英語特論Ⅰ

科目基礎情報

学校 沼津工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 英語特論Ⅰ
科目番号 2018-719 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 環境エネルギー工学コース 対象学年 専1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 『Closer to the World: VOA's Health & Enviornment Reports』(松柏社)、英和辞典
担当教員 西口 美津子

到達目標

1. 教科書の英文を読解、聴解し、大意を把握できる。
2. 読んだ英文内容の概略を、100語程度の英語で、サマリーや自分の感想を論理的に書くことができる。(D2-4)
3. 自分に身近なこと、関心のあることについて、他の学生と協力しながら5分~6分程度の英語でのプレゼンテーションができる。
4. 平均YL 2.0以下であれば、初見であってもwpm=100程度のスピードで読め、7割以上の理解ができる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1 教科書英文の大意を把握できる□基本的語彙、語法、文法の理解して、英文を正確に理解できる。 □基本的語彙、語法、文法を理解して、英文を概ね理解できる。 □基本的語彙、語法、文法の理解が不十分で、英文を理解できない。
評価項目2 読んだ英文内容の概略を、100語程度の英語で、序論、本論、結論を含んだサマリーを書くことができる (D2-4)□序論、本論、結論といった英文の論理展開を正確に理解できる。 □読んだ英文を100語程度の自分の英語で要約や意見表明ができる。□序論、本論、結論といった英文の論理展開をほぼ正しく理解できる。 □読んだ英文を100語程度の英語で要約や意見表明ができる。□序論、本論、結論といった英文の論理展開を正確に理解できない。 □読んだ英文を100語程度の英語で要約や意見表明をすることができない。
評価項目3 自分に身近なこと、関心のあることについて、他の学生と協力しながら5分~6分程度の英語でのプレゼンテーションができる。  □正しい論理展開で、聞き手の興味を引き、わかりやすくプレゼンテーションをすることができる。 □英文を暗誦した上で、堂々と明瞭な発音でプレゼンテーションをすることができる。 □チームの一員としての自覚を持ち、チームワークを感じられるプレゼンテーションをすることができる。□正しい論理展開で、わかりやすくプレゼンテーションをすることができる。 □メモを見ながらではなく、前を向いて明瞭な発音でプレゼンテーションをすることができる。 □他の学生と協力し、チームとしてプレゼンテーションを仕上げることができる。□正しい論理展開で、わかりやすくプレゼンテーションをすることができない。 □原稿やメモを見っ放しで、前を向いてプレゼンテーションをすることができない。 □他の学生と協力して、チームとしてプレゼンテーションを仕上げることができない。
評価項目4 平均YL 2.0以下であれば、初見であってもwpm=100程度のスピードで読め、7割以上の理解ができる。□WPM=100程度のスピードで読め、8割以上の理解ができる。□WPM=100程度のスピードで読め、7割以上の理解ができる。□WPM=100程度のスピードで読めない、または7割以上の理解ができない。

学科の到達目標項目との関係

実践指針 (D2) 説明 閉じる
実践指針のレベル (D2-4) 説明 閉じる
【プログラム学習・教育目標 】 D 説明 閉じる

教育方法等

概要:
高専本科の英語科目で学習した事項を土台にして、自己の研究成果の概要を英語で記述したり、発表したりするための4技能を統合した英語力の向上を目標とする。授業の最初には英語対話練習等の活動を行い、英語での自己表現力の基礎力を養う。その後、教科書の聴解および読解の他、音読を行い、読んだ英文に対して、概要説明、あるいは意見表明を100語程度の英語で行うことで、論理的な英文構成能力を涵養する。そして、本科目最後には、3人1組で5~6分程度のプレゼンテーションを行ってもらう。また、自学自習としては英語多読(多聴)やサマリーライティングを課し、英語学習習慣の確立をはかる。その他、英語の相互使用を確保するためにペア学習なども適宜取り入れていくため、積極的で能動的な授業姿勢を求める。
授業の進め方・方法:
教科書『Closer to the World』を用いて、リスニングとリーディングを行う。この内容理解については、前期期末試験で問う。
また、教科書の2ユニットずつにライティングレポートを課す。
また、3人組を作り、英語でのプレゼンテーションと質疑応答を行ってもらう。しっかりと準備をして聞き手の方を見てプレゼンを行えるか、グループで協力して原稿作成ができるか等を評価の中心的な基準とする。
自学自習としては、英語多読多聴を課す。授業目標に到達しているかは多読教材を用いた実力試験で評価する。
注意点:
1.試験や課題レポート等は、JABEE 、大学評価・学位授与機構、文部科学省の教育実施検査に使用することがあります。
2. 状況に応じて、進度は適宜変更になることがあります。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス / Unit 1 英文内容が理解できる。
2週 Unit 1/ プレゼンチーム決定 英文内容が理解できる。
プレゼンチームの決定
3週 Unit 2 英文内容が理解できる。
レポートの提出①。
プレゼンテーマの決定
4週 Unit 3 / プレゼン準備 英文内容が理解できる。
プレゼン進捗状況確認(テーマ決定)
5週 Unit 3 / Unit 6 英文内容が理解できる。
6週 Unit 6 英文内容が理解できる。
レポートの提出②。
7週 Unit 8 英文内容が理解できる。
8週 Unit 8 / プレゼン準備 英文内容が理解できる。
プレゼンの日本語原稿の提出。
2ndQ
9週 Unit 10 英文内容が理解できる。
10週 Unit 10 / Unit 12 英文内容が理解できる。
レポートの提出③。
11週 Unit 12 英文内容が理解できる。
12週 Unit 15 英文内容が理解できる。
レポートの提出④。
13週 英語多読試験 / プレゼン準備 YL 2.0以下であれば初見の英文でもWPM=100程度のスピードで7割以上の理解を伴って読める。
14週 プレゼン プレゼン発表
15週 プレゼン プレゼン発表 / 多読ポートフォリオ最終提出
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合303000535100
基礎的能力3000053570
専門的能力030000030
分野横断的能力0000000