現代物理学

科目基礎情報

学校 沼津工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 現代物理学
科目番号 0018 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 物質工学科 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 参考書として現代物理学の基礎(バイザー著,好学社),他,ガイダンス時に紹介する。
担当教員 駒 佳明

到達目標

相対性理論,量子力学など現代物理学の中心テーマの基礎を理解し,基礎的な物理量を計算できる。原子核と放射線に関する物理量を計算できる。自然に対する理解を深めるとともに現代物理学の工学的応用例を挙げることができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1相対性理論と量子力学の基礎を理解し,基礎的な物理量を計算できる。 相対性理論と量子力学の基礎を理解している。相対性理論と量子力学の基礎を理解していない。
評価項目2原子核と放射線に関する物理量を計算できる。原子核と放射線に関する物理量を知っている。原子核と放射線に関する物理量を知らない。

学科の到達目標項目との関係

【本校学習・教育目標(本科のみ)】 2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
20世紀の科学,相対性理論と量子力学の基礎および原子核と放射線に対する理解を養う。
授業の進め方・方法:
授業は講義および演習を中心に行う。講義中は集中して聴講するとともに,積極的に演習に取り組むこと。
注意点:
1.試験や課題レポート等は、JABEE 、大学評価・学位授与機構、文部科学省の教育実施検査に使用することがあります。
2.授業参観される教員は当該授業が行われる少なくとも1週間前に教科目担当教員へ連絡してください。
3.中間試験を50%,期末試験を50%の割合で100点を満点として評価し,評価点が60点に達した者を合格とする。
なお,定期試験が満点の60%に満たなかった者には,達成度を確認するための課題を与え,成果が十分とみなされた場合は,
その試験について満点の60%を上限として加点することがある。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス
2週 相対性理論 慣性系,光速度不変の原理
3週 相対性理論 ローレンツ変換
4週 相対性理論 質量とエネルギーの等価性
5週 前期量子論 光の粒子性
6週 前期量子論 物質の波動性
7週 前期量子論 水素原子
8週 中間試験
2ndQ
9週 量子力学 シュレーディンガー方程式と波動関数,確率解釈
10週 量子力学 束縛問題,井戸型ポテンシャル
11週 量子力学 束縛問題,水素原子
12週 原子核と放射線 種類と性質,半減期
13週 原子核と放射線 核分裂,核融合
14週 素粒子物理 物質の階層構造
15週 期末試験
16週 まとめ

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力10000000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000