英語特論Ⅰ

科目基礎情報

学校 沼津工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 英語特論Ⅰ
科目番号 2020-733 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 新機能材料工学コース 対象学年 専1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 適宜プリントを配布する
担当教員 髙瀬 祐子

到達目標

1. 教科書の英文を読解、聴解し、大意を把握できる。
2. 読んだ英文内容の概略を、100語程度の英語で、サマリーや自分の感想を論理的に書くことができる。(D2-4)
3.他の学生と協力しながら、 読んだ英文内容について自分の考えをまとめ、英語と日本語の両方で発表することができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1 教科書英文の大意を把握できる□基本的語彙、語法、文法の理解して、英文を正確に理解できる。 □基本的語彙、語法、文法を理解して、英文を概ね理解できる。 □基本的語彙、語法、文法の理解が不十分で、英文を理解できない。
評価項目2 読んだ英文内容の概略を、100語程度の英語で、序論、本論、結論を含んだサマリーを書くことができる (D2-4)□序論、本論、結論といった英文の論理展開を正確に理解できる。 □読んだ英文を100語程度の自分の英語で要約や意見表明ができる。□序論、本論、結論といった英文の論理展開をほぼ正しく理解できる。 □読んだ英文を100語程度の英語で要約や意見表明ができる。□序論、本論、結論といった英文の論理展開を正確に理解できない。 □読んだ英文を100語程度の英語で要約や意見表明をすることができない。
評価項目3 自分に身近なこと、関心のあることについて、他の学生と協力しながら5分~6分程度の英語でのプレゼンテーションができる。  □正しい論理展開で、聞き手の興味を引き、わかりやすくプレゼンテーションをすることができる。 □英文を暗誦した上で、堂々と明瞭な発音でプレゼンテーションをすることができる。 □チームの一員としての自覚を持ち、チームワークを感じられるプレゼンテーションをすることができる。□正しい論理展開で、わかりやすくプレゼンテーションをすることができる。 □メモを見ながらではなく、前を向いて明瞭な発音でプレゼンテーションをすることができる。 □他の学生と協力し、チームとしてプレゼンテーションを仕上げることができる。□正しい論理展開で、わかりやすくプレゼンテーションをすることができない。 □原稿やメモを見っ放しで、前を向いてプレゼンテーションをすることができない。 □他の学生と協力して、チームとしてプレゼンテーションを仕上げることができない。
評価項目4 平均YL 2.0以下であれば、初見であってもwpm=100程度のスピードで読め、7割以上の理解ができる。□WPM=100程度のスピードで読め、8割以上の理解ができる。□WPM=100程度のスピードで読め、7割以上の理解ができる。□WPM=100程度のスピードで読めない、または7割以上の理解ができない。

学科の到達目標項目との関係

【プログラム学習・教育目標 】  D 説明 閉じる
実践指針 (D2) 説明 閉じる
実践指針のレベル (D2-4) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
高専本科の英語科目で学習した事項を土台にして、自己の研究成果の概要を英語で記述したり、発表したりするための4技能を統合した英語力の向上を目標とする。特に、コミュニケーション能力向上に書くことのできないリスニングと、英文を書くために不可欠なリーディングに重点を置く。様々なメディアを教材とし、文化や現代社会における問題を学び、それらを考えることを通じて、英語力だけでなく教養を身に着ける。
授業の進め方・方法:
CNNなどのニュース、洋楽、映画、小説など様々なメディアを通して英語を学ぶ。内容によってグループを作り、発表を行う。
ニュース:実際にニュースを聞き、内容をスクリプトで確認しながらリスニング力、語彙力を身につける。
洋楽:様々な洋楽に触れ、英語を話す際のリズムを身につける。
映画:リスニング力を身につけ、日常会話レベルのやり取りを字幕なしで理解できるようになることをめざす。
小説:小説を精読することにより、文法を確認し、読解力の向上をめざす。
注意点:
1. 評価については、評価割合に従って行います。ただし、適宜再試や追加課題を課し、加点することがあります。
2. この科目は学習単位科目であり、1単位あたり15時間の対面授業を実施します。併せて1単位あたり15時間の事前学習・事後学習が必要となります。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス 英文内容が理解できる。
2週 洋楽① 英語を聞き取ることができる。
英語のイントネーションを理解し、話すことができる。
3週 洋楽② 英語を聞き取ることができる。
英語のイントネーションを理解し、話すことができる。
4週 ニュース① 英文内容が理解できる。
英語を聞いて内容が理解できる。
語彙が理解できる。
5週 ニュース② 英文内容が理解できる。
英語を聞いて内容が理解できる。
語彙が理解できる。
6週 映画① 英語を聞いて内容が理解できる。
7週 映画② 英語を聞いて内容が理解できる。
8週 小説① 英文内容が理解できる。
内容をまとめることができる。
2ndQ
9週 小説② 英文内容が理解できる。
内容をまとめることができる。
10週 小説③ 英文内容が理解できる。
内容をまとめることができる。
11週 洋楽③ 英語を聞き取ることができる。
英語のイントネーションを理解し、話すことができる。
12週 ニュース③ 英文内容が理解できる。
英語を聞いて内容が理解できる。
語彙が理解できる。
13週 映画③ 英語を聞いて内容が理解できる。
14週 小説④ 英文内容が理解できる。
内容をまとめることができる。
15週 まとめ 英文内容が理解できる。
英語を聞いて内容が理解できる。
語彙が理解できる。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験・レポート発表相互評価その他合計
総合評価割合40401010100
基礎的能力40 401010100
専門的能力00000
分野横断的能力00000