情報化学

科目基礎情報

学校 沼津工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 情報化学
科目番号 0022 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 環境エネルギー工学コース 対象学年 専1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 Excelで簡単統計 Excel2007対応版,小椋将弘,講談社サイエンテフィック.
担当教員 (専攻科 非常勤講師)

到達目標

1.統計で使用する基礎データを説明、算出することができる。
2.統計処理で必要となる確率分布について説明することができる。
3.相関と回帰について説明でき、実際のデータについて相関関係を算出することができる。
4.変数数、標本数に応じた検定方式を判断・適用し、検定を実施することができる。
5.データ解析方法について説明することができる。(C2-4)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1□実験等で得た具体的な数値について基礎データを算出することができる□統計で使用する基礎データを説明できる □統計で使用する基礎データを算出することができる□統計で使用する基礎データを説明できない □統計で使用する基礎データを算出することができない
評価項目2□具体的なデータと確率分布を関連付けて説明することができる□統計処理で必要となる確率分布について説明することができる□統計処理で必要となる確率分布について説明することができない
評価項目3□実際のデータについて相関関係を正しく算出することができる□相関と回帰について説明できる □実際のデータについて相関関係をほぼ正しく算出することができる□相関と回帰について説明できない □実際のデータについて相関関係を正しく算出することができない
評価項目4□変数数、標本数に応じた検定方式を判断することができる □変数数、標本数に応じた検定方式を適用することができる □検定を正しく実施することができる□変数数、標本数に応じた検定方式を判断することができる □変数数、標本数に応じた検定方式を適用することができる □検定をほぼ正しく実施することができる□変数数、標本数に応じた検定方式を判断することができない □変数数、標本数に応じた検定方式を適用することができない □検定を正しく実施することができない
評価項目5(C2-4)□データ解析方法を実施することができる□データ解析方法について説明することができる□データ解析方法について説明することができない

学科の到達目標項目との関係

実践指針 (C2) 説明 閉じる
実践指針のレベル (C2-4) 説明 閉じる
【プログラム学習・教育目標 】 C 説明 閉じる

教育方法等

概要:
エクセルと専用のデータ解析アプリケーションを用いて実験データなどの科学的データ,その他のデータの特性やそれらのデータ間の関連を見出す方法を身につける。
授業の進め方・方法:
各単元ごとに課題を与えるので、1週間以内に担当教員に提出する。
注意点:
1.各単元ごとの課題レポートの平均点をもって評価する(100%)。授業目標5(C2-4)が標準基準(6割)以上で、かつ科目全体で60点以上の場合に合格とする。評価基準については、成績評価基準表(ルーブリック)による。
2.試験や課題レポート等は、JABEE 、大学評価・学位授与機構、文部科学省の教育実施検査に使用することがあります。
3.授業参観される教員は当該授業が行われる少なくとも1週間前に教科目担当教員へ連絡してください。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 統計の基礎1 データの属性、標本抽出、データのまとめ
2週 統計の基礎2 データの属性、標本抽出、データのまとめ
3週 統計の基礎3 データの属性、標本抽出、データのまとめ
4週 基本統計量1 代表値、散布度、標準偏差
5週 確率分布1 おもな分布関数、標本分布と検定例
6週 確率分布2 おもな分布関数、標本分布と検定例
7週 確率分布3 おもな分布関数、標本分布と検定例
8週 相関と回帰1 相関係数、回帰直線
2ndQ
9週 相関と回帰2 相関係数、回帰直線
10週 検定1 検定、1変数1標本検定
11週 検定2 1変数1標本検定
12週 検定3 1変数2標本検定
13週 検定4 1変数2標本検定
14週 検定5 分散分析
15週 データ解析1 クラスター解析
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

課題レポート発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力0000000
専門的能力10000000100
分野横断的能力0000000