到達目標
1.測定数値の扱いが適切にできる.
2.生体の電気的性質及び力学的性質を説明できる.
3.超音波血流計の測定原理を説明できる.
4.X線CTの測定原理を説明できる.
5.MRIの測定原理を説明できる.
6.最新の生体計測機器の例を挙げ、測定原理と開発の意義を説明できる。( C1-4 )
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
測定数値の扱いが適切にできる。 | □測定数値の扱いが適切にでき、数値処理の問題点を解決できる。 | □測定数値の扱いが適切にできる。 | □測定数値の扱いが適切にできない。 |
生体の電気的性質及び力学的性質を説明できる. | □生体の電気的性質及び力学的性質を数式を用いて説明できる. | □生体の電気的性質及び力学的性質を説明できる. | □生体の電気的性質及び力学的性質を説明できない. |
超音波血流計の測定原理を説明できる. | □超音波血流計の測定原理を説明でき,信号処理の数学的記述ができる. | □超音波血流計の測定原理を説明できる. | □超音波血流計の測定原理を説明できない. |
X線CTの測定原理を説明できる. | □X線CTの測定原理を説明でき,画像再構築法を数学的に記述できる. | □X線CTの測定原理を説明できる. | □X線CTの測定原理を説明できない. |
MRIの測定原理を説明できる. | □MRIの測定原理を説明でき,画像再構築法を数学的に記述できる. | □MRIの測定原理を説明できる. | □MRIの測定原理を説明できる. |
最新の生体計測機器の例を挙げ、測定原理と開発の意義を説明できる。 | □最新の生体計測機器の例を挙げられる。
□その測定原理と開発の意義を説明できる。
□性能向上のための改善点などを論じることができる。 | □最新の生体計測機器の例を挙げられる。
□その測定原理と開発の意義を説明できる。 | □最新の生体計測機器の例を挙げられない。 |
学科の到達目標項目との関係
実践指針 (C1)
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実践指針のレベル (C1-4)
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【プログラム学習・教育目標 】 C
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教育方法等
概要:
医療機器の開発と急速な発展に伴い、医療現場において工学的な計測が必要不可欠となっている。生体を対象とした計測技術には、対象とする生体機能に合わせ、化学的、電気的、機械的な測定などの多岐にわたる技術が含まれる。本授業では,本科で学んだ医用計測器の中でも特に,超音波血流計,X線CT,MRIに重点を当て,数式的な記述も含めて学ぶ.
授業の進め方・方法:
講義を主体とした授業とする。指定した参考書の内容に沿って,電子配布資料を使いながら説明する。
授業テスト80%、課題レポート20%として評価する。授業目標6(C1-4)が標準基準(6割)以上で、かつ科目全体で60点以上の場合に合格とする。評価基準については、成績評価基準表による。
注意点:
1.試験や課題レポート等は、JABEE 、大学評価・学位授与機構、文部科学省の教育実施検査に使用することがあります。
2.授業参観される教員は当該授業が行われる少なくとも1週間前に教科目担当教員へ連絡してください。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス |
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2週 |
生体計測の基礎 |
測定数値の扱いを説明できる。
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3週 |
生体物性(1) |
生体の電気的性質を説明できる.
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4週 |
生体物性(2) |
生体の力学的性質を説明できる.
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5週 |
生体物性(3) |
生体の粘弾性的性質を説明できる.
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6週 |
超音波血流計(1) |
連続波ドプラ血流計の原理を説明できる.
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7週 |
超音波血流計(2) |
パルスドプラ血流計の原理を説明できる.
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8週 |
X線CT(1) |
X線CTの測定法を説明できる.
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2ndQ |
9週 |
X線CT(2) |
X線CTのフーリエ変換法を説明できる.
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10週 |
X線CT(3) |
X線CTのフィルター補正逆投影法を説明できる.
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11週 |
MRI(1) |
核磁気共鳴現象とZ方向の位置決めを説明できる.
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12週 |
MRI(2) |
X方向,Y方向の位置決めを説明できる.
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13週 |
MRI(3) |
核磁気共鳴現象の緩和挙動を数式を用いて説明できる.
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14週 |
MRI(4) |
スライス内の画像再構築を数式を用いて説明できる.
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15週 |
MRI(5) |
核スピン密度,T1,T2強調画像を説明できる.
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 授業テスト | レポート | | | | | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
測定数値の扱いが適切にできる。 | 10 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 10 |
生体の電気的性質及び力学的性質を説明できる. | 15 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 15 |
超音波血流計の測定原理を説明できる. | 15 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 15 |
X線CTの測定原理を説明できる. | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 20 |
MRIの測定原理を説明できる. | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 20 |
最新の生体計測機器の例を挙げ、測定原理と開発の意義を説明できる。 | 0 | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 20 |