到達目標
1.PBL課題に対し、問題点を理解し解決方法を報告書にまとめることができる
2.PBL課題に対し、共同研究者と協力しながら自主的に役割分担を決めて実施し、担当の仕事をこなすと同時にメンバーと連携して進める事ができる(E1-4)
3.成果をまとめてプレゼンテーションし、期限までに報告書を作成して提出できる
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1:
PBL課題に対し問題点を理解し、工学的なアプローチに基づく解決方法を提示できる | □PBL課題に対し、問題点を理解し解決方法を提示でき、関連する文献を用いた詳細な調査を行うことができる | □PBL課題に対し、問題点を理解し解決方法を自分の言葉で述べることができる | □PBL課題に対し、問題点を理解しできず、解決方法を自分の言葉で述べることができない |
評価項目2:
PBL課題に対し、共同実験者と協力しながら自主的に役割分担を定めて実施し、担当の仕事をこなすと同時にチームメンバーと連携して作業を進めることができる(E1-4) | □PBL課題に対しリーダーとしてチームをまとめ、または分担者としてリーダーやメンバーとコミュニケーションをとりながら、円滑に作業を遂行することができる
□自主的にPBL課題に取り組み、メンバーにアドバイスすることができる | □PBL課題に対し分担者としてメンバーとコミュニケーションをとり、与えられた役割を遂行することができる
□自主的にPBL課題に取り組むことができる | □PBL課題を分担者として実施することができない
(チームとして作業することができない)
□自主的に課題に取り組むことができない(意欲がない/保てない) |
評価項目3:
PBL課題への取り組み成果を期限までにまとめて発表提出できる | □期日までにプレゼンテーション資料を作成し、聴衆の大半が納得するプレゼンテーションを行うことができる
□率先的に成果資料をまとめ、成果報告を行うことができる | □期日までにプレゼンテーション資料を作成することができる
□成果報告を行うことができる | □期日までにプレゼンテーション資料を作成することができない
□成果報告を行うことができない |
学科の到達目標項目との関係
実践指針 (E1)
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実践指針のレベル (E1-4)
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【プログラム学習・教育目標 】 E
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教育方法等
概要:
チームに分かれて医療・福祉に関係する機器の改良や提案・設計・試作・評価・発表を行う。これにより、医療機器の開発者に必要な問題分析能力、解析能力、問題解決能力、プレゼンテーション能力の修得を目指す。
授業の進め方・方法:
本実験は、医療現場における課題に対して工学的アプローチによる解決方法を提案・検討する。
グループワークは地域企業と合同で行う。
注意点:
1.加工などの危険を伴う作業時は、安全靴や安全眼鏡、作業着を着用するようにしてください。
2.授業目標(E1-4)が60%以上で、かつ全体で60点以上の場合に合格とします。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス【山之内・小谷】 |
実験の進め方や実施日程、評価方法についての説明と、安全に実験を行うために必要な準備や心がまえに関するレクチャーを受けることで、それらを演習において実践することができる。また、グループワークで用いるツールの使い方を習得する
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2週 |
医療機器開発創造設計実験【山之内・小谷】 ①医療機器製造メーカのニーズの検討 |
医療機器製造メーカのニーズや課題を理解できる
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3週 |
医療機器開発創造設計実験【山之内・小谷】 ②医療現場のニーズの検討 |
医療現場から寄せられたニーズ課題を理解できる
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4週 |
医療機器開発創造設計実験 ③医療現場ニーズに関する検討および企画立案 |
ニーズから改良案を提案できる
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5週 |
医療機器開発創造設計実験 ④医療現場ニーズに関する検討および企画立案 |
ニーズから改良案を提案できる
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6週 |
医療機器開発創造設計実験 ⑤医療現場ニーズに関する検討および企画立案 |
ニーズから改良案を提案できる
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7週 |
医療機器開発創造設計実験 ⑥医療現場ニーズに関する検討および企画立案 |
ニーズから改良案を提案できる企画案と企画プレゼンテーションを作成できる
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8週 |
医療機器開発創造設計実験【山之内・小谷】 ⑦中間報告会 |
企画レビューにより他者の意見を収集し、より良い企画に落とし込むことができる 企画案を設計に落とし込みまとめることができる
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2ndQ |
9週 |
医療機器開発創造設計実験 ⑧医療現場ニーズに関する検討および企画立案 |
レビューから企画案を改善することができる
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10週 |
医療機器開発創造設計実験 ⑨医療現場ニーズに関する検討および企画立案 |
レビューから企画案を改善することができる
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11週 |
医療機器開発創造設計実験 ⑩設計および試作 |
設計書を作成し、部品の選定ができる
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12週 |
医療機器開発創造設計実験 ⑪設計および試作 |
規格部品を発注し、それ以外の部品を設計して加工できる
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13週 |
医療機器開発創造設計実験 ⑫設計および試作 |
企画案を実現するための製品を試作できる
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14週 |
医療機器開発創造設計実験 ⑬試作品の完成、報告書・スライドの作製 |
医療機器の改良・設計・試作・評価について報告書とスライドの形でまとめることができる
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15週 |
発表会 【山之内・小谷・横山】 |
演習を通じて作成した医療機器の改良案と結果について、スライドを用いてプレゼンテーションできる
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 日報 | 相互評価 | 報告書 | ポートフォリオ | プレゼンテーション | 合計 |
総合評価割合 | 0 | 40 | 0 | 0 | 0 | 60 | 100 |
評価項目1:PBL課題に対し問題点を理解し、工学的なアプローチに基づく解決方法を報告書にまとめることができる | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 40 | 40 |
評価項目2:PBL課題に対し、共同実験者と協力しながら自主的に役割分担を定めて実施し、担当の仕事をこなすと同時にチームメンバーと連携して作業を進めることができる(E1-4) | 0 | 30 | 0 | 0 | 0 | 0 | 30 |
評価項目3: PBL課題への取り組み成果を期限までにまとめて発表提出できる | 0 | 10 | 0 | 0 | 0 | 20 | 30 |