週 15) 1-minute speech, Wonderland Unit 6, Grammar Exercises
16) Wonderland Unit 10, Grammar Exercises
英文の概要を理解できる。文法と語法を復習し、使えるようになる。タスクを通してコミュニケーション力を伸ばし、自分の意見を英文に表現できる。
2ndQ
9週 17) Grammar and Syntax Quiz, Special Activity
18) Wonderland Unit 10, Special Activity
英文の概要を理解できる。文法と語法を復習し、使えるようになる。タスクを通してコミュニケーション力を伸ばし、自分の意見を英文に表現できる。
10週 19) 1-minute speech, Wonderland Unit 11, Special Activity
20) Special Activity: Bibliobattle
英文の概要を理解できる。文法と語法を復習し、使えるようになる。タスクを通してコミュニケーション力を伸ばし、自分の意見を英文に表現できる。
自分の意見をその根拠とともに、まとまった英文で表現することができる。
11週 21) Grammar and Syntax Quiz, Special Activity
22) Wonderland Unit 11, Special Activity
英文の概要を理解できる。文法と語法を復習し、使えるようになる。タスクを通してコミュニケーション力を伸ばし、自分の意見を英文に表現できる。
12週 23) 1-minute speech, Wonderland Unit 12, Grammar Exercises
24) Wonderland Unit 12, Grammar Exercises
英文の概要を理解できる。文法と語法を復習し、使えるようになる。タスクを通してコミュニケーション力を伸ばし、自分の意見を英文に表現できる。
13週 25) Grammar and Syntax Quiz, Special Activity: World News Report
26) 1-minute speech, Wonderland Unit 13, Special Activity
英文の概要を理解できる。文法と語法を復習し、使えるようになる。タスクを通してコミュニケーション力を伸ばし、自分の意見を英文に表現できる。
自分の意見をその根拠とともに、まとまった英文で表現することができる。
14週 27) Wonderland Unit13, Special Activity
28) Taking back of tests, Review, Special Activity
学習した英文、文法、語法の理解度を高め、応用することができる。
15週 29) Grammar and Syntax Quiz, Review, Special Activity
30) Course Evaluation Survey, Proficiency Test, Special Activity
学習した英文、文法、語法の理解度を高め、応用することができる。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文社会科学英語英語聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。2前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。2前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。3前14,前15
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。3前11,前12,前13,前14,前15
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。3前11,前12,前13,前14,前15
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。2前11,前12,前13,前14,前15
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。3前11,前12,前13,前14,前15
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。2前10,前11,前12,前13,前14,前15
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。2前11,前12,前13,前14,前15
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。3前11,前12,前13,前14,前15

評価割合

定期試験課題テスト課題提出課題活動合計
総合評価割合42201820100
総合評価4220181595
分野横断的能力00055