到達目標
(ア)地図を用いて現代世界を捉えることができる。
(イ)世界における人口の概要とその課題について理解することができる。
(ウ)民族と宗教及びそれらに関わる各種課題について理解することができる。
(エ)世界のエネルギーと鉱産資源について理解することができる。
(オ)世界の工業について理解することができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
スケールと空間的パターン | 様々なスケールから、空間パターンを捉え、その理由を説明することができる。 | 様々なスケールから、空間的パターンを把握することができる。 | スケールによって空間の見え方が異なることを捉えられない。 |
世界各地の人口、資源、産業の諸相 | 世界各地の人口、資源、産業の分布や動向、及びそれらを巡る地域相互の結びつき等について理解し、現代社会を地理的観点から説明できる。 | 世界各地の人口、資源、産業の分布や動向、及びそれらを巡る地域相互の結びつき等について理解し、現代社会を地理的観点から把握できる。 | 世界各地の人口、資源、産業の分布や動向、及びそれらを巡る地域相互の結びつき等について理解し、現代社会を地理的観点から把握できない。 |
民族・宗教・生活文化の多様性 | 人間と自然環境との相互作用を前提としつつ、民族、宗教、生活文化の多様性を理解し、異なる文化・社会が共存することの重要性について考察できる。 | 人間と自然環境との相互作用を前提としつつ、民族、宗教、生活文化の多様性を理解し、異なる文化・社会が共存することの重要性について把握できる。 | 人間と自然環境との相互作用を前提としつつ、民族、宗教、生活文化の多様性を理解し、異なる文化・社会が共存することの重要性について把握できない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
世界の情勢をインターネット等を通じて瞬時に知ることができる今日、我々は各地域間の特色を理解し、友好的・平和的関係を築いていく必要がある。私たちは今、国際人としてグローバルに、ローカルに考え、行動していく力が求められているのである。このため地理Aでは地球上の自然・人文現象について、グローバルな視点とローカルな視点の双方から空間的広がりや地域的差異の生じる仕組みを捉え、持続可能な社会の在り方を考えるための基礎力を養うことを目標とする。そこで本講義では、①地図の役割と有用性、②世界各国の概要とその課題、③世界各地の文化的要素、④工業技術の発展とエネルギーの利用について取り扱う。
授業の進め方・方法:
主に講義形式とする。自作プリントを配付。
注意点:
日々の復習を欠かさないこと。専門用語・統計・分布を暗記するだけでなく、諸現象の発生について地図帳で図示しつつ体系的に説明ができようになること。疑問がある場合は担当教員に積極的に質問をすること。
選択必修の種別・旧カリ科目名
選択必修(社)
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
地球の特徴と地図表現法 |
地図表現法とその特徴を理解することができる。
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2週 |
時差の求め方 |
世界各地の経度から時差を求めることができる。
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3週 |
世界各地の人口 |
世界における人口の概要と課題について理解することができる。
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4週 |
世界各地の人口 |
世界における人口の概要と課題について理解することができる。
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5週 |
現代世界と国家 |
国家をこえた世界的な組織の在り方、役割について理解することができる。
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6週 |
世界の人々の生活 |
世界の人々の暮らしが自然環境と密接であることを理解することができる。
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7週 |
世界の民族・言語 |
世界各地における民族と言語の多様性について理解することができる。
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8週 |
世界の宗教 |
世界各地の宗教の歴史と多様性の基礎を理解することができる。
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2ndQ |
9週 |
世界の宗教 |
世界各地の宗教の歴史と多様性の基礎を理解することができる。
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10週 |
民族紛争 |
世界各地で生じる民族紛争の問題点について理解することができる。
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11週 |
民族紛争 |
世界各地で生じる民族紛争の問題点について理解することができる。
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12週 |
世界のエネルギー資源 |
世界各地におけるエネルギー資源の偏在と利用をめぐる国際関係について理解することができる。
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13週 |
世界の鉱産資源 |
世界各地における鉱産資源の分布と輸出入について理解することができる。
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14週 |
世界の工業 |
世界の工業地域について理解することができる。
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15週 |
まとめ |
これまでの内容を整理し、理解を深める。
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文社会科学 | 社会 | 社会 | 世界各地の人口、資源、産業の分布や動向、並びにそれらをめぐる地域相互の結びつき等について理解し、現代社会を地理的観点から説明できる。 | 3 | 前1,前2,前3,前4,前5,前12,前13,前14 |
人間と自然環境との相互作用を前提としつつ、民族、宗教、生活文化の多様性を理解し、異なる文化・社会が共存することの重要性について考察できる。 | 3 | 前6,前7,前8,前9,前10,前11 |
分野横断的能力 | 汎用的技能 | 情報収集・活用・発信力 | 情報収集・活用・発信力 | ディジタルツールを含む種々の手段や各種メディアを活用し、情報を収集できる。 | 3 | 前1 |
信頼性・妥当性・有効性などを考慮しながら情報を検証・評価できる。 | 3 | 前1 |
自己及び他者の権利に配慮し、適切な方法を用いて情報を活用し、効果的に情報発信できる。 | 3 | 前1 |
評価割合
| 中間試験 | 定期試験 | 課題 | 合計 |
総合評価割合 | 30 | 50 | 20 | 100 |
基礎的能力 | 30 | 50 | 20 | 100 |