| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
1. 原子オービタルから簡単な分子の分子オービタルを組み立てることができる。 | □化学結合の量子化学的表現の種類を具体例をあげて説明できる。
□重ね合わせの原理と変分法に基づく分子オービタルの表現を数式を用いて導出し表現できる。 | □化学結合の量子化学的表現の種類を説明できる。
□重ね合わせの原理と変分法に基づく分子オービタルの表現ができる。 | □化学結合の量子化学的表現の種類を説明できない。
□重ね合わせの原理と変分法に基づく分子オービタルの表現ができない。 |
2.分子のエネルギー準位図から発光・吸光スペクトルの波長や振動数が計算できる。 | □分子のエネルギーを図示して数式を用いながら説明できる。
□電子遷移によるエネルギーの授受を発光・吸光スペクトルのピークの出現と関連付けてエネルギー計算ができる。 | □分子のエネルギーを図示して説明できる。
□電子遷移によるエネルギーの授受と発光・吸光スペクトルのピークのエネルギー計算ができる。 | □分子のエネルギーを図示して説明できない。
□電子遷移によるエネルギーの授受と発光・吸光スペクトルのピークのエネルギー計算ができない。 |
3.簡単な直鎖および環状ポリエンの分子オービタルと軌道エネルギーを計算できる。 | □単純ヒュッケル分子軌道法による分子オービタルの波動関数とエネルギー準位の決定ができ,分子図を作成することができる。
□分子オービタルの種類と性質を単純ヒュッケル法による計算結果と合わせて定量的に説明できる。 | □単純ヒュッケル分子軌道法による分子オービタルの波動関数とエネルギー準位の決定ができる。
□分子オービタルの種類と性質を単純ヒュッケル法による計算結果と合わせて説明できる。 | □単純ヒュッケル分子軌道法による分子オービタルの波動関数とエネルギー準位の決定ができない。
□分子オービタルの種類と性質を単純ヒュッケル法による計算結果と合わせて説明できない。 |
4.HOMOやLUMOの波動関数が与えられたら分子の反応性が予測できる。 | □HOMOとLUMOの性質をあげ,分子の反応性との関連を具体的な反応や実験方法をあげて説明できる。
□分子の反応性と性質をHOMO-LUMOのエネルギー準位差にもとづいて定量的に説明できる。 | □HOMOとLUMOの性質をあげ,分子の反応性との関連を説明できる。
□分子の反応性と性質をHOMO-LUMOのエネルギー準位差にもとづいて説明できる。 | □HOMOとLUMOの性質をあげ,分子の反応性との関連を説明できない。
□分子の反応性と性質をHOMO-LUMOのエネルギー準位差にもとづいて説明できない。 |