国語Ⅰ乙B

科目基礎情報

学校 豊田工業高等専門学校 開講年度 平成29年度 (2017年度)
授業科目 国語Ⅰ乙B
科目番号 01222 科目区分 一般 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 一般教育 対象学年 1
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 『国語総合 改訂版』(井島正博他著 筑摩書房刊)/『常用国語便覧』(加藤道理他編著 浜島書店刊) 古語辞典
担当教員 玉田 沙織,眞野 道子

到達目標

(ア)伝統的な言語文化への興味・関心を広く持ち、その特徴を説明できる。
(イ)複数の代表的な古典に描かれた、ものの見方を理解し、自分の意見を述べることができる。
(ウ)社会生活で使われている故事成語・慣用句の意味や内容を説明できる。
(エ)目的に応じて、適切な情報収集を行い、分析し、整理することができる。
(オ)情報の収集・分析・整理を基にして、主張が効果的に伝わるように論理の構成や展開を工夫し、報告を作成することができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
伝統的な言語文化の特徴を広く理解し、説明できる。伝統的な言語文化の特徴を広く理解できる。伝統的な言語文化の特徴を理解できない。
複数の代表的な古典に描かれた、ものの見方を理解し、自分の意見を述べることができる。複数の代表的な古典に描かれた、ものの見方を理解できる。代表的な古典に描かれた、ものの見方を理解できない。
社会生活で使われている故事成語・慣用句の意味や内容を理解し、説明できる。社会生活で使われている故事成語・慣用句の意味や内容を理解できる。社会生活で使われている故事成語・慣用句の意味や内容を理解できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
古文・漢文の読解をとおして、当時の時代・文化背景を理解し、ものの考えかたを学び、現代の生活に生かす力を身につける。前期の続きとして、古典文学としては随筆・日記・物語文学を学ぶ。随筆・日記文学からは、その時代背景と当時の人々の考え方の関連、物語文学からは、その時代背景とともに、文学と人生との関わりを考える。古典文学に親しむため、前期に引き続き、百人一首を鑑賞する。また、漢文としては、故事成語を学ぶ。
授業の進め方・方法:
注意点:
古語辞典を準備する。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス(到達目標の提示と注意点の確認)・漢文入門(訓読のきまり) 到達目標と注意点を理解できる。漢文読解に必須の基礎知識を理解できる。
2週 漢文の読解1(故事成語の語句解釈) 故事成語・慣用句の意味を理解できる。
3週 漢文の読解2(故事成語の主題把握) 故事成語・慣用句の内容を理解できる。
4週 古典の助詞(国文法の考え方 意味・種類・現代語との相違・敬意の方向)・和歌の読解1(和歌作品の解釈・鑑賞) 古文読解に必須の基礎知識を理解できる。和歌作品の主題などを理解できる。
5週 日記の読解1(時代・文化の背景)・和歌の読解2(和歌作品の解釈・鑑賞) 日記作品の読解に必須の基礎知識を理解できる。和歌作品の主題などを理解できる。
6週 日記の読解2(語句解釈)・和歌の読解3(和歌作品の解釈・鑑賞) 日記作品の読解に必須の基礎知識を理解できる。和歌作品の主題などを理解できる。
7週 日記の読解3(主題把握)・和歌の読解4(和歌作品の解釈・鑑賞) 日記作品の主題などを理解できる。和歌作品の主題などを理解できる。
8週 物語の読解1(時代・文化の背景)・和歌の読解5(和歌作品の解釈・鑑賞) 物語作品の読解に必須の基礎知識を理解できる。和歌作品の主題などを理解できる。
4thQ
9週 物語の読解2(作品概要)・和歌の読解6(和歌作品の解釈・鑑賞) 物語作品の読解に必須の基礎知識を理解できる。和歌作品の主題などを理解できる。
10週 物語の読解3(作品概要)・和歌の読解7(和歌作品の解釈・鑑賞) 日記作品の読解に必須の基礎知識を理解できる。和歌作品の主題などを理解できる。
11週 物語の読解4(語句解釈)・和歌の読解8(和歌作品の解釈・鑑賞) 物語作品の読解に必須の基礎知識を理解できる。和歌作品の主題などを理解できる。
12週 物語の読解5(語句解釈)・和歌の読解9(和歌作品の解釈・鑑賞) 物語作品の読解に必須の基礎知識を理解できる。和歌作品の主題などを理解できる。
13週 物語の読解4(主題把握)・和歌の読解10(和歌作品の解釈・鑑賞) 物語作品の主題などを理解できる。和歌作品の主題などを理解できる。
14週 物語の読解5(文章法理解 鑑賞)・和歌の読解11(和歌作品の解釈・鑑賞) 物語作品の主題などを理解できる。和歌作品の主題などを理解できる。
15週 まとめ(学習内容・学習成果の振り返り) 学習内容・学習成果を振り返り、整理できる。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

中間試験定期試験課題合計
総合評価割合304525100
基礎的能力304525100