到達目標
(ア)科学・技術の歴史や、その思想的背景について理解し説明できる。
(イ)科学・技術に関する日本の現状について理解し説明できる。
(ウ)科学・技術が抱えている現代的な課題について考え、自分なりの意見を持つことができる。
(エ)エンジニアの社会的責任について理解し、様々な倫理的問題について主体的に考えることができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目(ア) | 科学・技術の歴史や、その思想的背景、さらには日本の現状について理解し、それをきっかけにして自分なりの考えを持つことができる。 | 科学・技術の歴史や、その思想的背景、」さらには日本の現状について理解し、説明できる。 | 科学・技術の歴史や、その思想的背景、さらには日本の現状について理解し、説明できない。 |
評価項目(イ) | 科学・技術が抱えている現代的な課題について考え、自分なりの意見を持つことができる。 | 科学・技術が抱えている現代的な課題について理解し、説明することができる。 | 科学・技術が抱えている現代的な課題について理解し、説明することができない。 |
評価項目(ウ) | エンジニアの社会的責任について理解し、様々な倫理的問題について主体的に考えるとともに、問題解決に向けて主体的に考えることができる。 | エンジニアの社会的責任について理解し、説明することができる。 | エンジニアの社会的責任について理解し、説明することができない。 |
学科の到達目標項目との関係
学習・教育到達度目標 E2 機械工学技術者として実践の場面で倫理的価値判断ができる。また,工学的問題の解決策が,文化や環境に与える影響を理解している。
JABEE a 地球的視点から多面的に物事を考える能力とその素養
JABEE b 技術が社会や自然に及ぼす影響や効果、及び技術者が社会に対して負っている責任
本校教育目標 ⑤ 技術者倫理
教育方法等
概要:
現代において、科学・技術と社会とは切っても切り離せないものになっている。この授業では、こうした科学・技術に焦点を当て、世界や日本における歴史や思想、あるいは現代の倫理的問題など様々な問題を多面的に扱うことにより、科学・技術と社会という視点の重要さの認識を深めることを目的とする。また、エンジニアとして様々な問題を科学・技術との関わりから理解し、問題解決に向けて主体的に考える能力を身につけることも目標とする。
授業の進め方・方法:
それぞれの授業内容について、パワー・ポイントを使って説明する。理解度の確認のため、復習の課題も実施したりする。
注意点:
あらかじめ資料が提示された場合には、授業前に読んでおくこと。また、継続的に授業内容の復習を行うこと。
授業計画
|
|
週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
科学・技術とは(1):授業へのイントロダクション |
(ア)科学・技術の歴史や、その思想的背景について理解し説明できる。
|
2週 |
科学・技術とは(2):「科」学の誕生と技術 |
(ア)科学・技術の歴史や、その思想的背景について理解し説明できる。
|
3週 |
「技術哲学」のはじまり |
(ア)科学・技術の歴史や、その思想的背景について理解し説明できる。
|
4週 |
科学と技術の融合(1):科学の利用と核兵器開発
|
(ア)科学・技術の歴史や、その思想的背景について理解し説明できる。
|
5週 |
科学と技術の融合(2):科学研究の変質 |
(ア)科学・技術の歴史や、その思想的背景について理解し説明できる。
|
6週 |
第2次世界大戦と技術哲学 |
(ア)科学・技術の歴史や、その思想的背景について理解し説明できる。
|
7週 |
日本社会と科学・技術(1) |
(イ)科学・技術に関する日本の現状について理解し説明できる。
|
8週 |
日本社会と科学・技術(2) |
(イ)科学・技術に関する日本の現状について理解し説明できる。
|
4thQ |
9週 |
科学・技術と社会:科学・技術の政策 |
(ウ)科学・技術が抱えている現代的な課題について理解し、説明することができる。
|
10週 |
科学・技術と社会:科学・技術の人材供給(1) |
(ウ)科学・技術が抱えている現代的な課題について理解し、説明することができる。
|
11週 |
科学・技術と社会:科学・技術の人材供給(2) |
(ウ)科学・技術が抱えている現代的な課題について理解し、説明することができる。
|
12週 |
科学・技術と倫理的責任(1) |
(エ)エンジニアの社会的責任について理解し、説明することができる。
|
13週 |
科学・技術と倫理的責任(2) |
(エ)エンジニアの社会的責任について理解し、説明することができる。
|
14週 |
現代社会における科学・技術に関する様々な問題 |
(ウ)科学・技術が抱えている現代的な課題について理解し、説明することができる。
|
15週 |
授業のまとめ |
(ウ)科学・技術が抱えている現代的な課題について考え、自分なりの意見を持つことができる。
|
16週 |
|
|
モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 定期試験 | 課題 | 合計 |
総合評価割合 | 50 | 50 | 100 |
基礎的能力 | 50 | 50 | 100 |