国語ⅢB

科目基礎情報

学校 豊田工業高等専門学校 開講年度 平成29年度 (2017年度)
授業科目 国語ⅢB
科目番号 03221 科目区分 一般 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 一般教育 対象学年 3
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 『精選 現代文B』(明治書院)・プリント/『常用国語便覧』(浜島書店) 『高校漢字の総練習(四訂版)』  国語辞典
担当教員 松浦 由起,鈴木 喬,加藤 彩

到達目標

(ア)常用漢字の音訓を正しく読み書きできる。語彙の意味を理解し、思考や表現に活用できる。
(イ)文学的な文章に描かれた人物やものの見方を表現に即して読み取り、自分の意見を表明できる。
(ウ)論理的な文章の構成や展開を的確に捉え、キーワード・キーセンテンスに着目して要約できる。
(エ)論理的な文章に表された考えに対して、その論拠の妥当性の判断を踏まえて、自分の意見を表明できる。
(オ)実用的な文章(封書・はがきなど)を相手や目的に応じた体裁や語句をもちいて作成できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目(ア)常用漢字の音訓を正しく読み書きできる。語彙の意味を理解し、思考や表現に活用できる。常用漢字の音訓を正しく読み書きできる。常用漢字の音訓を正しく読み書きできない。
評価項目(イ)文学的な文章に描かれた人物やものの見方を表現に即して読み取り、自分の意見を表明できる。文学的な文章に描かれた人物やものの見方を表現に即して読み取れる。文学的な文章に描かれた人物やものの見方を表現に即して読み取れない。
評価項目(ウ)実用的な文章(封書・はがきなど)を相手や目的に応じた体裁や語句をもちいて作成できる。実用的な文章(封書・はがきなど)の基本的な作成方法を理解できる。実用的な文章(封書・はがきなど)の基本的な作成方法を理解できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
小説・物語・評論の読解、鑑賞を行う。思考力を伸ばし、心情を豊かにし、言語感覚を磨くことを目標とする。読解において_x000D_は、文章を正確に読む力を養う。語句の理解、文脈の理解をとおし、中心テーマを理解する。述べられている文章の背景、広がりも理_x000D_解する。鑑賞においては、文章から情感を読み取る力を養う。日本文化の特質、日本人のものの見方、考え方を理解する。
授業の進め方・方法:
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス(今期の到達目標の提示と学習時の注意点を確認する) 今期の到達目標と学習時の注意点を理解できる。
2週 文学的な文章の読解と鑑賞 1(物語構造の考察) 文学的な文章の物語構造を理解できる。
3週 文学的な文章の読解と鑑賞 2(場面や登場人物設定の考察) 文学的な文章の場面や登場人物設定を理解できる。
4週 文学的な文章の読解と鑑賞 3(効果的な表現技法の考察) 文学的な文章の効果的な表現技法を理解できる。
5週 文学的な文章の読解と鑑賞 4(登場人物の心理描写の考察) 文学的な文章の登場人物の心理を理解できる。
6週 文学的な文章の読解と鑑賞 5(人物の心理描写の考察)
漢字の実践的総合学習
文学的な文章の登場人物の心理を理解できる。
常用漢字を正しく運用できる。
7週 文学的な文章の読解と鑑賞 6(主題の考察と意見文の作成) 文学的な文章の主題を考察し、自分の思いや考えを整理して表明することができる。
8週 論理的な文章の読解 1(文章構成の考察) 論理的な文章の構成を理解できる。
4thQ
9週 論理的な文章の読解 2(論理展開の考察) 論理的な文章の論理展開を理解できる。
10週 論理的な文章の読解 3(キーワード・キーセンテンスの把握) 論理的な文章のキーワード・キーセンテンスを理解できる。
11週 論理的な文章の読解 4(キーワード・キーセンテンスの把握) 論理的な文章のキーワード・キーセンテンスを理解できる。
12週 論理的な文章の読解 5(各段落の要旨の把握・要約)
漢字の実践的総合学習
論理的な文章の各段落の要旨を把握し、要約できる。
常用漢字を正しく運用できる。
13週 論理的な文章の読解 6(主題の考察・意見文の作成) 論理的な文章の主題を考察し、自分の思いや考えを整理して表明することができる。
14週 手紙の書き方(敬語基礎・はがきと封書の形式/内容/注意点) 適切な敬意表現を用いて、手紙を書くことができる。
15週 まとめ(今期の学習内容・学習成果を振り返り、整理する) 今期の学習内容・学習成果を振り返り、整理できる。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

中間試験定期試験課題合計
総合評価割合305020100
基礎的能力305020100