英語特論Ⅱ

科目基礎情報

学校 沼津工業高等専門学校 開講年度 平成29年度 (2017年度)
授業科目 英語特論Ⅱ
科目番号 0001 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 環境エネルギー工学コース 対象学年 専2
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 教員がプリントを準備するため、教科書は指定しない。
担当教員 鈴木 久博

到達目標

1.文単位で正しい英文を書くことができる。                                                                 
2.英文を読み、英語独特の論の構成・展開法を理解でき、正しい構成でパラグラフを書くことができる。                                                   
3.英語の論の展開法に従い、自分の考えについて、英文エッセイを書くことができる。(D2-4)                                                                             
4.上記に基づいて、英語でプレゼンテーションをすることができる。    

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1.文単位でより正確な英文を書くことができる。□適切な単語、語順、文法表現を用い、なおかつ省略や代名詞を適切に使用して、洗練された英文を書くことができる。□適切な単語、語順、文法表現を用いて、むだな繰り返しがないおおよそ正しい英文を書くことができる。□適切な単語、語順、文法表現を用い、むだな繰り返しのない正しい英文を書くことができない。
評価項目2.英文を読み、英語の論の展開法を理解し、正しい構成で英文パラグラフを書くことができる。□多少複雑な文章であっても、導入、主題文、本論、支持文、結論文といった、英語の論の展開に不可欠な要素を正しく理解できる。 □英語の論の展開に従って、100語程度の英文パラグラフを正確に書くことができる。□導入、主題文、本論、支持文、結論文といった、英語の論の展開に不可欠な要素をほぼ正しく理解できる。 □英語の論の展開に従って、100語程度の英文パラグラフをほぼ書くことができる。                                                □導入、主題文、本論、支持文、結論文といった、英語の論の展開に不可欠な要素を正しく理解できない。 □英語の論の展開に従って、100語程度の英文パラグラフを書くことができない。             
評価項目3.自分の述べたい内容を英語の論理展開法で分かりやすくまとめ、英文エッセイを書くことができる。(D2-4)        □適切なつなぎ言葉を用い、導入部やコメントも読み手の関心をひくように十分工夫しながら、英語の論の展開に従って、自分の意見や考えをわかりやすく250語程度の英文エッセイにまとめることができる。 □読み手に自分の意志を正しく伝えることができる誤りのない英文を書き、自分の主張を正しく伝えることができる。□適切なつなぎ言葉を用いつつ、英語の論の展開に従って、自分の意見や考えを概ねわかりやすく250語程度の英文エッセイにまとめることができる。 □読み手に自分の意志を正しく伝えることができる英文を書き、自分の主張をほぼ正しく伝えることができる。□適切なつなぎ言葉を用いつつ、英語の論の展開に従って、自分の意見や考えをわかりやすく250語程度の英文エッセイにまとめることができない。 □読み手に自分の意志を正しく伝えることができる英文を書くことができず、自分の主張を正しく伝えることができない。
評価項目4.自分が書いた英文エッセイに基づいて、英語でプレゼンテーションができる。□正しい論理展開で、聴き手の興味を十分に引き、わかりやすくプレゼンテーションをすることができる。 □メモを見ず、前を向いて、自信を持って、明瞭な発音、適切な抑揚や間の取り方で、効果的にプレゼンテーションをすることができる。□正しい論理展開で、わかりやすくプレゼンテーションをすることができる。 □メモを見ることがほとんどなく、前を向いて、自信を持って、明瞭な発音でプレゼンテーションをすることができる。□正しい論理展開ができず、わかりやすいプレゼンテーションができない。 □メモを見ることが多く、前を向いて、自信を持って、明瞭な発音でプレゼンテーションをすることができない。

学科の到達目標項目との関係

実践指針 (D2) 説明 閉じる
実践指針のレベル (D2-4) 説明 閉じる
【プログラム学習・教育目標 】 D 説明 閉じる

教育方法等

概要:
英語特論Ⅰで学んだことを基礎として、英語で自分の言いたいことを記述したり、口頭発表するためのさらに高度な能力を身につけることを目標とする。文単位でより正確な英文を書くと同時に、パラグラフライティングの形式に従って、より理解しやすいまとまった英文を書け、また口頭で発表できることを目指す。
授業の進め方・方法:
半期通しての授業計画としては、まず、文単位でより正確な英文が書く練習を、文法のポイントを復習しながら行う。次に、英文を読み、要点を把握するとともに、英語の論理の展開の仕方、全体の構成の仕方について確認をする。さらに、英文の構成の仕方に従って、一人一人が決められたテーマについてまとまった量の英文パラグラフ/エッセイを書く。最終的には自らが書いたエッセイをもとにして、一人一人が英語によるプレゼンテーションを行う。                                       なお、前期末試験は夏休み前の最後の授業で行い、夏休み明けの授業週(1回)、補習・補講日(1回)、前期末試験期間(1回)の計3回にわたって、個人によるプレゼンテーションを行う。
注意点:
1.試験や課題レポート等は、JABEE 、大学評価・学位授与機構、文部科学省の教育実施検査に使用することがあります。
2.授業参観される教員は当該授業が行われる少なくとも1週間前に教科目担当教員へ連絡してください。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス、英作文 授業の概要についての説明/ より正確な英文を書く(1)
2週 英作文 より正確な英文を書く(2)
3週 英作文 より正確な英文を書く(3)
4週 英作文 より正確な英文を書く(4)
5週 パラグラフ 英文読解による文章構成・内容把握(1)/パラグラフの構成
6週 パラグラフ 英文読解による文章構成・内容把握(2)/パラグラフからエッセイへ
7週 エッセイ エッセイのタイプと構成(1)
8週 エッセイ エッセイのタイプと構成(2)
2ndQ
9週 エッセイ エッセイのタイプと構成(3)
10週 エッセイ エッセイのタイプと構成(4)
11週 プレゼン準備 エッセイからプレゼンテーションへ
12週 プレゼン準備 プレゼンテーションのポイント、復習
13週 前期末試験
14週 プレゼンテーション 各自のプレゼンテーション、質疑応答(1)
15週 プレゼンテーション 各自のプレゼンテーション、質疑応答(2)
16週 プレゼンテーション 各自のプレゼンテーション、質疑応答(3)

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

文単位の英作文パラグラフライティングエッセイライティング前期末試験プレゼンテーションその他合計
総合評価割合15103520200100
基礎的能力15103520200100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000