到達目標
(ア)仲間と協力してスポーツテストとスポーツ種目が実施できる。
(イ)得意な泳法で1分間泳ぐことができる。
(ウ)安全な社会生活について理解できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 数人でグループを作り、決められたグループ内のメンバーで協力して授業を実施できる。 | クラス内のメンバーと協力して授業が実施できる。 | 協力して授業がが実施できない。 |
評価項目2 | 得意な泳法で1分間でより長い距離を泳ぐことができる。 | 得意な泳法で1分間泳ぐことができる。 | 得意な泳法で1分間泳ぐことができない。 |
評価項目3 | 安全な社会生活について実践例とともに理解できる。 | 安全な社会生活について理解できる。 | 安全な社会生活について理解できない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
2年生前期では、自分の能力を知るためにスポーツテストを実施する。競技種目では、集団スポーツのタグラグビーを行うことによって様々な能力を育成する。育成する能力は、複雑な動きの中で状況を判断する能力、チームの一員として活動する能力、会話によるコミュニケーション能力である。水泳では、基本的な泳法で一定の距離を泳げるようにしたり、一定のタイムで一定の距離を泳げるようにする。 保健講義では、安全な社会生活について学習し様々な観点から安全について考えられるようになる。
授業の進め方・方法:
体育の授業はグループ学習で行います。パス、キャッチ、ラン、ステップの技術をグループで協力して実践します。保健は教科書と作成した資料を利用し心身の健康維持の方法について学習します。
注意点:
ジャージを着用し、使用施設にあったシューズを使用する。ピアス、指輪、ネックレス等は安全対策のため必ず外すこと。携帯電話・スマートフォンは教員の指示があったとき以外は授業中に扱わないこと。爪は切っておくこと。水泳時は水着を用意し水泳帽子は必ずかぶること。貴重品は教室の鍵のかけられるロッカーに入れる、もしくは、体育教員が用意した貴重品袋に保管すること。
選択必修の種別・旧カリ科目名
選択必修(体)
授業の属性・履修上の区分
授業計画
|
|
週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
スポーツテスト(握力、上体起こし、長座体前屈、反復横とび、持久走) |
握力、上体起こし、長座体前屈、反復横とび、持久走の測定を実施することができる。
|
2週 |
スポーツテスト(50m走、立ち幅とび、ハンドボール投げ) |
50m走、立ち幅とび、ハンドボール投げの測定を実施することができる。
|
3週 |
スポーツテスト(シャトルラン) |
シャトルランの測定を実施することができる。
|
4週 |
パス(ノーマルパス、スピンパス)ステップ(サイドステップ、クロスステップ、スワーブ)ディフェンス(タグ取り) |
パス、対人スキルであるステップの方法、ディフェンス方法を理解することができる。
|
5週 |
パスゲーム(パスカットゲーム、コーナーボール、2対1、2対2、3対2、3対3) |
パスを使って小さなエリアで簡易ゲームを行うことができる。
|
6週 |
タグバスケットボールゲーム |
個人スキルを使ってラグビーボールを使ってバスケットボールのゲームを行うことができる。
|
7週 |
サインプレー(カットイン、カットアウト、ループ、クロス) |
複数人で協力してラグビーで使うサインプレーを行うことができる。
|
8週 |
タグラグビーゲーム |
タグラグビーのルールをゲームを通して理解できる。
|
2ndQ |
9週 |
タグラグビーゲーム |
タグラグビーのゲームで、個人スキル、チームスキルを使うことができる。
|
10週 |
タグラグビーゲーム |
グループのメンバーと協力して、勝敗を意識しながらタグラグビーのゲームを実施することができる。
|
11週 |
水泳(水泳の基本 息つぎ・足と手の使い方) |
泳ぐための基本動作について理解できる。
|
12週 |
水泳(クロール・平泳ぎ・背泳ぎ・バタフライのいずれかの泳法を用いて泳力を測定する。) |
1分間でより長い距離を泳ぐことができる。
|
13週 |
水泳(クロール・平泳ぎ・背泳ぎ・バタフライのいずれかの泳法を用いて泳力を測定する。) |
1分間でより長い距離を泳ぐことができる。
|
14週 |
安全な社会生活1 |
事故と安全について理解できる。
|
15週 |
安全な社会生活2 |
応急処置について理解できる。
|
16週 |
|
|
モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
分野横断的能力 | 態度・志向性(人間力) | 態度・志向性 | 態度・志向性 | チームで協調・共同することの意義・効果を認識している。 | 3 | 前5,前9 |
チームで協調・共同するために自身の感情をコントロールし、他者の意見を尊重するためのコミュニケーションをとることができる。 | 3 | 前6,前10 |
チームのメンバーとしての役割を把握した行動ができる。 | 3 | 前7,前8 |
評価割合
| スポーツテスト | 水泳 | 実技課題 | 保健 | 合計 |
総合評価割合 | 10 | 15 | 55 | 20 | 100 |
基礎的能力 | 10 | 15 | 55 | 20 | 100 |